小5ディスレクシアむすこがうれしそうに言う。
「12月にバスでチョコレート工場に行くんだ~。県をたくさん跨いで群馬まで行く!」
「社会科見学か?」
「そうそう」
「いけるんだ、よかったね。」
「先生が言ってた!絶対行くって。」
調べてみると、群馬にはチョコレート工場がいくつかある。
どこに行くのか知りませんが、みんなと行くのがとてもうれしいようです。
「だって、すごいよ。埼玉通って、栃木もちょっと通るかもしれない。それで群馬!」
お、いいぞいいぞ、お手製の地図で指を指しながら教えてくれる。
地理についても少しづつ感覚が掴めてきたかな?
泊まりでいく課外学習も中止。運動会もどうなるか分からない。
もうむすこにとって好きな事ばかりが中止になっていく今日この頃、この「チョコレート工場」が学校に行く唯一の楽しみのようです。
「今、タイムリープして、チョコレート工場行く日にならないかな?」と言うぐらいです。
これは絶対中止延期はあり得ないですな。
その埋め合わせはうちでしないといけません。
遠足での注意点
ピーナッツアレルギー
「ピーナッツチョコ出るのかな?」と言うと、
「あるある、チョコボール」
「それは何かと取り替えてもらうか、家に持って帰ってきてね。」
「大丈夫、ぼくはニオイでピーナッツがわかるもん。」
さすがです。
匂いの感覚過敏は悪いことばかりではありません。
こんなところで役に立つこともあるのですね。
それより、パッケージ見なさいな。
あ、、、パッケージ見づらいか。。。。。
「落花生」と言う言葉の確認も必要です。
車酔い
最近、むすこ・むすめの車酔い気質について分かってきたのですが、、、、
うちのこどもらは「見通し」と言うものを立てるのが今の成長の段階では絶望的に難しい。
明日のランドセルの準備すらしません。
その傾向は特に何かに熱中したり、興味のあることだけしか見ていない傾向の強いむすめに顕著。
床に足が付いていないとか、ぐらぐらとシートで頭が揺れるというのもあると思いますが、車等の乗り物に乗った時に感じる「今後の見通し」が分からないと言う不安を解消してやらないといけない。
「これからどこに行く」
「どれぐらい時間がかかる」
「あとどれだけ乗り物に乗っていないといけないか?」
こんなものが分からないと不安な気持ちが増幅して気持ち悪くなって「吐く」「吐く」「吐く」
ぼくだって、むすこ、むすめの症状を見て、学習障害、発達障害と言う、わけのわからん障害なのかどうか?本当にそうなのか?不安で仕方ないから調べたわけで、研究所や医師に診断をもらう。学校で協力をお願いすると言う事を繰り返している。
先日、AbemaTVに出演した時に「むすこさんが学習障害と分かってどういう気持ちになりましたか?」と聞かれた時、率直に「原因が分かってホッとしました」と言うようなことを申し上げました。
そんな気持ちと一緒なんでしょう。
先の見通しが立たないと、不安になるのはこどもも一緒だと思う。
それが、気持ち悪くなったり、嘔吐と言う、体調に変化が出てしまう原因なのでしょう。
うちのむすこ・むすめは、電車に乗ると必ず「あと何駅乗る?」「あと何分で着く?」と地下鉄だろうが、新幹線だろうが口を揃えて聞いてくる。しかも5分置きぐらいに。。。
そう何度も聞かれてはお父さんは「うるせーな」と思ってはいけない。
こどもは不安なのです。
「これから〇〇に行くから、この電車で〇〇まで行くよ」と伝えて乗車する。都バスや西武バスだって一緒。
わからなければ「大分きたねー」「もう少しで着くね」で良いと思う。
とにかくこどもを安心させることが大事なのだ。とぼくはそう思う。
むすこには、社会科見学の移動の時は大騒ぎで不安になる前に着いてしまうのかと思いますが、スケジュールの見通しが分からなくなって不安になったら、先生や賢い女子に聞けばとアドバイスしておこうと思います。
でも、念のためエチケット袋は大量に持たせてあげようと思います。
あと、秘密兵器の車酔い止めのバンドね。(効いているかはわかりません)
嘔吐で汚れたシートの洗浄は重曹が一番!
まとめ
むすこが、2年振りの社会科見学に行けそうと言う話を記述しました。
うちの場合、「先生の言う事聞けよ!」とか「あんまりふざけ過ぎるなよ!」とか言うより、アレルギーや車酔いの事で皆さんのご迷惑にならないかと言う心配が先に立ちます。
こういう課外授業と言うのは、体験・経験学習なので頭に入りやすい特性を持っているので是非この機会を逃す事なく元気に行って帰ってきてもらいたいと思います。
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