|
2022年5月31日火曜日
始めての入院の朝、5時に起きました。体が右半分動きづらい事と呂律が回らないこと以外には体調は全く問題がありません。
入院食も塩分控えめでありながら、おいしいと思いました。
ぼくが入院している病棟は、内科の病棟です。
ぼくの部屋は、6人部屋。でも、コロナの関係か?人員の関係か?4名がいます。
ナースステーションの真ん前、一番近いところ。しかも窓際。
ベストな場所です。
ナースステーションに一番近いということは、重病の人だと言う事。。。う~ん。
トイレにも車いすで、看護師が付き添いしないと行けない。
かと言って、右半身が不自由なので、車いすの操作なんかできない。
しかも、輸液を点滴をしているので、トイレが近い。
全く動けないし、意識が無いなら仕方ない。
幸いにも左半身も頭の中も普通です。それだけに、忙しい看護師を呼び出して「トイレ!」と言うのは気が引ける。それでも、「遠慮なく呼んでくださいね」と声かけてくれたのは本当にありがたかったです。
だから、遠慮なく・・・・
入院と言うのは不自由なものだと感じると同時に、リハビリで早期になんとかしてやる!とぼくの中で火がつくのであります。
入院2日目の検査
MRI
1日目の約束通りに、2回目のMRIを撮りました。
昨日は、発症から検査が早すぎて、CTにもMRIに脳梗塞が映らなかったと言うことからです。
今まで1度もMRIなんて受けた事ないのに、2日で2回も受けるなんて、
まぁ、緊急入院なので仕方がありません。
昨日より、右足が上がらなくなり、MRIベッドへ移るのがつらいことを感じました。
もちろん、車いすから立ち上がるのもいつも通りには行かないことにも気づきました。
エコー検査
MRIの次は、心臓と頸動脈のエコー検査をしました。
心臓と頸動脈で血管が詰まっていないか?と念のための検査です。
エコー検査は混んでますね。
外来の方がたくさん待っていました。
検査結果
後ほど先生がMRIとエコー検査の結果を伝えに来てくださいました。
結果MRIで脳梗塞の跡が写っていたそうです。
上記MRI画像で、真ん中に点が白くなっている部分が、血栓になっていて「脳梗塞」の状態だそうです。
場所は、脳幹の橋(きょう)の部分で、微妙に左にあります。
この周りの運動用の神経細胞に影響を及ぼしその細胞が死んでいるか機能していない状態なんだと。
ぼくの場合、左に脳梗塞があるので左の細胞。左が右の身体運動への影響があるので、右側が不自由になっているそうです。
しかし、コピーでもよくわかります。
そして、脳梗塞が収束してもこの痕跡と言うのは白から黒に変わって残るそうです。
従ってこの事から、今後人間ドッグ等でMRIを撮ると脳梗塞をやった人と言うのはわかるそうです。
うへー
しかし、こんなに急に症状悪化するんだから、人間ドッグ入っても気休めにしかならないな。
見つかってからじゃ、遅いもん。
それよりかは、日ごろの対策が必要ですな。
そんな事を痛い程感じながら、先生のご教示を聞いておりました。
MRIの画像。コピーだけじゃなくて、データ欲しいよね。
むすこ、むすめに見せたいもんです。
リハビリ始まり
落ち込んでいる暇もなく、リハビリの各セラピーさんが登場しました。
- 言語聴覚士(ST)
- 口舌まわり
- 作業療法士(OT)
- 手、腕等作業に関するもの。
- 理学療法士(PT)
- 足回り中心
こんな方が続々とごあいさつに見えました。
ST?ディスレクシアむすこでお馴染みです。無知で申し訳ないけど、病院のセラピーとしても活躍されるのですね。
ぼくが入院した病院は「急性期リハビリテーション」までのお手伝いをしてくれるそうです。
なんだかわからんけど、この病院出るまでは、何とか普通に歩けるようにしてやると、メラメラと燃えるものが出てまいりました。
取り合えず、右手で入院食のお椀が持てなくなったので、出来るだけ右で持てるようにがんばることと、全部お箸を使って食べてやろう(お粥もだよ)と、誓って実践をすることにしました。
がんばるよ。
つづく
コメント