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「脳梗塞」入院から退院したからと言って、仕事の量をは減らしたぐらいで日常の生活はあんまり変わりません。
気遣い道徳少年の小6むすこは、食器を運んでくれたり気が付いた時はお手伝いをしてくれます。
小3の凸凹むすめは?全く気にしないで自分の頭の中で色々色々考えているようでお手伝いなんか全く頭にありません。
やってくれるとしても、自分で閃いたお菓子作りや、やってみたい事のみで、助かる時は助かりますが、体が不調ですと大抵邪魔で仕方が無いです。
ぼくも、調子が良い時はいつも通りにご機嫌に対応できますが、まだらに不自由な時があります。
こんな時は、少し横になりたいとも思うのですが、朝など他の家族は時間に追われていますのでそうはいかない。
そこで「お手伝いする!」なんてあの小さい体がちょこまかまとわりつくと邪魔に思ってしまいます。
常にご機嫌で居たいんですけどね。まだどうも自由が利かない時は何ともイライラしてしまいます。
算数計算ドリルの宿題
むすめの計算ドリルと丸付け
むすこ、むすめが遊びから帰って来た夕方、二人とも宿題を始めます。
むすこが小学校に上がった頃は、「宿題終わってから遊びにいきましょう」なんて、のび太ママみたいな事を言っていましたが、あれだけの量の宿題があったら先に宿題をやっていたら遊ぶ時間がなくなっちゃいます。だから今は思う存分遊んで来てから宿題をやるようにしています。
いい加減うるさく言わないようにしていたら、むすこむすめともによく考えてきてくれて、宿題の量によっては遊びを早く切り上げて帰ってきます。
えらい!
宿題が終わったら、いちおぼくがチェックします。
もちろん、算数ドリルの丸付けも余程調子が悪くない限りやっています。
この間、むすめが「おとうちゃん、算数宿題やるから終わったら丸付けして」
「おー、わかった。」
みると、桁の多い四則計算のドリルです。
20問ぐらいあって量が多い、小2の頃みたいに、イライラしないかな?と思いましたが、10分したかしないかぐらいに、
「終わった!」と言います。
「まじ?もう終わったの?早いじゃん」
「終わったよ、ホラ」
しかも、いつも通り音楽聴いたり、動画見ながらのながら勉強。
丸付けを始めました。
算数はパズル?
算数は好きだと言うむすめ。
— sorairo555 (@sorairo5551) June 14, 2022
パズル感覚でやっているので、計算も速い。
ただ、一瞬気が抜けて大好きなくまちゃんのことを考えるらしく、最後の問題あたりでポカがある。
わかってるみたいだから、うるさく言わないでいよう。 pic.twitter.com/H2wCW53e3X
丸付けが終わって、20問あるうちの1個だけ間違っていましたが、それは書き損じ。
「5」と書くところを「6」と書いてしまったぐらいで、計算メモみても計算自体間違っていない。
凸凹なんで、あまり問題が多いと一瞬気が抜けるんです。不注意特性。
「ここだけ、書き間違ってるけど、合ってるよ。スゲーじゃん、しかも早いね、最近」
「うん、、、、算数好きだもん、数字が長い(桁が多い)とおもしろいよね」と言う。
あ、この子にとって、算数はパズルと一緒で、小さい数字の応用で大きい数字にするとパズルのように感じるんだ。と思いました。
閃きを作業に結び付けて、自動化することができる。
そんなことが出来る子なんだと気づきました。
算数をパズルだと思うと楽しそうですよね。それはよかった。
むすこの算数克服:分数わり算編
むすこ、分数を見る事自体が苦手なのに、分数のわり算をがんばっています。
なんとか計算を自動化出来るようにやっています。
「わり算は、うしろの分数をひっくり返すんだよね。でかけ算。約分がなければ簡単だ!」
例えばこんな問題です
$$\frac{3}{7}\div\frac{5}{8}=\frac{3}{7}\times\frac{8}{5}=\frac{24}{35}$$
うんうん、考え方が分かってるからまぁいいや。
ここまで手順を覚えてくれて、がんばりました。
あとは、分数を正確に認識できるようになってれば。。。。。
必死でやっています。むすめと違ってあまり楽しそうじゃありませんが。。。。
この分数の計算メカニズムを理屈で考えないで、彼の場合自動化をすることがまずは先決だと思っています。
自動化した後にこの単純な計算が出来た上で疑問に思った事を考えれば良いとぼくは思っています。
ところが、突然こんな事を言い出しました。
むすこの分数わり算の疑問
「おとうちゃん、なんで分数のわり算は後ろをひっくり返してかけ算するの?」
いちお、知っている知識で計算をしてみせましたが、余計にごちゃごちゃひっくり返す訳を「教わった?」と聞くと、「習ってない」と言うので、今は理屈を今聞いてもゴチャゴチャになるから、それでも答えは一緒になるから取り敢えずそれは考えずにやってごらんと伝えました。
あと、もう一つ
「おとうちゃん、分数のわり算は桁が大きくなるとやり方変わるの?」
「え?いっしょんだよ。」
「じゃあ、同じように後ろをひっくり返してかけ算すればいいんだね。わかった。」
ぼくだって、そもそも分数を何でわざわざわり算しないといけないのか疑問ですし、解法として後ろをひっくり返してかけ算しろなんて言われても、モヤモヤがあります。
むすこの疑問は当然だと思います。
ぼくの当時の先生もひと言「分母を揃えるの肝だよ」と言ってくれるとちょっと違ったかもしれませんね。
まとめ
分数のわり算について疑問を持ってくれていると言う事は、少し分数がきちんと見えて来た証拠だと思っています。
森は見えるけど木は見えない、木は見ていても葉っぱは目に入らない。
解像度の悪い写真や、微細に描いていない絵を見てるような感じでしょう。
そんな神経的な特性がむすこにはあります。
算数ドリルも問題を沢山取り組む必要は無いと思います。
一個一個の分数をゆっくりでも良いので見れるようになったら良いなと思います。
点数は10点でも、20点でも良いです。
また、これまで学習の遅れ(知識不足)と言うのが響いていて、応用をしようにも疑問を持ってしまうところもあります。そこがむすめと違うところです。
計算も単純なものを発展させているだけだよと、気付いてもらえるようになるとシメたものになるかもしれません。
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