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小5ディスレクシアむすこのクラスでは週末に日記を書くための用紙を1枚渡されて帰ってきます。
いちお、先生にテーマを決めてもらっているのですが、書けない人は何でも週末のことでもいいよということで、基本自由です。
ちなみに、むすこは先生のテーマに沿って書いたことは一度もありません。
先週分がこの間、戻って来て見せてもらいました。
テーマは「フットサル大会」のことです。
自分で3点入れて、2位は悔しかったけど、またそのメンバーでやりたいとかなんとかそんなことを記述していました。
でも、文章の書き方で、相変わらず気になったところあったのでそろそろルールとしてきちんと教えないといけないと思い少し整理してみることにしました。
ひらがなで記述するべきところをカタカナで書いてしまう癖がある
この文章左側列の「そのメンバート」の「と」がカタカナの「ト」になって先生からの指摘を受けています。
指摘していただくのは良いですが、「ひらがな」と「カタカナ」の使い分けって学校で習うんでしたっけ?
あまりにも基本過ぎて、自分の時のことも、むすこ・むすめの時のことも覚えていません。
ひと言聞いたっけな?
むすこは本来、カタカナは苦手でした。
3年生になっても忘れているものが多く、3年生の終わり頃にタブレット学習のすららを使って覚えさせることに成功しました。
しかしながら、その苦手だった当時も文章を書かせると、出てこなくていいところでカタカナが散見されることがありました。
カタカナ単体はしっかり覚えている今は、書かなくて良い場面でのカタカナを書く頻度は減っていますので分かっていない訳ではないと思いますが、
まだまだみられることはあって、完全に使い分けが出来ていないように思われます。
特に、自分の考えを記述する、作文や日記等に多く、
自分の頭の中にあるものを忘れる前に記述する等、急いで記述する時に見られるようです。
せっかく内容的には面白いものを書いているのに、このカタカナとひらがなの使い分けを無理やり教えてそれにとらわれ過ぎて文章が考えられなくなってしまうか?少し心配ですが、いちお教えておこうと思います。
カタカナのルール
もちろん、漢字かひらがなか?カタカナか?あやふやなことばもあります。
例えば「車」・・・「くるま」「クルマ」どれも使います。
(ひらがなだと何だか幼児絵本向けのイメージがあります。)
こんなものをイチイチ拾えませんので、以下の3ルールだけにしようと思います。
外来語・和製英語
むすこには「外来語」と「和製英語」と言ってもわからないと思うのでそこから教えないといけませんが、これは基本ですね。
擬音語・擬声語
「ピカピカ」とか「ゴロゴロ」、「キーッ」、「ドカーン」等々
おしゃれにひらがなで書かれることもありますが、基本はカタカナで行けと。
敢えて強調したいことば
文章を書く時に自分で協調したいことばがあれば「カタカナ」で書くのも手だと。
ただ、これはちょっと早いかな?
こんなこと言うと、全部カタカナで書くことがありそうで怖いです。
カタカナは9世紀頃に海外から入手した漢文を読む為に借字として使い出したのが最初と言われています。ひらがなより歴史は古いと聞いています。
但し、現代の日本語文の暗黙のルールがあると言う事をむすこにも知ってもらいたい、そんな気持ちで教えていこうと思います。
他人に提出する文章として
この毎週の日記の宿題を先生は、自分で文章を考えて書く練習を今のうちからできるようにという思いから宿題として出しているそうです。
むすこには、ディスレクシアな事情から無理にたくさん書かなくても良いと言う事と、ほんの一行でも自由に書いてくれれば構わないからと言うことをご了解いただいています。
でも実は、書く事を除いて、文章を考えるのは比較的好きな方のむすこです。
「自由に書いていいらしいぜ」と言ってありますので、テーマ無視ですが、A4用紙半分ぐらいは埋めてしまいます。
せっかく、文章を自由に好きに書いて読んでくれる先生がいるので、その敬意として読みやすい文字使いができるようになって成長を見てもらいたいとそんな思いでいるわけです。
なんだかんだ言って、ICTでの文書提出はまだまだ先になりそうです。
手書きでどれだけ文章作りに慣れて、ICTへの準備ができるか?
各方面の方と協力しながら他人が読みやすい文章作りができるようにしたいものです。
まとめ
今回は、カタカナの使い分け方について記述してみました。
ルールとしては、
- 外来語・和製英語
- 擬音語・擬声語
- 敢えて強調したいことば
まずは、こんなものに「カタカナ」を使いましょうと教える。
それと、どっちかわからないことば。
例えば
車・くるま・クルマ
漫画・まんが・マンガ
などなど、こんなものはその時考えるようにする。
むすこの場合、無意識のうちに「ササッ」と処理してしまうことが多いので、、、、、
しかしながら、この問題もだいぶ治ってきましたので、自分の意識次第なんでしょうね。
ICTが本格的活用され、wordファイル作成する場合は校正ツールもありますので、その場合に「何でアラート出るんだ?」と間違いを認めないようなことをしないようにしたいものです。
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