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むすこの算数。学校が始まってから、
3桁掛け算や割り算筆算を集中的にやっているようです。
今だけなんですよねー、九九なんて。
大人になったらそんな筆算なんかしないで電卓やPCで済ますし。。。。
そして、ちょっとネットみたら、電卓使って問題を解く国もあるようじゃないですか。
学力No.1のフィンランドなんか九九なんか覚えないらしいし。
本当か?と思うけど本当なんでしょうね。
覚えても覚えても忘れる、九九
むすこが4年生になって、3桁掛け算が始まってまず気付いたのが「九九」が正確に導けない事。
正確に出来たとしても、例えば「$4\times8=$」を答えを出す場合でも、
「しいちがし、しにがはち、しさんじゅうに、ししじゅうろく、、、、」と
最初から唱えていかないと答えを導けないみたいです。
全く、効率が悪い極まりないことになっていて、しまいには疲れ果ててしまいます。
特に九九は、数字によっては普段つかわない発音になりますので、(例「4」よん:し、「7」なな:しち、「8」はち:はっ、「9」きゅう:く)ディスレクシアにはつらいところです。
むすこが捉えている九九表
言われた事は、比較的覚えられるむすこ。
おかあさんといっしょで歌われる唄、アニメのセリフ、寿限無等など、物覚えがいいなと思っていた時期もありますし、今でもそんなところがあります。
2年生当時は九九が言われるかテストがあって、クラスでも早い方で合格していたこともありました。
しかし、その覚え方に掛け算の理屈は無く、ことばとしてではなく音で1から9までフレーズで覚えているような感じです。
ですので、時間が経つにつれて「4(し)と7(しち)」を取り違えて言ってしまったり、1から最初から言って行かないと分からなくなってしまうのかなと予想されます。
色々検討をしてみました
比較的ディスレクシアの多い言語を使っている国ではどんなことで覚えてるのかな?とふと疑問を持って、調べてみました。
冒頭のフィンランドのように九九は覚えないで電卓があるから電卓を使うとか、逆に、唄で覚えたり、12行まであったり、20段まで暗記させるとか様々です。
それでも、いちお日本と同じような九九はすぐに答えられるように、学習をしているみたいです。
調べているうちに「トライアングルナンバーズ」や「multiplication table」とかいいなあと思うものをいくつか見つけました。
一番だめだと思うのが、九九の替え歌。歌を覚えることに一生懸命になってしまい、肝心な言葉の言い換えをしてしまう可能性があるのでだめです。
むすこに聞いてみました
例えば、3の段の掛け算が、「3ずつ増える」と言う考え方が抜けているように思われましたので、「multiplication table」を使って説明してみました。
すると。。。。。
「そうなの?」と言う返事。案の定、知らな(ていうか忘れてる)かったです。
それで、その理屈が分かったところで、感心していました。
口では暗記したものを唱えてましたが、理屈が頭に入っていなかったのでしょうね。
暗記しても意味ないですね。
と言う訳で、しばらくは「multiplication table」を家での副教材として使用することにしました。
これで分からなければ、他のやり方を考えてみます。
ついでに電卓も購入
ついでに、電卓を買いました。割り算のあまりが計算できる機種です。
「え、、、だってそれってズルじゃん」とまじめな事を言うむすこ。
確かにそうですよね。
どうせ、将来は電卓やPCで計算することになると思いますので、先取の為購入します。
家での宿題の答え合わせで使ってもらおうと思います。
まとめ
調べていくと、世界中で九九は、どの国も暗記をするしないは別として一通り習っているみたいですね。歌で覚えたり、日本みたいにただ暗記する国とか様々でした。
ただ、暗記しないで、小学校から電卓を使ってる国でも、日本より学力の高い国はあって、暗記は捨てて、思考力を磨くのだろうなと思ってしまいました。
2年生の時点でしっかり九九が覚えられていて、今でも自在に使える子であれば良いのですが、うちの場合そうもいかないようなので、電卓やPCを利用させるような選択をさせてもらえれば助かるんですがねー
でも、これだけは言えるのは、九九の暗記をしていなくても生きていけるぞ!
計算が必要なら方法はいくらでもある!!
また、エクセルの使い方とか教えるような事はしてくれないのですかね。
仕方ない、家でやるか。
追記
追記:2020年10月27日
九九、せっかく覚えたと思ってもまた忘れています。
忘れていると言っても、頭の中には入っているけど取り出せない感じです。
世間一般的に、九九は覚えていない方がおかしい等と言われていますが、本当にそうなのでしょうか?
九九を覚えていない子は、だめなのでしょうか?
普通の計算のプロセスは分かっています。
それなのに、九九表が無いと計算が怪しい。
九九が出来ない=計算が出来ない のでしょうか?
覚えては忘れ、覚えては忘れ、でも計算プロセスはしっかり身に着けている。
そんなむすこを見ると、九九を覚えることを目的とした計算練習は息子に限っては止めた方がいいかな?と思ってきました。
考えることの障害になるようなそんな気がしてきました。
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