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うちのむすこ・むすめ。
朝のEテレが大好きで、年齢が上がるとともに朝7時の「シャキーン!」が特にお気に入りになってきました。
目覚めの眠気まなこの時に始まるので、目覚ましに丁度いい番組だと思います。
むすこは、クイズとかになると急に二人で「おれが先に言ったぞー」とか、小さな争いをして家庭内マウントを取りたがっていて、笑ってしまいます。
この中のコーナーで「小学51年生のりおくん」と「クルーズモンスター」がお気に入りです。
父であるぼくが、やってもどうしても出来ないのが、「3・3・7拍子対決!」と言うコーナー。
応援団の3・3・7拍子に合わせて、似たようなことばを言うのですが、途中でかなりスピードが上がるので、まともに出来た事はありません。
それを何故かむすこ。なぜなぜどうして???軽く言ってのけます。
読字は不得意なはずなのに楽勝です。他の家族は全滅なのに。。。。
絵を見て言うので、むすこには却っていいのかな?よくわからん。
ちなみに先日のお題はこれ。
「サンキュー>気球>気球>地球・・・・・」
これ以外も軽く言ってのけています。こんなん早口ことばでも無理だべ。
今回は、読字でなく書字に変化が出てきたむすこの話です。
書字に変化
見て書けばそれなりな字が書けるようになりました。
昨日のブログにむすこのメモや連絡帳の字がめたくそで読めん話を記述しましたが、実は急ぎが入らないとは、きれいに書けるようになってきておるのです。
落ち突いてテーブルに向って、誰も話しかけることがなければまずまずの字を書けるようになってきました。
それが、これ。
これは、いちお教科書を見て書いています。
元々、書字については、読字ほど問題が少ないと言う見立てだったのですが、それでも字を頭の中から取り出すのが苦手で読み字と書き字が一致しないと言うことがあって、お手本を見て書いても、とんでもなくバランスの悪い字で中々センスの悪いオリジナルデザイン文字のようになっていたり、書字と頭が一致しないと白紙になっていたり、全く理解できないことを3年生まではやっていた子です。
そんな子がこんな感じで、お手本があるとそれなりに読める字が書けるようになってきました。
「本当は書けるんだろ!白状しろ!!」と言ってやりたいところですが、何せ彼の脳みその事ですから本人以外は理解不能です。
これまでやってきたこと
- ミチムラ式漢字カード(漢字の仕組みがわかったってきたから)
- 「すらら」等でのカタカナの勉強
- 個別指導
- 毎日の妻から出してもらってる漢字テスト
- 学校での勉強
- お風呂で本屋さんで買ってきたカタカナ表を眺める
まずは、カタカナだ!!
むすこは、3年生までカタカナが正直不得意でした。書けないものも結構あったぐらいです。
そんな時に確か、「ミチムラ式漢字カード公式ページ」でみた「漢字はだいたいカタカナで出来ているからまずカタカナから」と言うのことに「ハッ」としました。(すみませんどこに書いてあったか忘れました)
「むすこは、カタカナ覚えてない!!!!!!!」
「確かに、よく見ると漢字の部品はカタカナで出来てるべ」
それからは、まず漢字よりカタカナの復習です。これはタブレット学習のすららが役に立ちました。
このことは、個別指導の先生もよくわかってくれて「ことばの想起」の方面からカタカナ重視で進めてもらっています。例:「赤い食べ物は?」→「すいか!!」「いや違う!トマト!!」こんな調子です。
あと「ミチムラ式漢字カード」は役にたちました。
システマチックな事が好きなむすこなので、「「にんべんのイ」と何とかの組み合わせだ!」とか言って漢字の成り立ちが何とか知る事が出来て、漢字の勉強の仕方が分かってきたようです。
それを尻文字か指なぞり字で書いてもらう。それで十分なのかなと言う気がします。
今では、漢字が分かると「イ書いて、ヒ書いて、下に貝で、貨物の貨ってかくじゃん」と得意げです。
すぐ忘れてしまうのが、残念なのですが。。。。。。。すごく残念。
止めたこと
- 反復練習
- 3回以上同じものをノートに書いてこい宿題はやらせない。(1回でいい)
ここで書く事は、字の反復練習のことです。
サッカーのリフティング練習や、ピアノ等の趣味の練習は除きます。悪しからず。
文字の反復練習の事は、否定はしません。やって効果がある子は、やれば良いと思います。
うちのむすこの場合は無理です。出来ません。元々嫌いなのでたくさんあると思うだけで過呼吸を招きます。
最終的に発作が始まり、脳に悪影響が出かねません。逆効果です。
ぼくも学生の頃は親から「何度も書いて覚えろ!」と抑圧されて言われてきた口なので、やりました。やらされました。そんな反復練習。既に見ただけで覚えられる文字を書いて行くのは苦痛で仕方ありませんでした。
それよりか応用・創造性がある問題をたくさんやる方が落ち着いて取り組めた覚えがあります。
まとめ
最初に「3・3・7拍子対決!」を出してきたのは、実はむすこは「絵」からの想起は普通どころか、かなり得意な方で「サンキュー」も「ちきゅう」もテレビで最初に発音してくれたのと同時に吸収できました。このことから「3・3・7拍子対決!」が得意だと言うことがわかっているところです。
絵を見ると、瞬間的に言われたことばがインプットされて出てくるんですよね。不思議です。
これがあるから、フォートナイトやトーレディングカード遊びで読めない字も読めているように思われるのかもしれません。
ところが、字になるとそうはいかなくて、漢字なんか同じような細い線がぐちゃぐちゃ書いてあるだけだ!としか見えなくて、なんだかわからなくなっているようなんです。
そこへ、漢字を部品にしてその基本的な部品になっているカタカナのおさらいをしたことで、スッキリ文字が見えてきたと言うのがぼくたち夫婦の見立てです。
うちの子には、漢字は部品で覚えて、唱えろと言うのはとても理にかなった練習方法なのではないかと思いました。
本当のところはわかりませんが、いまのところそうだと思っています。
うちの場合、漢字がどうしてもダメでしたが、カタカナのおさらいから始めてなんとかと言う感じまで来ることができました。
今後どうなるかわかりませんが、高学年になっても使えるんじゃないかな?って気もしています。
追記
追記:2020年12月8日
良い動画を拝見させていただきました。
全くこの通りです。自分のむすこの事を言われているような気分になりました。
お手本見ればきれいにかけるなんて喜んでる場合ではなかったですね。
漢字と読みがつながっていないと言うことを動画でもおっしゃっていました。
負担を減らすと言うこともやりつつあります。
自分ではがんばって宿題やると言ってますが、止めさせるのも手ですね。
どうせ覚えられないから。。。。
負担を減らすことから始めていますが、もっと減らしてあげよう。
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