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小6むすこの新しい担任との面談

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小6ディスレクシアむすこの新しい男性担任と面談をしてきました。

まだ、教員になられて確か。。3年目なのでかなりお若い(去年25歳と言ってた)。

去年5年生の時に同じ5年生の隣のクラスで、田植えの課外授業のお手伝いで少しお話ししたぐらい。

真面目なんだけどかなり合理的な考えを持っている印象。

去年のむすこの担任は、副校長の次の地位の先生(ぼくと同じ世代)でしたが、去年の担任比べて世代の違いを感じる先生なんだろなと思っていました。

実際、去年の担任は「みんな担任それぞれ考え方も違うし、育った環境も違うので、持っているものを活かして学年を盛り上げていきたい」とおっしゃっていたので、それぞれの持ち味を共有しつつ、自主的に、クラスをお任せしていると言うそんな学年運営のようです。

その5年生時の去年のむすこの担任と、若い若い男性教員が持ち上がりで6年生の担任になっていただき、むすこの担任にはその若い若い男性教員がなっていただきました。

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新しい担任のむすこの評価

走るこども

面談では、まず最初にむすこの評価をしゃべりたくてうずうずしていたようで、

「まず、最初に私の方から良いですか!」と切り出されてしまいました。

そんな事を先に言われると、「何か問題でも。。。?」と頭によぎってしまいましたが、取り敢えず先生のお話をお聞きしました。

小学校ではじめて褒められたよ(学習はのぞく)

まず、この1か月むすこを見てきてくれての印象ですが、

  1. ひたむきで、明るさがある。
  2. 誰とでも、人付き合いが上手
  3. 一生懸命過ごしている。

1と3は被るところがありますが、とにかく明るくて、一生懸命なところは評価をしていただいていて、うらやましいぐらいだそうです。

更に、「これから生きていく必要なことを、この3つで既に持っている」とのことです。

う~ん。。。。人物像としては、出来すぎ。出木杉。。。。

そこまで言われてしまうと、逆にいじるところが何もないじゃないか!

ぼくのような無気力で投げやりな親が出る幕は無いのであります。

そんな親が何かを言ってしまうと、毒親風が吹いて逆に影響悪がありそうで、教育上良く無さそう。。。。

しかし、どっからどうそんな子に育ってしまったのでしょうか?

首を傾げてしまいます。

そして、先生の所見としての最後に、

「すごく明るく、あいさつをみんなにしっかり出来ていて、素晴らしいですよ。」とおっしゃる。

あ~、なんだかめまいがしてきました。

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LD・ディスレクシアについて

さて、めまいがしてきたところで本題に入ります。

その前に先生が、、、、

「実はぼく今はこうやって普通学級の担任していますが、特支の事にも興味と言うか携わろうと思っていたので、特支教諭免許も持ってるんですよ。今まで発達やLDの子に直接向き合った事が無いですが、むすこさんのLDについても勉強してきたつもりで、これから実践としてやっていきたいんですよ。」といきなり切り出しました。

「え~え~!!それは是非是非、色んなタイプがいると思いますが、お勉強道具として!!」

もう、むすこを差し出すので、どうにでもしてやってくれと思ってしまいました。

状況の説明

取り敢えず、むすこのこれまで見て来た特性と状況を親の立場から説明をwiscの結果を見せながら説明をしました。

  • 書きより読みが苦手
  • 森を見て木が見れない、木を見て葉っぱが見られない。そんなモノの見方する特性。
  • かと言って全体像から見ていかないと、理解ができない。
  • 頭の中の積みあがった辞書DBが規格化(正規化)が出来ていないものが多い
  • チクチクするものを見るのが苦手(感覚過敏的なものか?)
  • 学習が大体2年ぐらい遅れている
  • 経験から覚える
  • 教科書だけでなくNHK for school等の動画も見せて理解させて欲しい
  • 境界知能

そんな事をずらずら言うと、「あ、何となく普段の行動の裏付けのようでわかってきました」と学習に関しては思い当たるところがあったようで、これまでむすこの様子を観察してきてよかったなと思いました。

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中学生に向けての就学相談について

小中学生の特別支援として3つの特別支援の形態を募集すると区の方で発表がありました。

  1. 特別支援学校(都立)
  2. 特別支援学級(区立)
  3. 特別支援教室(区立)

このうちむすこは対象となるのは3の「特別支援教室」だと考えています。
区内全ての中学校に設置されていて「知的な遅れがそれほどなくて、学習の一部に遅れが見られるもの等」。例としては、緘黙症や書字障害や発達障害等がこれにあたります。

これを聞いて先生。。。

「それは、ご家庭の自由ですけど。個人的な意見と言わせていただくと、ともだちから引き離していまうことになりますので、さっき申し上げたむすこさんの自信や自己肯定感を喪失してしまう恐れがあると思いますが。。。どうなんでしょうね。」

ぼくらは「特別支援教室」は普通教室に属しながら、「特別支援教室」の授業がある時に向かう形態のものと勝手に思っていたのですが、、、先生は完全に別の教室に属してこれまでのともだちとの交流が無くなるようなことをおっしゃってます?

