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「暗中模索」「一超直入」「一進一退」「一喜一憂」
こんな感じで、小4ディスレクシアむすこと向き合ってやってきました。
自分を信じてやってきたつもりです。
確かに効果あったなーと言う点もあります、むすこも自分の改善が進むと面白くなって更に改善が進めるように頑張るところがあります。
無理なものは無理なのでやったって出来ないと思われるものは、「ドクターストップ」では無く「おとうちゃんストップ」を掛けています。
先生にも恵まれ多くの事を理解してもらって、学校授業もそれ程嫌がるようなこともありません。
ただ、本当にこれまで進めてきたことがむすこに「逆効果」に作用しているところは無いかな?と自問自答している毎日です。
今年度の序盤は自由に出来た
3か月休校のおかげで、うちの場合はむすこに向き合う時間が増えて、学習を中心に様子を見ることが出来ました。
休校前の2か月ぐらいで、wisc、Straw-R検査や個別指導を何度かやっていただいたことも参考になりました。
ただ、本当にむすこのことがわかるのは、ぼくたちしかいないと信じて見守っていかないといけないと決め、そこで始めた「すらら」は本当にむすこの学習の弱点を見つけるのに役に立ちました。
心配事:負担になっていないか?
「自学習」が負担になっていないか?
ディスレクシア発覚後~コロナ休校まで
「自学習」はそれほどやっているわけではありませんが、ディスレクシアがわかる前1年生のものから頭から抜けてしまっているところがあったので、タブレット講座の「すらら」を利用して幼児向けの問題から体系的に算数と国語をやり直しをしました。
学校の授業はほとんどは過去にやったことの発展型です。出てきた単元ごとに、ぶつ切りで発展型のものを学習していくとむすこの場合、過去のものを思い出すのが難しく、思い出すことだけでいっぱいいっぱいになってしまいます。
「すらら」の場合は、そう言ったぶつ切りにされた単元をやさしい問題で少しづつ発展させていくので、頭の奥底に行ってしまいそうな知識を釣り出しながら学習することができました。
そんなことを、コロナ休校の時の時間のある時に学習することができ、勉強の知識と仕組みが何となく、朧気にわかってくれたようなので、これをやってみてよかったと思います。
そして、お風呂から上がったら、タブレット学習をすると言う癖もついて10分でも20分でも短い時間に毎日取り組んでくれるようになりました。
「すらら」→「スタディサプリ」へ
「すらら」の高学年向け教材に取り組もうとしたら、教材がかなり高度になりむすこには読めない問題が多くあることがわかりました。
当初、低学年向け課題はキャラクターが問題を読み上げてくれたりしてましたので、読字の弱いむすこには最適でしたが、それも少なくなり、低学年と高学年のレベルの差がありすぎるようでしたので「すらら」は一旦休止にすることにしました。
そこで、より学校に近い教材形態を取っている「スタディサプリ」基礎コースに変更して1日20分弱国語と算数を中心に取り組んでもらっています。
さすがにもろに4年生のレベルなので「すらら」低学年コースとは違う高レベルな課題です。
ただ、いつも授業でやっているようなレベルですので、学校の授業をおろそかにしているところも、「スタディサプリ」の授業で思い出したりすると「あ!聞いたことある」とか言っています。
全部出来なくても構わないです。
記憶がどんどん埋もれてしまう癖のあるむすこです、こうやって頭の中が耕されて頭のデータベースが整理できればいいなと思ってやらせています。
負担な事
土日はサッカー練習・試合、2週に1回は個別指導に通い、宿題もむすこにとっては大量です。
さすがに、個別指導の日遅くなったり、サッカーで疲れてしまった時は、「明日がんばるから、サプリ休んでいい?」と言っています。
自分からそう言ってきてくれて偉いです。翌日はきちんと取り組んでいます。
そのまじめさが負担になっていないかちょっと心配しているところです。
あまりにも負担であれば、様子を見て通信教育は辞めると言う選択肢も考えておかないといけないかもしれません。
「ほめる」ことが負担になっていないか?
今でも、むすこ、むすめには「えらいねー」と幼児に言うような事を言っています。
むすめは、言われるとまだうれしいそうな顔します。
むすこは。。。。ちょっと変わってきたかな?
むすこの場合、テストの点数は例え80点取ってきても、ある一つの問題が全滅ってことはよくあります。
例えば
例えば)計算問題と文章問題が出来ても、穴埋め問題が全滅とか。。。。
1枚のテストでも凸凹が現れます。
凹の部分の割合が多いテストですと、真っ逆さまに点数が悪くなります。
学習障害の特徴ですよね。
ほめることが無責任に聞こえるかも
そんな中で励ましの言葉として、出来ている問題だけを指して「ここ出来てるじゃん!すごいじゃん!」って言っても、もう10歳のむすこには出来ていないところが気になりムッとすることが見られることが出てきました。出来ない自分が悔しいんです。
悔しがっている感情があるところに、励ましの言葉をもらったって無責任に聞こえてしまうのです。
ぼくにも経験があります。ただ、ぼくの親は出来てないところを責められましたが。。。。。
ほめるのも逆効果になりかねない年頃になってきたなと感じています。
信頼関係一つだと思いますが、それだけでは解決できない年代になってきたのかもしれません?
ティーンエージャーだしね。
そもそも「かまうこと」ことが負担になっていないか?
まだまだ構って欲しい方みたいで、何かをする時は必ず「おとうちゃん、みてて、みてて」と言ってくれます。
そんな時は、幼児の時と変わりません。
そんなむすこも、そろそろ自分の世界に踏み入ってほしくないと言う気持ちも出てきたようにも感じます。
まだまだ、世間一般的なお子さんよりはこどもっぽいところがあって、かまってもらえないと嫌がることもあります。
そんな時は、むすこも黙っているのですぐにわかります。
意外にナイーブなところがありますので、反応を見ながらむすこへの処世術を作っていこうと思います。
これからの事
来年はいよいよ5年生!どっからどうみても、高学年!
むすこたちは、6年生や5年生とも仲が良いので、近所のその辺の子はよく見ているのですが、体の大きさが違うぐらいで言ってることもやってることも似たようなもんだなと思っています。
ただ、内面的にはそれぞれ違うものを持っていそうです。むすこには、ほったらかしにするのではなくとにかく今以上に「信用」して「大人扱い」していこうかなと思います。
むすこに言うことは今までと変わらないと思います。またむすこが、都合が悪くなると出まかせを言ったりすることもあると思います。そんな時は、聞き流して行く末を見ながら、どうやって自分で対処できるか見守っていこうと思います。
学習の方も、学校や個別指導の先生にもアドバイスもらいながら、手を掛けていこうと考えています。
あまり余計な事は言わない方がいいのかな?
うざいおやじと言われても構わないですが、なるべくお手伝いをしていこうと思っています。
まとめ
むすこの場合、遊びの時は全然大丈夫ですが、勉強の時だけはかなり気持ちに左右されて、心が落ち着くまでが今でも大変な時があります。
気持ち一つで学習が進むなら、楽な事はないと思います。
その気持ちを落ち着けさせる、逆なでをしない事ってかなり難しいと思います。
良かれと思ってやっても、逆に傷つけてしまったりもあります。
こどもだからと言って、親の方も出まかせや無責任な励ましをするようなことは避けるようにしていきたいと考えています。
一人の人間として、そろそろ大人として扱えればと思っております。
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