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小5むすこの学習障害についての説明とお願いに担任の先生にお願いにいってまいりました。
来年度も担任していただける予定だそうなので、卒業までうちの場合は長期に見てもらえることになりました。
むすこや妻のからの噂から聞くことでは、ぼくよりも年上でちょっと恐そうで厳しい女性先生。
学年主任で、確かに経験は豊富そうです。
実際に妻とお会いしてみると、前年度の担任からもしっかり引継ぎをしてくださっていて、ディスレクシアの知識もお持ちで、かなり受け入れ態勢はバッチリと言う印象。
ひょっとすると、引継ぎでそれなりの本を読んで勉強して、他の通級指導の先生から色々と教わった印象を受けました。
逆に、熱心に構えてくださっているようなので「よくみていきますね~」なんて言われると、「いやいや、先生も大変だから、適当に。。。」なんて言ってしまいたい、ぐらいで恐縮してしまいました。
むすこの方も最初は「顔が怖い」とか言ってましたが、今はもうそんなこと言わずに「授業は嫌いだ!」と言いながら、楽しそうに学校にはともだちに会いに出かけて行ってくれています。
先生のお話し
4年生の時に先生もしっかり引継ぎをしていただいた今年度の先生。
これまでいた児童を振り返り、また今同級児童のことを見て「学習障害」の事をが気になるようになったようです。
その経験から、「漢字が分からない時」「教科書が読めない時」「計算が出来ない時」の対策も、まず本人の様子を見て、臨機応変に対応しようといくことを提案をしてくれました。
こちらから、色々とお願いをしようと思っていたことを、先生の方から先手で先に対応の提案をいただいた感じでした。
その点では、今年はベテランの先生にあたってくれてよかったなと思っています。
国語
国語の教科書を先生と見ていて、教わったことは「読み」の単元が大幅に減っていたことです。
(何で教科書がこんなにでかくて重いんだ?)と思っていたのですが、昔のように論説文や物語が記述されているページが減っています。
その代わり、「準備する」「話す」「聞く」「考える」「まとめる」「発表する」等、改訂学習指導要領にある通り「主体的」「対話的」に「アクティブラーニング」の視点で授業を進めるための手引きのような内容がページに割かれています。
説明や図・画が多いので、国語の教科書のページが増えるはずです。
読解用の「読み物」はその間に挟まっています。「読み物」の授業時間自体も大幅に短縮されて授業をしないといけないそうです。
「昔と大幅に違いますよね、どうですか?おとうさん?」と聞かれました。
ぼく自身も、国語でアクティブラーニング的な授業を小学校で受けたことはほとんどありません。
経験したことが無いので、答えようがありません。
ただ、むすこの場合、どちらかと言うと座学は苦手で「実践向き」の性格です。
やっていることが理解さえできれば、発表などは喜んでやるでしょう。
どう転ぶかは、ちょっと、国語については見えません。
どうなるかな???
算数
計算問題での反復練習が苦手という事を申し上げました。
先生も出来ないのであれば、学校では無理させませんとのことです。
間違えたところのやり直しの方法も、負担にならないように工夫しましょうとのことでした。
宿題のドリルも今まで通り、ぼくと一緒にやって行くことにしました。
本人曰く「わり算が嫌い!」と断言しています。
先を急いでしまう性格ですので、ひっ算で何度もひき算をしたりするのを嫌っています。
適宜、電卓等を使って負担にならないように、自信をなくさないようなアドバイスが必要と考えています。
理科・社会
理科・社会については、1,2年生時の「生活」教科時代と違って実習が増えるそうです。
その代わり、教科書は予習的に理科・社会の音読をする宿題を出すようです。
ただ、人生経験の乏しい小学生なので、教科書に書いてあることが理解できなく文章が理解できない子がむすこ以外にも散見されるようです。
先生としては、読んでもわからない人は、教科書の写真や図だけで良いので見て来てねとアドバイスをするそうです。
うちの場合は、ぼくが読んであげるなりしますので、先生にはどの辺をやっているか連携してご教示いただき、必要あれば家ではNHK for schoolの動画を見せて、イメージができるように手伝って行こうと思います。
理科・社会はむすこは実習や発表が多いので好きな教科だと言っています。
書いたりするのは嫌いだと言っていますが、イメージさえできれば理解は出来そうです、比較的対策は国語・算数よりは容易かも。。。。
ちなみに、来年度6年生の社会の場合は、今までは「歴史」が最初に習うそうですが、昨年からは「公民」分野から先に習うそうです。
6年生の最後が「近現代史」です。その辺りは、終わらなくて適当に卒業しそうですね。
英語
5年生から登場した、新教科の「英語」。
3,4年生の頃は、お遊びでしたが今年からテストも評価もあります。
昨年までは、会話中心にお遊び英語をしていたので英語は好きなようでした。
5年生からは会話中心だと思いきや「書く > 聞く > 話す」こんな順位のようです。
確かに、副読本で綴り紹介の本ももらっています。
むすこの場合は、アルファベットの大文字、小文字の区別がきちんと見えるのかがそこが問題です。
大きな壁ですがそこのところが、彼の中でクリアできれば何とかやっていけるのでは?と思っています。
小学校で変に英語の授業をやっているおかげで、中学校に上がる時点で英語嫌いになって来る子が増えていて困っていると言われているそうです。
確かに、何も知らない状態で英語を始めるよりやりにくいかと思います。
でも、それは算数も国語もみんな同じなんじゃない?と思うのですがどうでしょうかね?
ぼくの同級生でまともにアルファベットが書けないまま中学卒業した子もいましたしね。
まとめ
5年生に、先生も相当勉強していただいていて、気を遣っていただけそうですので、少し安心しました。
今までも、当時は学習障害と知っていたかはわかりませんが、むすこのような子を多く受け持つ機会があって、さまざまなパターンの経験の蓄積があるのかと思います。
年配の先生だからと言って、「自分は自分のやり方で行く」と言う昔のやり方のままで固執しないタイプなのでそこも安心しました。
先生も、むすこも無理をせずに出来る範囲で勉強をしていってもらえれば良いとぼくは思っています。無理をさせて、二次障害につながってしまっては将来に関わりますので。
また、最後に面談の日に50m走のタイムを測っていたそうです。
むすこが走った時に、「はやーい」と言うみんなのどよめきと歓声が出たのを聞いて、得意なものがあって、褒めるところも得意なものがあって良いですね。と言ってくださりました。
自分を否定しないこどもになってもらえるようにお願いして帰ってきました。
1か月後に、個人面談が学校行事として行われます。
その時にまたむすこの様子が聞ければと思っています。
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