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小6ディスレクシアむすこ。
好きな飲み物は「牛乳」。一番嫌いな学科は「国語」です。
もちろん今でもダントツトップの嫌いな学科。
漢字の宿題は自らやってます。中々エライです。
漢字テストの点数はどうでも良い訳ではないですが、間違ったところを自分で直す癖がついてきました。ぼくは、それで良いと思っています。
画を描くように漢字を書いているのは相変わらずで、細かいところまでうまく覚えていないと言うのがわかるものもあります。
漢字は部品を分解して覚える癖がかなりよかったのか、部品のイメージを積み上げて一つの漢字を構成させ完成しているようです。
覚えられなかった漢字だけ「くそ~」と言いながら、2,3回確認のために書いて覚えようとします。
覚え方はむすこに任せる事にしました。
ぼくが横であーだこーだ言うと余計な情報が重なって逆に覚えづらそうだからです。
むすこの小学校は、我が区の中でも平均的に成績は良い方だそうです。
それだけに、むすこのともだちもお勉強が出来る子が比較的多いです。
そのともだちに触発されながら、みんなに追いつこうとしているのが今のむすこの意識何だろうと思っています。
国語の授業
授業をよく聞いてるよ
「おとうちゃん、最近ね、授業をよく聞いてるよ。」
「お、エライね。」
「ノートは全部取ってない。先生の話を聞いて、大事なところを書いてるよ」
「先生もそんなこと言ってたよ。みんなそれぞれ理解の度合いが違うから、ノートには自分で一番大事な事を書いてくれればって。中学生になる練習をここですれば良いよ。」
「うん、あと発言もたくさんしてるよ。」
「あんたは、そう言うところが凄いんだよ。おとうちゃんもおかあちゃんも発言しろって言われても恥ずかしくって出来なかったよ。」
「そうなの??」
どこでどう言うことになったのか?誰の子なんだ?っていうぐらい発言を良くすると3年生ぐらいから言われるようになりました。
もちろん、過去に分からない事やむすこの弱点である読めない文章を音読しろと指されて泣いてしまったこともあったそうですが、自分の考えを発表する場面では詳しく自分で調べて堂々と発言することが見られると聞いています。
また、質問や感想も発言しているそうです。
と言う事は、そこそこ授業の話をよく聞いているということになるのかな?
対話を通した授業が気に入っているようです。
これで、自分の授業の受け方のスタイルを見つけたのかもしれません。変わって来るものです。
今年(6年生)の国語の教科書を見て
ぼくも、今年の6年生の国語の教科書を全部読んだわけではありませんが、ザーッと見てみた感想として、ぼくが小6だった昭和58年と全く違った本に思えるぐらい様変わりしています。
小学校でぼくと同じぐらいの歳の先生と言うと、むすこの前の担任と校長先生ぐらい?
この世代が、今のこどもに教えると言うのはかなり至難でしょう。
だって、当時の思想で植え付けられた学業の考え方の人が、世相も文化も取り巻く環境も違う現代の子に当時と同じような思想で教えるのはどうなのかな?と疑問を持ってしまいます。
相当、柔軟じゃないとね。
ちなみに、光村図書のウェブサイトで、過去の教科書の紹介がありました。
「教科書クロニクル」と言うそうです。
「昭和58年度版(昭和58年~昭和60年使用)6年 光村図書さんからのリンク」
「小学校国語 教材別資料一覧 6年(むすこたちが使っている今の教科書です)光村図書さんリンク」
このリンクの二つの掲載された題名を見ただけでも、ぼくより上の世代の方たちですと、上の昭和時代のものは何となく本の構成が想像が付くと思いますが、下の令和時代のむすこたちが実際に使っている教科書の構成は、手に取ってみないと中身が全く想像が出来ないと思います。
ただイスに座って背筋を伸ばして教科書を立てて、みんなで音読をする光景は、この6年生に限って言えば、珍しいものだと想像は付くと思います。
今は、PCタブレットを使って、プレゼンですな。
こんな時代、大学の共通テストとか将来どんな問題出すのかな?
まとめ
むすこの場合は、ジーッと席に座って話を聞いているのは、特性的に理解が出来ないのは目に見えてます。
そこで、自分で考えみんなと対話し議論しする授業は「経験から学ぶ」むすこにとって格好の授業スタイルなんだと思います。
何せ、圧倒的に読書量が少ないむすこは、語彙力が不足し、知識も薄いことでしょう。
それでも、無い知恵以上に、裏を取るような考えを頭から搾り取ってがんばっているのが、先生にも見て取ってくれているそんな感じのようです。
すごい疲れると思いますけどね。
模範解答並みの百点は取れなくても、自分の考えを発表出来ると言うのは素晴らしい事だと思います。
自信を取り戻す方法を自分で考えているようで、頼もしいとぼくは考えています。
がんばってね。応援するよ。
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