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ディスレクシアむすこ。4年生になって、割り算の筆算がんばってます。
休校期間中に出た課題にも出てましたが、全く手つかず。
仕方なく、50過ぎたおとうちゃんが久しぶりに割り算の筆算やって、その過程でやり方を教えながら見せた程度でした。
いざ、学校が始まると案の定、
「おとうちゃん、わりざんできない。。。。」
そりゃそうでしょう。
一回もやっていなかったら出来るはずはありません。
特に体で覚えるむすこには、無理でしょう。
そんな、むすこに割り算筆算の宿題が出た話です。
割り算の筆算
4年生から計算ドリルは問題を書き写すやり方に変わる
学校での特訓が始まったようです。
計算問題だけは、理解ができるようでやらなかった割には良くできてました。
しかしながら今年から学校から配られているドリルのやり方が変わりました。
同じ出版社のものですが、昨年まではドリルの問題を直接書きこんで解けばよかったのですが、今年からはドリル問題を準拠したドリルノートに計算問題を写して解く方式に変わりました。
この書き写す方法(以後「転記」とします)。
昭和のこどもが、転記ミスをした場合。
「なんで間違えるんだ!!気合が入ってないんだ!」と鉄槌を頂戴するところですが、結構大人でもやっちゃいますよね。
昨日は2ページ合計40問(多すぎ。。。)。しかも字が乱雑なディスレクシア。
あまりの出る筆算、商に「0」を書く筆算、あらゆるパターンがあるので、そのパターン毎に「2問ぐらい、やればいいぞ」と言ったのですが、「いや、がんばる」と言って、全問転記して自分で解けました。しかも全問正解!!
途中、相変わらずオーバーヒートして過呼吸気味になってタオルを投げようかと思いましたが、なんとかがんばりました。
計算を取り組み時の様子
いつもそうなのですが、宿題や勉強をするときは必ずと言っていい程、急いでやろうとします。何を焦っているのかわかりませんが、とにかく急ごうとします。
早く、終わらせたくてたまらないのかもしれません。
昨日は、「急がなくていいよ」「ゆっくりやらないと余計遅くなるよ」「ひとつひとつの積み重ねだから、1個づつやろう」等気持ちを落ち着かせようと気持ちを図らいながらやってもらいました。
40問の計算問題のやり始めは、「やりたくない、こんなにたくさんやりたくない」の気持ちでいっぱいで目に涙を浮かべていたのですが、1個1個やっていくうちに先が見えてきて、途中調子が出てきました。
「おとうちゃん、ヒントは要らないよ」とまで言ってくれて、ようやく全問出来ました。その時間およそ20分。
「ね、落ち着いてやれば、時間かからないでしょ」と言うとうれしそうに、フォートナイトバトルに向かって行きました。
先が読めないと不安
小学生は忙しいです。
学校、宿題、すらら、おふろ、ごはん、フォートナイト
更に、9時ぐらいには寝ます。
それだけに、「今日はフォートナイトできるかな?」と考えてしまって、宿題がたくさん出ると泣きたくなるのでしょう。
しかも、同じ漢字や計算問題を無駄にたくさんやっても、あまり意味のないことはむすこが良く分かってます。
これからも、むすこの様子をよく見ながら、学校と連絡し合って、むすこの精神状態に沿った一番良いやり方を続けていこうと思います。
とりあえず、計算問題40問の宿題は多すぎ!多くて10問ぐらいにしてくれ。
うちの計算問題時の補助教材
電卓 CASIO MP-12R
むすこ用に電卓を購入しました。
以前は小学生用電卓と言うのがあったそうなのですが、今はどうなんでしょうか?
割り算のあまりが出る電卓は無いかと探したらカシオのMP-12Rと言うものがありましたので、Amazonにて購入しました。調剤薬局等で重宝されるものらしいです。
見直しの時、むすこにやってみてと言うと、「え?」とわからないようす。初めてでしたね。
初めてのものにはやたら慎重になる性格なので、こうするんだと教えると基本的な四則計算はすぐに打てるようになりました。
あまりのでる割り算は「÷」ボタンの代わりに右上の青いボタン「÷余り」を押して計算すると可能です。
また、日付の計算も可能です。
例えば、「今日7月4日から90日後はいつかな?」と言う計算も
7月「日数/時間」4日+90日=10月2日
このように計算できます。期限のあるものの計算に便利ですね。
作りはさすがに1500円程度の電卓のクオリティですが、機能的には良い商品だと思います。
今年は「そろばん」の授業があるらしいです。
それより、電卓を利用した方がずーっといいのではないかと思います。
軽いし、小さいし、正確だし。しかも大人になっても使う。
日商簿記検定も電卓ですよね。
「教育」の名の下の時代遅れが甚だしい。
そろばんはそろばんでよろしいと思いますが、電卓かそろばんかの選択性でもよいのでは?と思ってしまいました。再考してほしいもんです。
multiplication table(海外の九九表)
むすこの計算時の欠点は、九九を忘れてしまう事です。
段ごとを1から9までを一つのフレーズとして覚えているようですので、途中飛ばしたり、流れがよければ適当な数字を当てはめてしまいます。
日本の九九表も家に貼ってありますが、それでも最初から読んで答えを見つけています。
そこで、この表を使って、縦からでも横からでも計算しても同じ。段の数ずつ増えていくあたり前の事を気付かせようと使用することにしました。
まだまだ、効果はわかりませんが、この表を見て掛け算を見直すと少し正確に早く答えを出せるようになった気がします。
しかも、いつものイライラも出ないような気もします。
だめであればまた他のものを考えますが、とりあえずこれでやってみてもらおうと思います。
まとめ
計算問題ドリルの転記の問題は、担任の方も気付いていて「早くて5年生ぐらいですよ」と言っておりました。
いずれやるもんだからと言って、書き込みスペースが足りないからと言ってこんな教材にしてしまうのはちょっと変だと思います。
だったら、問段を減らすか、紙を大きくすればいい問題だと思います。
デザイン的な問題か、今までそうしていたという理由なら出版社側のエゴとしかいいようがありませんね。
こんな感じで、今日は問題を取り組む以前のことがあったので記述してみました。
追記
追記:2020年9月19日
九九表も無しでだいぶできるようになりました。間違っていても、笑って指摘。プレッシャーを与えない。これは守っていかないといけません。
間違ってると指摘されるのは、ダメージ大きいですよね。
本人は十分真剣に捉えていると思うので、大変気を遣うところです。
電卓は、計算をすららで習得がある程度終わったら、文章問題で活用してもらおうと思います。
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