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1週間ぐらい前に、「九九」の暗記はあきらめるようなことを記述したと思います。
それから、ぼくはさらっと「「九九」なんか覚えなくて良いよ。やり方だけわかってれば。。。。」とかなんとか、宿題の計算ドリルの丸付けをする時に言うようにしました。
そんなに時間も経っていないのですが、完璧ではないのですが効果がでてきたような兆しがあります。
まだまだ、一時的なものなのかもしれないので何とも言えないのですが、「ひょっとしてうまくいくかもー」と少し期待するところでありました。
九九思い浮かんだ?
上の写真は、学校から出される計算ドリルの専用ノートです。
右側の式は、妻が転記してあげていました。(まだまだ、計算問題を転記するのはつらい。。。)
正解は、100%とは言えませんが、彼の今までの出来と比べると素晴らしい正答率です。
しっかり自分で計算している後も見られます。
「九九思い浮かんだ?」と聞いたら、
「うーん、わからない九九もあったけど、できたよ」とのお返事。
(なぬ?九九がわからないのがあるのにできただと???)
なぞです。本当になぞです。
調子が良いと、式を見ると、どっかから答えが浮かんでくるみたいです。
2年生の時に一生懸命覚えた九九がきっと頭のどこかに残っていて出てきたようです。
口で九九を唱えさせると厳しいのは、ワーキングメモリの鍛え不足で口述に変換しているうちに「えーっと、えーっと」と思っているうちに忘れてしまって出てこない。
その辺の変換機能が普通だと思われているものと違うのかもしれません。
しかしながら書字の方に記憶が出てきたのは良い傾向です。
ひょっとすると、運動機能は他人より長けてるところがあるので手を動かす方が得意なのかもしれません。
この上の画像の中でどうしても間違えてしまっているのが、
「8×6=48」 これの答えがどうしても「42」になってしまうようです。
試しに口で言わせると「はちろくしじゅうに」となってしまいます。
語呂としては、こっちの方が確かに言いやすい。
自然なことだと思います。
この例を見ても「九九」を改めてフレーズで唱えさせるのはやめようと思うのであります。
まとめ
こんな感じで見て行くと、「九九」の暗記をやめさせようと言う事では無く、「九九」を「九九表」のようなフレーズでやらせるのはやめようと言う事かと思います。
むすこのように、思い込みが激しいと「はちろくしじゅうに」が今後何十年と続く可能性があります。
間違いは間違いと指摘しますが、ぼくの方で「はちろくしじゅうはち」と言うフレーズを強制するのは良くないかと考えています。
ぼくも癖で、言ってしまうこともあると思いますが、むすこにはもうやめておこうと思います。
「8×6=48」をむすこなりの覚え方で頭の中で整理できればそれで良いと思っています。
幸い、もう九九を唱えると言う授業はもう2度と無いと記憶しています。
ひょっとすると、その自分なりの覚え方で他の発見があるかもしれません。
ないかもしれません。
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