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むすこ、久しぶりに算数の問題に涙目。。。。

計算ドリル
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学習面への心配や苦労と言うのは、ディスレクシアである小5むすこの方が格段に大変です、それは全ての問題ではなく、不思議と急にできるくるものもあります。
しかしながら、問題文が読めず何も頭の中に入って来ないで基本問題すら自滅していくのがむすこでもあります。

それだけ、まだら模様のむすこの頭の中をどう様子を見ながら「学習を教える」ことをしていくか彼の頭脳の奥を伺いながら教えると言う、そのさじ加減が微妙なものであります。

もうすぐ、当時信じて疑わなかった百マス計算で悲鳴を上げてしまってから2年が経ちます。ぼくはその日を学習障害疑惑初期の日(且つ無意味な反復練習むすこには撲滅の日)としています。

学校のともだちはむすこの症状は認知していませんが、関わっていただいている先生には格別の配慮をいただき、何とか学校には楽しく通っていて、テストの点数も今までの倍ぐらいの点数を取ることが多くなって本人に自信が徐々についてくることができて本当に感謝なのであります。

むすこが学校関係者を味方に付けているのは、ぼくや妻の努力なんてちっぽけで、本人の資質やキャラクターであるのは言うまでもありません。

そう言った意味で言うと、将来的にも勉強が多少出来なくても、こんな感じで周りの人間を巻き込んで生きていけるのではないかな?と多少楽観してしまうのであります。

かと言っても、これから「勉強なんかどうでもいいよ」と突き放してしまうと、親としてこどもの将来の選択を狭めかねないのでそんな無責任なことはできません。

義務教育と言う最低限のものは出来るだけ理解してもらって、それから本人の選択も加味しながら今後も独り立ちするまで教育をしていこうと思っています。

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算数ドリル全く読めなかった問題

先日、むすこが宿題を始めていました。手が止まっていたので声をかけました。

その問題はこれです。

久々に泣きが入ったドリル問題
ステップ1
分数は少数や整数で、少数は整数を分数で表しましょう。(整数は1を分母とする分数になおしましょう)

この文章には読点を境に2つの問題が含まれています。最後にかっこ書きもあります。

しかも、〇数、〇数、〇数(分数、少数、整数)と同じような文字で記述があるのはむすこにはかなり苦労します。

多分、脳みそが拒否してるんじゃないかな?

国語の問題と言い放ってしまうのは簡単ですが、むしろ彼には視覚的な問題です。

問題が理解できていないので、このドリル1ページの「くそ」簡単な問題に拒否反応を感じ涙目になってしまいました。

もう脳みそがパニックです。

文章の意味、問題の理解、ひとつも出来ない自分に悔しさと絶望で頭が一杯になっています。

だって、数が並んでいるだけの問題なのに、何していいか分からないんですから。

本当に可哀そうです。

このドリルのメーカーや教育関係に言いたいのですが、ひとつの文章に2つ問題を書くんじゃなくて分けられるんだから、せめて、右と左で違う問題として出題して欲しいです。

  1. 分数を少数にしましょう。
  2. 分数を整数にしましょう。
  3. 少数を分数にしましょう。
  4. 整数を分数にしましょう。(分母は1になります)

これで良いんじゃないかな?

書面のレイアウトの問題だけでしょ。ぼくならこうします。

習ったばっかりなんだから、それぐらい配慮しても良いと思います。

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よし、おしえてやるぞ

一度パニックになると、元に戻すのに時間がかかるのですが、

むすこが「やる!」と涙目になりながらいいましたので、様子を見ながら一緒にやることにしました。

現代版の石板(電子メモパッド)を使って一個づつ説明をしました。

まずは、

「この問題は2つどころか4つの問題が一つの文章になってるね」から始めました。

「ほれ、こことこことここ。。。。塾の問題じゃねーんだから、もっとわかりやすく書けよな」
(普通であればそれ程混乱する問題文では無いのですが。。。)

そう言うと、目の色が変わってきたむすこ。わからなかったことが分かってきた様子。

「だから混乱しちゃったんだよ。」とみたいなことを言いながら教えていきました。

しかし、ここで合点がいっても、授業でも理解してこなかったのだから全部最初から教え直しです。

少しは学校で教えてもらったことを、ぼくが教えることで思い出さればと、ちょっと本気でやることにしました。

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百聞は一見に如かず

学校での集団学習が合う場合もあるのですが、むすこには分からなくなった場合の問題は集団学習は合わないようです。

そんな時は、むすこが一番見やすいと言う電子メモパッドを使って、一文字一文字余計なものを隠しながら、1問、1問、面と向かって分数、少数、整数と体感型でぼくがしゃべりながら個別指導です。

「百聞は一見に如かず」です。

机に向かっている勉強なんかやったって、さっぱり見えないむすこですので、わからない事は面と向かってやるのが一番です。

そうやってむすこが「ぼくがやってみる」と言う日が来るまで体感学習を何度か続けるのです。

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まとめ

習いたての問題について、ことばを拒否してしまっている場合は、こちらから個別で教えていくしかありません。

それを何度かやっていくと、問題文に何が書いてあるかわかってきます。

一遍通りなぞって教えられても、そのペースに視線がついていけない場合はもうそこで終わってしまいます。

むすこに関わりながら、分からない事をひとつひとつ体感させて何が書いてあるか分かるように積み上げていくといつかわかってくれる、それの繰り返しです。

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