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むすめの夏休みの宿題とそれを見たぼくの感想。

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小2むすめが最後まで残してしまった夏休みの宿題は、「生き物(昆虫・動物・植物問わず)と出かけたところのテーマの絵日記」×2日分、当たり前ですが毎日書かないといけない「1行日記」。

これ、経験したことや見た事象を書いていくだけですので、一見楽勝だと思いますが、うちのむすめはこう言う決まったフォーマットやテーマを強制されるのがなぜか一番苦手。

なかなか、取り掛かることができませんでした。

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自由研究は、夏休み初日にほぼ仕上げる。

「自由」と言うのは便利なもので、むすめの場合は本当に「自由」を真に受けて取り組めます。

そのせいか、頭の中では夏休みが始まる前から構想を固めてあって、夏休みが始まった瞬間から「自由研究」に取り組みが始まり、1日で作り上げました。

「工作」と「裁縫」です。

出来栄えは、小2で初めて一人で誰からも何も言われず取り組んだので大変稚拙なものですが、稚拙ながらいつも通り可愛い作品ですが「これを作ったぞ!」と凄みが伝わるような作品で、ぼくも1点だけ改善点を伝えただけで何も言えないものでありました。

むすめは、本当に好きなことを始めると口を挟むどころか、感想さえ言う事も憚られるような雰囲気を持つ子なんであります。

自分ではこれで大変満足しているので良しとします。

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ドリル等はやっつけ仕事

ドリルは、嫌がりながらもブツブツ言いながらやっつけで仕上げてました。

「分かってるのに、なんで何回もやらせるんだよ!!」

やらないと、あの嫌いな先生に怒られると思って嫌々やりました。

2冊もありました。ぼくが見ても1冊の問題量多すぎ。かわいそうになります。

それでも、自分で全部済ませていました。

そこがむすことの大きな違いです。

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問題1:毎日1行日記

むすめの1行日記。嫌々やってるのがにじみ出ています。いちお耐えながらもやりました。

これは、むすめには難敵です。

夏休みの出来事をいちいち毎日1行書くのですが、以下のような指示があります。

  1. 1日の予定を決める
  2. 毎日やることを決める
  3. 日付と曜日、天気を書く
  4. 出来事と思った事を書く
  5. 出来た日は〇に色を塗る

上記事項を小2の子に毎日書かせるフォーマットがある訳です。

出来る子は出来ると思います。

しかし見て思うのは、会社の業務ログのようなものです。

この1行日記を見て思ったのは、やはり義務教育と言うのは、今日まで歩んできた「工業化社会」の成功体験に即した定型人間を作り上げようとするのが教育なのかと思うと、背筋が寒くなる思いがします。

ぼくの小中時代の70年代初頭~80年代初頭の頃はまだまだこのような教材が配られても違和感なく取り組んだことでしょう。

しかし、現在我が国が人口が減少傾向で、ICTやAIを伸ばして効率化しないといけないと誰もが分かっているのに、それが出来ない、中々本格的に取り組めないのは、こういうところから分かるような気がします。そうすると困る人が牛耳っているからですね。

これをきちんと毎日書ける子は未だに学校ではいわゆる優等生と言う事になると思うのですが、ぼくは今後の社会の在り方を思い浮かべると定型の書類を処理するような子ばかりでどうなんだろと、手放しで褒められたもんじゃないなと思うのであります。

1学級35人として、みんながみんなある会社の工場長を目指す訳ではないのです。

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問題2:テーマのある絵日記

1行日記に加え、絵日記の宿題もあります。

むすこが1・2年の時は、特にテーマがなく「楽しかった思い出」とかそんなんでよかったので、海に行った事とかを書いたような記憶があります。

むすめの時は「生き物」関係と、「出かけたところ」と何故かテーマが決められて2日分書いていました。

先生が書くのが大変だから親心としてテーマを決めてくれたのでしょう。

しかし、そもそも「出かけたところ」なんて、このコロナ渦でありえないとも思ってしまいます。うちの場合、行きたかった科博やプラネタリウムに強行で行ってきましたので体験としてはよかったです。

しかし、このように日記の「テーマ」を決められてしまうと急にやる気を無くすむすめ。

夏休みだし絵日記なんだから、家でゴロゴロしている絵でも良いじゃんと思います。

でも、いちおぼくが「植物のことと、星空のこと書こうよ」と言うときれいにお花とこぐま座の絵をきれいに絵日記に描いていました。

まとめ

学校で禁止されている「Scratch」で自由にプログラミング作成

むすめが宿題を取り組む姿を見てなんで上記のようなことを記述したかと言いますと、

宿題をやり出す時に必ず、

「こう言う決められたことをやると、何か書いていいか分からなくなるんだよ~」と言うのです。

読書感想文すいすいシートもそうでした。

ドリルとか決まり切ったことを処理することは大丈夫ですが、夏休みと言う自由な時間に決まったテーマで制作物をやらされると困るようです。

先生も、自分で決めたテーマで作ってきたものを見た方が面白いだろうに。

それが出来ない先生なんだろうなぁ

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