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むすこ、「そうごう(総合)」の授業の発表について。

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むすこたちには、ぼくの小学校時代にはなかった教科の一つに「そうごう」と言うものがあります。

略しないで言うと「総合的な学習の時間」と言うそうです。

その「そうごう」の時間でむすこが1学期から取り組んでいる課題「東京都の水」についての発表が今日あるそうです。

まとめた資料発表のリハーサルをすると言うことでぼくが聞いていたら、スラスラ淀みなく説明。しかも感情を込めてどこで見たのか朗読のプロのようにがんばっていました。

時間的には、2,3分かな。

「それって、発表の時もそんなうまくしゃべれるの?」と聞くと

「そうだよ」と何言ってるのおとうちゃん。と言わんばかりの返事。

発表する際のまとめ資料を見ると、ぼくには字の判読が難しかったのですが、頭の中でシナリオを覚えてしまっているんでしょう。

さて、今日の「そうごう」はどんなことになるか?こっそり連絡帳経由で担任の先生に聞いています。

楽しみです。

発表するこども
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「総合的な学習の時間」って何?

「総合的な学習の時間」とは、2000年から小・中・高・特別支援学校等の学習指導要領が適用される学校で始められているそうなので、だいぶ前から始められているものだそうです。

その「総合的な学習の時間」の名称は、各学校で他の名称に変更しても良いそうです。
うちのむすこ・むすめの小学校は「そうごう」って言う名称なんでしょうね。

内容

総合的な学習の時間は、変化の激しい社会に対応して、自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることなどをねらいとすることから、思考力・判断力・表現力等が求められる「知識基盤社会」の時代においてますます重要な役割を果たすものである。

上記は、文部科学省の文言の抜粋です。記述しておきながら、ぼくには言ってることが全くわかりません。

今回、むすこは、「水道について」がテーマ。
水道についてのパンフレットをもらってきたり、ダムについて図解を眺めたりしていました。
学校でも、それについての動画を見せてると先生も言っておられましたので、動画の内容を暗記して、図解・パンフレットを見直して確認して、ノートにぐちゃぐちゃメモして、父親を相手に東京の水道の流れを何度も説明するのに付き合わして、今日の発表にまとめて行っていったのでしょう。

 

こんな風に、学校から学年毎に児童にテーマが与えられて、
それについて、各個人個人気になったことを好きなようにまとめて、終わったら一人一人発表してみましょう!

と言うのが、現実の授業の流れなのかなと思います。

今年は、感染症の関係でフィールドワークができませんので、逆に水道局の方が出張してきて説明をしてくれたそうです。通常であれば、ダムや浄水場、そこまで行かなくても水道局のPR施設等に行く予定だったのかもしれませんね。

 

小学校学習指導要領解説 総合的な学習の時間編 文部科学省 より

「総合的な学習の時間」のねらい

指導要領をみると、地域・学校・学年単位で「創意工夫」を生かした教育活動を行うもので、

自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育てることなどをねらいとすることから,思考力・判断力・表現力等が求められる「知識基盤社会」の時代においてますます重要な役割を果たすものである。

だそうです。(「知識基準社会」ってなんだ?)

やることは各学校の学年にお任せし、地域・環境・産業・歴史等々、児童・生徒が関心のあるものを、できるだけ各教科(国算理社)と連携したものとし、自発的に学習・考え・応用したものを発表する場を持つと言うのが実際の運用なのかなとイメージ的にはそう捉えました。

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むすこの発表内容について

そんな中、むすこの発表内容は、「ダムと水道」。

雨が降ってから、水道に届けられるまでを箇条書きで説明し、その途中自分の疑問点や感じた事を言っておりました。

その中で彼の目線で発表したこととして、「水で発電できると思わなかった」とか「ダムは実際にはどれぐらいの大きさなんだろう?」等、大変興味深い事を言っておりました。

最後には、大変な経路を通って水道になるから「水は大切にしよう」で締めくくるのかと思いましたが、「ダムが見てみたい」「水道管が見たい」等、願望だけを書いていたのが少し笑えました。

 

このような人前での発表についてむすこから、あまり嫌だと言うことは聞いたことがありません。演劇でもダンスでも物怖じせずにやっています。
ディスレクシアと言うことなので、授業中に刺されて教科書を読んだりのはあまり好きでは無いようですが、自分で練習したこと、考えた事を発表するのは嫌いじゃないようです。
今のこどもはみんなそうなのでしょうか?緊張しないのかな?

発表することも
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まとめ

この「そうごう」の時間のように、自由に考え、発表していく授業と言うのは、字を不得意とするうちのむすこにとって効果的なものであると思います。
さすがにまとめ資料を作るのには苦労していましたが、嫌だと言うことは聞いたことがありません。
考えた内容も頭に入っているようですし。
雨が降る度に水道の説明はじめるし、何故かマンホールに興味持ち始めたし。

机に向かって勉強することは本当に不得意ですが、映像や実地等で理解を深めて勝手な事を言うのは好きそうなので、向いているのかな?と言う気がします。
それだけに、今年はフィールドワークが出来ない事が残念です。あればもっと理解が深まるきっかけになったかと思います。

総合的な学習(探究)の時間:文部科学省

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