来るかもしれない、来ないかもしれない。それでも備えないといけない休校時のために、むすこむすめの小学校の先生たちは、9月からChromebookを利用してのオンライン学習の為の練習をテスト導入していただいています。但し教室でです。
2年生のむすめには、「Google Classroom」+「Jamboard」を使った課題提出等。
5年生のむすこには、これに加えて「ドリルパーク」を使ってのテスト運用。
これがみんなマスターできればすぐにでもオンライン授業に入れそうなレベルに仕上げたいそうです。
「 Jamboard 」とは電子黒板を共同利用できるツールです。データはクラウドに保存され、ブラウザベースなので、ChromebookだけでなくiPadやWindowsでも利用可能です。職場へ異機種を持ち込んだ方々でもグループワークやミーティングが可能です。for educationを利用している児童らにはまずは連絡帳なんかに使うと良いと思います。
授業もこれでやってくれれば、ノートに写すのも無くなるね。聞くことに集中できるよ。
2年生むすめのChromebookを使った宿題提出を見てて
むすめのわざ
まずむすめのChromebookでのを使った宿題の取り組みをみていました。
「何、提出するの? ドリルパーク?」
「ちがうよ、プリントだよ」
「え?まじ」
みてみると、無料学習プリント「ぷりんときっず」の教材1枚が「Jamboard」にアップロードされていました。
印刷するとA41枚のページに24問みっちり出題されています。これの答えをタッチペンで手書きで書いて見ようとあります。
配布されているChromebookの画面サイズは11.6inch。
おいおい、この小さい画面でこのプリントのスペースに書きこめなんて結構厳しい。
画面を拡大表示しても、なんかうまくいかない。
しかもタッチペンのペン先太いし。。。。。
どうすんの?これ、できる?
ところがむすめシレッとこう言いました。
「答えはタイピングするから大丈夫だよ。」
「タッチペン使わなくて良いの?」
「うん」
そう言って、自分で計算してメモ帳に答えをソフトウェアキーボードを器用に使って入力して、それをコピペしてプリントに貼り付け始めました。しかも、文字の拡大縮小も自由自在です。
「すげー、タッチペンよりきれいじゃん。それって自分でやり方見つけたの?」
「うん、そうだよ。それと前に座ってる子が手が荒れて手書きが出来ないって言うから、前の子にも教えてあげたんだよ。」
「やさしいね」
そうなるとこのような作業は、むすめは大得意です。
紙でそのままプリントをやるより、集中力が高まり何の文句も言わずに、しかも楽しそうにあっと言う間に仕上げました。
やるな。
今のところこどもの反応を見るためのテスト的な課題提出のようですが、画面にタッチペンで書いても文字は太くなるし、2年生じゃそれほど上手に書けないし、手書きタッチペンや指での記入を真に受けてやっていると難しくて多分それぞれのご家庭では大騒ぎだったと思います。
大丈夫だったかな?
素直に「ドリルパーク」で課題提出すればいいのにな。何の意図があって「プリントキッズ」の教材を採用したかは知りません。
むすめがこのプリントを終わらせたら、自分で即提出ボタンを押して提出してしまいましていました。大変見やすい状態のものを提出ができました。
さすが、デジタルネイティブキッズです。
早い段階でiPadを渡しといてよかったです。
まとめ
むすこ・むすめの小学校は、完全に全員登校しろと言う訳ではありませんが、「授業を受けるなら学校に来なさい」と言うスタンスで2学期が始まりました。
そんな小学校の現場では、2学期になって大慌てでICT授業に向けての準備が加速しはじめたような雰囲気です。
んで、家での課題をどのような形で取り組ませるのか?
学校側からは、完全オンラインの「ドリルパーク」等が良いのか?それだけでは不安だから、一般的なドリル課題もやらせてみることがむすめの課題の取り組みを見てそう感じました。
一般的なドリルであれば、既に配っているもので十分かと思いますが、そこはオンラインでやるにはどうなるのか?試行錯誤しているのでしょう。
それに対する対応を自分なりに方法を見つけて、こなしているむすめに関心してしまいました。
今の子はそれぞれ、先生の考えを超えた答えの出し方を普通に出来てしまうのでしょうね。
新しいテクノロジーとともにこども世代の常識が出来上がってきているのです。
これに、旧態依然の凝り固まった目上の人が制限をかける理由なんかどこにも無いと思います。
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