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久しぶりに小1むすめの話です。
むすこの小4学年と違い、小1は休校期間があってもどこか余裕があってゆったりした感じがします。
休校中の課題もそれほど出てなくて、その期間中にやったであろうテスト等は授業中毎日にやりながら教えてくれている感じです。
なので、毎日毎日テスト持って帰ってくるんです。
結構それ見るのが楽しみだったりして、そこで気付いたことをひとつ。
休校中の学習
このブログで何度か記述させていただいているように、学習についてはZ会のタブレット講座でやってきました。
むすめの場合は、学習についてはむすこ以上に自由にやらせていて、むすめが気に入ったものをやらせているというそんな感じで休校中はやってもらっていました。
自由にやってしまうので、その月のZ会の課題は第一週目で終わててしまったり、彼女にとって出ている課題が少ない程でした。
1年生なので、それほど難しいものはありませんし、文字の筆順や鏡文字になっているものも親も「そのうち直るだろ」と気にすることもありませんでした。
実際、鏡文字はZ会だけで直っていました。
筆順について
上のお兄ちゃんがディスレクシアで文字に苦労していて「書き順なんかどうでもいいから、自由に書け!読めればいいぞ!」なんて言う指導をしていたもんですから、それをむすめも聞いて覚えています。
そんな時に持ち帰ってきたテストがこれです。
すごいところから「8」を書き始めています。よく書けますね。
でも、このテストの裏は筆順のお手本があったのかお手本通りに書いています。
別にどーでもいいことなのですが、いちおむすめに聞くと、
「読めればいいだよ」の一言。
はい、そうです。読めれば良いんです。他の文字と間違うような字を書かなければ良いのです。
むすめの事ですので、自分流に書きやすくきれいな字がかけるようにすると思いますので、特に「指摘」することなくここで話は終わらせました。
算用数字について
ぼくは、よく仕事で外国人と接することが多いのですが、外国人(特に欧米の人)の数字の手書きでの書き方が個性的なものが多く、正確に読むことが難しい事が多くあります(数字に限らず、アルファベットもですが。。。。)。
今は、メールやメッセンジャー等が多いので困りごとも半減してきましたが、ちょっとした手書きメモなんか渡されると「えっ?なんて書いてある?」と聞き返してしまいます。
算用数字だけは、万国共通なので、表記ぐらいは統一して欲しいものです。
そもそも算用数字の筆順は決まってるのか?
漢字の書き順についてはすでにブログで記述した通りに、筆順・書き順に決められたものはないそうです。
同様に、算用数字に関しても、学習指導要領や指導書に決められた筆順の記載はないそうです。学習指導要領見ましたけど無いですね。
では、この数字の書き方の順番の指摘はどこから来てるか?なのですが、実際に先生にまだ聞く機会は無いのですが、「教えるときに好き勝手に書けと言うとみんなが困ってしまうから」とその程度だそうです。
むすめがテストや本に書いてあるものをそのまま写して書けるというのは、形の認識がきちんと出来ていて、それが表記できると言うことになるのでしょう。
図工が好きなので、これもつながってるのかな?と思ってしまいました。
先生からの数字筆順の指摘
ぼくが、上記のテストの時に立ち会った訳ではありませんので、詳しくは分かりませんが、むすめの曲がった「8」を見ていただいて、「この筆順の方が曲がらずきれいに見えるよ」程度のものかもしれません。
むすめも筆順については承知しているようですし、もっと読みやすい「8」を書くようになればぼくは何も言う事はありません。
ぼく自身、こう言う書き順とかは親にうるさく言われて、小学生時分、字を書く練習をしている時に間違えると鉛筆を手のひらで叩かれたことが何度かあります。
今となってはどうでもよい事なのですが、躾じゃないんですからね。
そして、間違いなくそんなことから字を手で書く事は間違いなく嫌いになりました。
大きくなってからわざと難しい漢字の書き順を覚えて、親に問題出してみて、出来なかったらバカにしたり、性格の悪さ丸出しです。
世の保護者の方々お気を付けください。
おかげで、ワープロ、word、一太郎、キーボード大好きになりました。
まとめ
漢字同様、数字にも書き順・筆順は存在しない!
ただ、きれいに書きたいなら書き順に書くといいかもしれない!!
苦手な子にはこどもの自信に傷をつけないように書かせるだけの鍛錬はやめよう!
反復練習はむすこで懲り懲りです。
追記
2020年9月3日
むすめが字を書いているのを見ていましたが、残念なことに(笑)数字の書き順が学校で習ってきたと思われる順序にいつの間にか変わっていました。
さすが、順応が速いです。それならそれでいいです。
まだ、書く力が弱いのか、むすこと逆に筆圧が弱いみたいなので、字はひょろひょろです。
ただ、雑でもないし、丁寧に書いているので、ぼくは指摘せずにこのまま見守ろうと思います。
2021年1月17日 むすめはいつの間にか習った通りです。一方むすこ。
むすめは、さすがにここまで来ると、学校で習った通りの書き順になっていました。
エライです。
一方、むすこ。
ぼくが学校で習った書き順とは違う風に書いていることに見慣れてしまって、書きたいような順番でも違和感を感じなくなってしまいました。
しかも、一回、一回、書き順が違うものもあります。
ある意味器用。
やはり、彼にとって、ひらがな、カタカナ、漢字、数字問わず、文字では無いのですね。
「絵」なのですね。
大昔の人が「象形文字」などと言う絵のような文字で伝えていたと習ったことがあります。
その時代に戻ってしまっているのかも。。。。。
彼が本当の人間の姿なのかもしれんと思って納得するようにしています。
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