細かいシステムを知らないだけ?

区のウェブには「特別支援教室」の形態の詳細と言うものがありませんでしたので、それがどういう形態のものか確定させる資料はありません。

そこで、先生が

「わかりました!ぼくの方でも知っておきたいので調べておきますので、連絡いたします!!」

おー、ぼくが教育委員会に電話一本すれば済むことですが、それなら確実です。

「それなら助かります。よろしくお願いいたします」

まだ、相談申込まで、時間があるのでお任せすることにしました。

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こんどの先生のむすこやみんなへの学習の考え方

自主性に任せる

例えば板書が辛いと言う子もいます。

「板書を丁寧に全部ノートに取れと言う先生もいるのですが、ぼくはそうは思っていないんです。児童それぞれ理解できるところ、理解出来ないところって言うのは違くて、何でもかんでも板書を取るのは効率的でないと思います。」と先生。

「むすこは、ノートを取るのが辛いとはいいません。いや、それを当たり前と植え付けられ、まじめな性格で言えなかったのかもしれません。
ノートを取る事に一生懸命で、大事な事を聞きそびれ授業を聞くことが出来ない事は間違いなくあります。」ぼくが申し上げました。

「そうですよね、これからは全部板書を丸写しするよりも、自分で分かるように、自分の考えでノートに写すようにする訓練をこの1年でしていくのはどうでしょう。
ノート何か全部取ったって振り返らなければ意味ないですし。」

すごく理想的、効率的、合理的な考えだと思います。おとなのメモ取りと同じような方法です。

果たして、そんな芸当が「あの」むすこに出来るでしょうか???

そして、教科書に出ていた「帰り道」の感想文を書いたのでむすこのものを見せていただました。

「〇〇(むすこ)くん、ここまで自分の考えを書いてくれるんですよ。きちんと授業も聞いている証拠です。」と先生。

確かにそうだ。物語に沿った文をずらずら書いているのではなく、自分の経験を基づいて自分の考えをマスに足りないぐらい書いている!

ひょっとしてひょっとして、先生が「自分に分かるようにノートに書く」と言うのは先生なりの根拠があって言ってるのかもしれません。

集団授業

「そもそも、集団で授業してみんなそれぞれ揃える必要ないとぼくは思っているんですよ」と先生。

「えっ?」

今まで学校の先生からそんな話を聞いたのは初めてでびっくりしました。

そうは思っていても、やはり「集団生活ですから」と言われるのがほとんどでしたし、去年のむすめの担任なんかは「わたしの方針にみんな一斉に従え」的な人でみんな大変でした。

更に、

「宿題だって、出しますけど1日に一回提出してくれればいいし、勝手に一気にどこまで進めてもらってもいいんですよ。実際、〇〇くんはどんどん出来るところまでやっているようですよね。
こんな事に細かい指示をしてハードルを上げるようなことはしたくないです。

それよりも、自分の考えを持ってきちんと主張できるようにしてくれる方がずっとこれからは大事だと考えております。

〇〇くんは、発言もたくさんしてくれるし、この調子でがんばって欲しいです。」

と言われ話を終わりました。

なんだか、こんなむすこがベタ褒めされるなんて慣れていないので、今回の面談はとても気持ちよく終わらせてもらいました。

まとめ

今回の担任の先生が吉と出るかは、むすこ次第ですね。

しかし、4月からのむすこを見ていると、これまで自信を持ってきたことに輪をかけて色々なことが出来て来たように感じます。

しかも、背も伸びてきた??(それは関係無い)

いやいや、背が伸びたのも、気持ちが伸び伸び自主なものに任されてきたことが体に作用されてきたのかもしれません。

困った時はおとうちゃんが助けてあげよう。

困ったことを親が見つけるのではなく、こどもから自主的に言って来るそんな雰囲気の家庭を保って行こうと思います。

さっきも「早退」って何て読むの?意味は?なんて聞いて来たっけ。

恥ずかしがらずに聞いて来てください。

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