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小2むすめの話しです。
普段は、自由気ままに生きていて、読書、工作、iPadでゲーム、動画、自習と。
一人でも飽きずに何かしらやっている子です。
言い方悪いですが、ごはんさえ食べさせておけば、何でも自分でやってしまうタイプ。
ただ、1日中パジャマのままで過ごしたりする、ちょっとらしからぬ事もあります。
同級生のお母さんに「将来どんな子になるか、見てみたいもんだわ~」なんて期待されているのか、行く末を案じられているのかという発言を耳にすることもあります。
ぼくは、むすめについては理解できることを超えていて、きちんとやるべきことはやっている様子なので、色々言わずに勝手に過ごさせています。
それは、妻も一緒だと思います。
ピアノレッスン
習い事はピアノだけ
そんなむすめ、ピアノ以外に習い事はやっていません。
習い始めて、年1の発表会を2回出席しているので3年目になります。
むすこのサッカーと同じで、今まで嫌がることなく毎週1回近所の教室にレッスンに通っています。
ピアノレッスン通うのやめたい
そんなある日、突然「あたし、ピアノレッスン辞めたい」と言い出しました。
それまで辞めると言い出せなかったのでしょう、ポロポロ涙を流しながら。
「じゃあ、辞めなよ」特に反対するつもりは無いのでそう言うと。
「ピアノを習うのが嫌な訳では無くて、レッスンがつまらないからなの」と言う。
よくよく聞いて見ると、幼児の頃からレベルが上がっていくにつれて、クラシック、バーナムとか運指の訓練のようなものが多くなってきています。習う曲も、曲と言うより練習曲なので「つまらない」と言うのです。
最近、むすめがピアノ練習しているのを聞かされるこっちもつまらなくなっているのはそう言うことか。。。。
また、レッスン場所がそんなに遠い訳ではありませんが、行く事に時間を掛けるのがもったいないとおもっているらしく、「オンラインレッスンがいい」と注文を付けられてしまいました。
ぼくも良く分からないし、別にそれで済むならその方が合理的だからその方がいいかなと思って、妻が先生に相談してもらいました。
良いのがあるよ
むすめとしては、クラシックとか練習曲以外の童謡とか馴染みのある曲で練習することを望んでいます。
そうなると、教室の方も、丸2年以上続けている生徒を逃すなんてことはしません。
「良いのがあるよ~」と先生が選んできたテキストがこれ。
いつも、むすめがレッスンにテディベアをいつも持ち込んでいるので好みがよくわかっています。
単純なむすめは、この表紙と中の挿絵にくまさんがたくさん書いてあるだけで、モチベーションが上がりました。
「これ、これ!」
この間まで、辞めたいと言っていたむすめ。
すっかり気持ちを持ち直して、「オンラインレッスン」の事も忘れて通い再び通い始めました。
もちろん、夏の発表会はやる気満々です。
まとめ
むすこのサッカーもそうですが、こどもにはある程度モチベーションを持たすことが大事なようです。
習い事をさせていても「辞めたい」と言い出す時は、本当に思い詰めてむすめなりに(こんなこと、おとうちゃんに言ったら叱られるかな?と)勇気を振り絞って言い出すことでしょう、それだけに涙をぽろぽろ流しながらだったり、キレながら言い出したりするのでしょう。
うちのむすこの場合は、むすめと違い、辞めたくても言い出せずに我慢をしてしまう性格です。
たまたま学習障害なので勉強に取り組める限界値があるのがわかっているので、学習限界ギリギリでストップさせる準備はいつもしています。
これが、普通の子であったら、期待が期待を生み、自分がさせられていたことと同じ事をむすこに要求して、勉強に無理をさせていたかもしれないと想像してしまう事があります。
その場合、きっと勉強しないこどもにムキになって「勉強しろ!」と無理に机にかじりつかせるようなことをしていたかもしれません。
無いと思いますが、過去に自分が教育ママにそうさせられていたので無いとも限りません。
学習障害でよかったと思っては決していけません。
でも、むすこが学習障害であったおかげで学習との折り合いをぼくの方も付けられるようになりましたし、色々と教えられました。
そして、世の中のこどもに取り巻く教育環境問題なども気に掛けられるようになりました。
もちろん、今のところ何の障害の無いむすめについてでもです。
学習障害を悲観するものと思わず、むすこやそうでないむすめに自らモチベーションを上げられるのは何か?無理のない本人に合った学習方法は何か?毎日自問自答している毎日を続けていっております。
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