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「ゴールデンウィークは、なんでこんなにやすみがあるの?」と聞かれて「憲法記念日」と「こどもの日」は説明がつけて、むすこ、むすめも何となく納得してくれるのですが、「みどりの日」って言うのは祝日としては、ありがたいけど説明がつかない。
元「天皇誕生日」現「昭和の日」から移って来て、それまでの「国民の休日」と言う名称をこの「みどりの日」にしたと言うのを何となく覚えています。
そんな事をこどもに説明しても分かってくれるとは思いませんが、とにかく一通りの事は言っておきました。
さて、確か昭和時代は5月4日って普通に平日扱いだったようなことが記憶の彼方にあります。おとうさんたちは飛び石連休でめんどくさいのでお休みしていましたが、学生だったぼくらは普通に学校に行っていました。
だから、世間ではGWなんて言うけど「どこが?」と言う感覚は学生時代にはありました。
そんなGWを実感したのは平成元年に会社に入ってからです。ぼくが最初に入社した会社は組合が強かったのでしっかりメーデー(5月1日)がお休みで、飛び石連休なんてめんどくさいことしないで5月1日~5日までお休みでした。更に翌年なんて4月30日もお休みにしちゃったからかなり長いGWお休みになりました。
しかし、もう30年前の話なので、そんな長い休みに何をしていたかは全く覚えていません。
ちょっと後に海外旅行に行きました。バカ高かったことを覚えています。
みんな同じ時期に休みを取るのはそれなりに周りに気を遣わずに休めるので良いもんだなと言うのはあります、でも、もうそんなことは出来るだけやめて分散的に休みが取れればいいのになあと思うのですが、どうなんですかね。
どこ行っても、人が一杯だし、宿泊代も飛行機代も高いし。
今のぼくは、自由業なんである一定の仕事が切れればお休みみたいなもんですが、切れなければ休み無しになります。
前置きが長くなってすみません。
漢字の書き取り
むすこ、間違えながらもがんばる
漢字って覚えていないと書けません。
その覚える方法はこれまでの時代は、誰でも統一で反復練習をさせる教育でした。
でも、むすこには反復練習は無理。
漢字を書くマスをみるだけで、泡を吹きそうだったこともありました。
ところが、最近変わってきました。
担任の先生にも、「あまり書かせることは避けて欲しい」と言ってありますが、
休み前の書き取り練習でこんなに書いてきました。
ツッコミどころ(間違い)満載の書き取りですが、こんなにきれいに落ち着いて書いてきました。
「がんばらなくていい」
「無理して、書かなくて良いよ」
と先生にも言われたそうです。
でも、そういわれると燃えるそうです。天邪鬼です。
お手本は手元にあったそうですが、周りのともだちと話をしながら、リラックスして、部品毎に思い出しながら書いたそうです。
部品毎に思い出しながら書けるようになったものもありますが、全体を見ていないので文字のバランスが悪くなっています。
画と一緒のように文字を書くので、そこはまぁいいでしょう。
でも、誰が見ても読める漢字です。
それだけでもうれしいです。
とりあえず、間違いは指摘しておきました。「健」と「建」とか。。。。
本人がやれる時はやらせる
家での環境とは違い、学校では周りのともだちにわからない事を聞いたり、励ましてもらったり、触発されたり、むすこにはとても良い影響があると感じています。
この間も先生からの報告で、突然隣席の女の子と「国語辞典」でことばを探す競争をやってたそうです。
先生の話しですと、もちろんむすこの惨敗。。。。
でも、すごく楽しそうに勝ち負けを楽しんでいたそうです。
普段、見向きもしない国語辞典もそうやって、勝手知った仲間となら、やる気が出て、勝負に勝てそうになくても触ることぐらいはできるのです。
漢字も同じ。
ただ、やれる時とやれない時の差は激しい。
いつもできるとは限りません。
そこのあたりも、先生は注意していくと言ってくれました。
その差が、少しでも減って行ってやれる時が増えていくように、今無理をしないで本気の嫌いにならないようにしてあげたいと思っています。
漢字が不得意でない子だって、漢字の書き取りをやりたくない時もある。(むすめの場合)
むすめの例です。2年生になっても、今のところ満点連発しています。
2年生程度の漢字はまだまだ簡単なので、見て1回ぐらい書けば覚えるみたいです。
いつも、学童で漢字ドリルの宿題はやってきてしまうのですが、
先日は久々に家でやっていた時に、反復練習をすごく嫌がっているご様子でした。
しかも、めんどくさがって「聞」と言う漢字を「もんがまえ」から先に全部書いて、
後から中の「耳」を書き足していく方法を取っていました。
「その方がやりやすいの?」と聞くと、
「もう、覚えてるし。はらいとか出ないところを注意するには、この方がいい」と言います。
合理的です。
本当にめんどくさがってるので、嫌々でむすこみたいになっては損なので、
「じゃあ、覚えているなら、おとうちゃんが残り書いてやる!」とむすこ方式で残りを全部書いてあげることにしました。
「おとうちゃん、そこ違う!!」と細かいところをむすめに怒られながら、いい加減な大人の文字を注意しながら、やっと記入が終わりました。
むすめ先生のおかげで「聞」は全部丸をもらってきました!
むすめの今の担任の漢字の覚えさせ方は、きっと「とめ、はね、はらい」とかをきちんと丁寧に教えてくれることを方針としているようです。
いくら、漢字を覚えられる方のむすめですが、あまり細かい事をうるさく言われると嫌になってしまいますね。
漢字の成り立ちや意味を覚えるというよりも、「とめ、はね、はらい」等を芸術的な見方を重視するのはちょっとおかしいんじゃないかな?と思うのであります。
むすめのくらすだって絶対LDの子がいるはずです。
そんな子への配慮はどうしてるんだろ?と思うとちょっと恐ろしいです。
文化庁の字体・字形についての指針も出ているので、あまりしつこく指導したとしてむすめがSOSを出すようでしたら、一言お尋ねしてみようと思います。
その文字に特有の骨組みが読み取れるかどうかを漢字の正誤の判断基準としています。つまり,別の文字と見分けられなかったり,紛れてしまったりすることがなく,その文字であると判別でき,その文字としての働きをするのであれば,誤りとはしない,という考え方です。ですから,漢字の細部のとめ,はね,はらいなどが,字体の違いに影響し,文字の判別に関わってこないのであれば,その有無によって正誤を分けることはしません。78P/3章Q21-常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)
PDF「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」(文化庁)
まとめ
どの勉強もそうですが、やっぱり本人がやらなければいけない事をやる気にならないと、勉強なんか身につくことなんて、うちの子たちに関しては中々難しいのでしょう。
今まで、生活面でも比較的自由にやらせてきたので尚更かもしれません。
親がやってあげられることなんて、何があるんだろう?
むすこもむすめも自分のやりたいことがあればそれの援助と応援しかできないのかも。
それで十分かな?
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