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小4ディスレクシアむすこ。
学期末と言うことに気付いていません。
でも、冬休みが近づいていることは不思議な事に知っています。
更に、冬休みが今年は短いことにも気が付いています。
それと、全く冬休みの宿題の事は気にしていません。
学校では、書き初めの練習をさせられているようですので、書き初めの宿題だけはでそうだと知っています。
やはり、気になることと、どうでも良いと思っている事に意識の落差が激しいことが、行事の境目近くになるとよくわかります。
さて、冬休みを迎えるにあたってむすこが一番気になることは、サンタですがその前に学期末恒例の「漢字50問テスト」があります。
誰がこんな余計なものを考えたのでしょうか?学習障害の子に取っては吊るし上げも良いところです。
「がんばれば、いいじゃん!」って声が聞こえそうですが、無理です。
漢字を50個書くのも大変です。
1学期は奇跡を読んで88点を取ってきました(でも再テスト)。
今回は全然自信が無く、泣いています。まじ泣きです。
1学期は90点未満が再テストだったのですが、今回は85点未満が再テストだそうです。
5点も下げるなんて、高度なのだと思います。
今回は、先に50問テストプリントのコピーをもらってきました。
これで全員100点取って欲しいと先生の配慮なのでしょうか?
現時点では結果がわかりませんが、むすこの漢字50問テストの挑戦記です。
とりあえずやってもらいました
初見では8問、16点。。。。。
とりあえず、どれだけ覚えてくれてるのか?問題に取り組んでもらいました。
結果、8問(50問中)正解
むすこ泣いています。
「すごいじゃーん、8問もできたじゃーん」ととりあえず褒めてみたのですが、「再テストが嫌だ!!!」と泣き入りました。
仕方ない、だってそもそも覚えられない。
そんな中16%の確率で覚えているのは逆に凄いなんておもうのは親バカでしょうか?
1つずつ確認していきました。
ヒントを与えながら
1個ずつ、めんどくさいですが確認しながら見て行きました。
ぼくは、片手に「ミチムラ式漢字カード」を持ちながら、文字を文字としてではなるべく形として記憶できるようにしていきました。
それで、むすこは何も見ていませんが、ぼくがヒントを与えながら書けたのが上のプリント画像です。少し進歩しました。
一番下の行の問題は、くたびれてしまって後回しにしました。
これで、、、、28問:56点、56%まで上がりました。
読み方や用例を変えてみた
次に、漢字はたくさん読み方がありますし、用例も他に数限りなくあります。それが今一番の課題です。
例えば漁業の「漁(ぎょ)」は、思い出せなくても「漁(りょう)」なら書けたり、「ゴムの管」(普通は「ホース」だろ)なんて何のことかさっぱりわかりませんので、「水道「管」」だよと言うと、「あ~」と言ってひらめきます。
こんな感じで、「ミチムラ式漢字カード」で漢字の部品で覚えたおかげで書くのはだいぶ改善しましたが、様々な読み方や漢字の意味が熟語につながっていないことがまだまだ改善できていないのであります。
むすことしては、確実に覚えられるように、読み方は覚えやすいもの1個に絞って覚えているようです。
大変賢いやり方で、ぼくは最初はそれで良いと思っていますが、こんなテストの時は裏目に出てしまいます。
しかし、33番の「百貨店」なんて、ショッピングモール世代のこどもなのでさっぱりわかりません。
「デパートの意味だよ」と言ってもピンと来ない顔してました。
「昔は、貝がお金の代わりだよ」なんて余計な情報を言ってしまいました。益々混乱した顔になってしまいました。
行かないもんね。デパート。ららぽーとは知ってるけどね。
連れて行ってない親が悪いのか?
ちょっと世代間を感じてしまいました。
最初から解答集を配って欲しい
書いたって覚えないので唱える方法でいく
書き取りは苦手で、過呼吸生じて、精神状態がおかしくなってしまうことがあるむすこです。
自家製のテストも今から作りたかったのですが、時間もないし、50問もあるテストですのでめんどくさいし、解答を探すのも一人では無理。
なので、懐かしのチェックペンで隠してやる方法を思い出しました。
(あ、、、これから解答集をもらえるように頼もうかな?)
解答集なら、チェックペンも塗れるかもしれません。
どうせ、終わったテストの解答を見る子なんてよっぽどの子しかいないと思います。
うちの子なんか絶対見返したりしない。。。。
んじゃあ、テスト前でも有効活用した方が、解答集も喜ぶのではないかな?と思うのです。
前に、チェックペンをむすめに買ってあげたのですが、100円ショップでも売っています。
すぐ買いに行けるし、100円ならインクがなくなるのも怖くありません。
今度、解答集先にもらえるようにお願いしてみようと思います。
今回は間に合わないので窓式にしました。
大変でしたが、50問テストを2枚コピーして答えの部分を隠れるように紙を貼りました。
解答はむすこがやった解答をそのまま使っています。
時間がある時に、クイズ形式で一人で 紙をピロピロめくってやってくれています。
「「ぎょ」ってなんだっけ? あー「さかな」か~」(おいおい、いい加減おぼえろ!)
こんな感じです。
むすこの目の前で作ったので、人の苦労が通じたみたいで取り組んでくれています。
まとめ
今学期末の漢字テストも大騒ぎです。
色々手を考えてやっていますが、今回は結果はどうでしょう。
結果が悪かったら、早く忘れたくて見なかったことにしたいのですが、そうも行きません。
悪かったら悪かったで、来学期につながれるようにしたいと思います。
(あー、だめだろうなー)期待薄。。。。
追記
追記:2020年12月18日
可哀そうに、この漢字テストで頭がいっぱいで、他の勉強が頭に入らないようです。
さっきも、算数の「変わり方」(方程式のように、□とか△を使った数量の関係を式にする問題)の宿題を持ってきて泣きついてきました。
「どこがわからなかった?」と聞くと
(半泣きしながら)「漢字テストで頭がいっぱい。。。」とのこと。
漢字テストのせいにすることは無いと思うのですが、むすこには漢字50問テストは壁を突破するための試練のように感じているようです(まるでポケモン)。
それはそれで、目標が定まっているのは良い事だと思います。
しかし、この単元がわからないと、これから数学の応用になくてはならないものですので、来週漢字50問テストが終わったら、改めて理解させようと思います。
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