PR

ぼくって、障害なんだよね。。。

この記事は約6分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

事実を正直に教えてきてはいますが、

時々、こんな言葉をむすこから言われる程、切ない気持ちになることはありません。

先日の「バカだから」発言に続いて、言われてしまいました。

色々な方に支援方法を教えていただいたり、ツールを探すことは、ぼくとしても少しでも障害が緩和されそうな気がして、前向きになるのですが、むすこの内面のケアと言うものはそうも言ってられないものがあります。

スポンサーリンク

そもそも、本当に障害なの?

むすこの場合、日常生活に支障があるわけではありませんので「障害」と言う言葉を使うのはどうかなと思っているのが本当の気持ちです。

現実の事として、「普通の人」とは少し違うというだけで、一般名称として「発達障害」「学習障害」と「障害」と言う文字が入ってきてしまっているので、聞かされた本人は驚いてしまっているように見受けられます。

じゃあ、これを「個性」と呼ぶのか? それとも「障害」と呼ぶのか?

やっぱり学校で決められたことがきちんと覚えられなかったりするので、「障害」となってしまうのが悲しいところです。

やはり、バカ正直に「障害」と言う言葉を使うのは、むすこの性格(素直な、優しい性格)や、現在のところ周りの支援で生活に支障がないことを考えると、あまりよくなかったのかなあと思ってしまっています。

スポンサーリンク

少し軌道修正が必要かも

「学習障害」と言う事は事実は曲げられないとしても、今後「ぼく障害なの?」と言われても、ぼくがうろたえないようにと、それにむすこがあまり苦しまないように考えてみたいと思います。

スポンサーリンク

認知特性と行動特性

こんな話もよく聞くことがありますね。

行動特性なんか、人事評価かなんかでよく使ってた言葉なんでなんか嫌な気分になります。

この二つの特性から長所・短所を確認して、むすこに性質の面から伝えていけたらいいかなと考えて調べてみました。

こどもの認知特性

「こどもの認知特性」
むずかしいので検索してここのサイトを参考にしました。
(参考:ダ・ヴィンチニュース|あなたに最適な記憶法も分かる!?自分の「認知特性」を調べてみよう

視覚優位者
・写真タイプ(カメラアイ):写真のように二次元で思考する
・三次元映像タイプ:空間や時間軸を使って三次元で考える

言語優位者
・言語映像タイプ:文字や文章を映像化してから思考する
・言語抽象タイプ:文字や文章を図式化してから思考する

聴覚優位者
・聴覚言語タイプ:文字や文章を耳から入れる音として情報処理する
・聴覚&音タイプ:音色や音階といった音楽的イメージを脳に入力する

引用:
ダ・ヴィンチニュース|あなたに最適な記憶法も分かる!?自分の「認知特性」を調べてみよう

よく聞く言葉ですが、ちょっとぼくには難しかったのでネットから引用させていただきました。

良い分類かと思ったのですが、この本の紹介でした。読んだことありませんがリンクさせていただきます。

医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン~ (光文社新書)

医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン~ (光文社新書)

本田 真美
628円(11/21 22:46時点)
発売日: 2012/08/17
Amazonの情報を掲載しています

これをそのまま、こどもにやってもらうのは難しそうですね。

要は、物の見方と聞き方、感じ方を具体的な表現にするのにどんな認知行動をするのか、こどもによってそれは違うんじゃないか?と言う事なのかと思います。

でも、何となくはあてはめられそうですので、じっくり観察して強い面・弱い面を見つけてみようと思います。

ちなみにこれがぼくの得点です。
強いものがありますが、弱いものもあります。
相殺されていたって普通の人間です(だと思ってます)。

こどもの行動特性

こどもの行動特性

このマインドマップは、これまで小学校3年間のむすこを思い浮かべながら作りました。

この中でも全く問題の無いもの、がんばってできるようになったもの、いまだにできないものもあります。

それはそれで、出来る点、出来ない点になろうかと思います。

スポンサーリンク

更に一歩進めて

これらを更に一歩進めると、「対人関係」や「落ち着き」(がない)点等も必要かと思います。

うちのむすこの場合、ADHDで言われる「不注意」と言うのがあります。

学校の忘れ物は、ぼくが最終チェックしますので、ほとんど無いのですが、

「不注意」「早とちり」が結構あります。

すらら学習でもそれがあって、同じ問題の間違いを連発することがあります。

それが影響して、しばらく学習が休止することもあります。

何で間違えたのか?悔しさもあるのでしょう。

「不注意」があって、行動特性にどんな影響があるのか、その不注意による間違いをこどもに「優しく」伝えていこうと思います。

やはり、学習障害と言うのは、ASD、ADHD、LDと区分けされていますが、「これは違うだろう」と言う先入観は排除して、当事者としては横断的に考える必要であることは常に頭に置いておく必要はありそうです。

これからのこどもへの告知

さて、本題に戻りますと、

「学習障害」と言うのは伝えてしまっています。

そこから、二次障害を防ぐにはどのような告知をしていこうかと言う事になりますが、

やはり、こどもも「具体的」で「あきらめにつながらない」ように努力は必要と説き、

その為に、「長所」をみつけ、「ほめて」指導をしていく必要があるのかなと思っています。

うちの場合、幸いにもまだ9歳(今年10歳)です。

まだまだ、ある程度親の話を聞いてくれる年ごろです。

自己肯定感をこれ以上下げないように話をしていこうと思います。

まとめ

・学習障害・発達障害の話を正直に告知するのは、その子の性格、理解ある年齢を良く考える

うちの今後の対応

  • 具体的な事を伝える。
    「記憶が弱い」等からと行動の特性を挙げて、本人の努力ではどうしようもないからと言う事を強調する。
  • 希望をもたせる
    出来ないからあきらめろと言うのは無しで、やり方、練習する、時間を掛ける、ツール使う等をすればきっと出来る事を言い続ける。
  • ほめる
    間違えても、長所を挙げて、ほめるようにしていく。保育園の頃のように、何をやっても「偉いね」と言ってあげることも大事かと

サッカーの練習は大好きです。この事も例にあげて自信をつけさせてあげていこうと思います。

追記

追記:2020年8月17日

長い学校休業日を抜けて、小学校4年生になったむすこですが、最近ではネガティブな言葉は出なくなってきました。

むすこをこれ以上自信を無くすようなことは止めていこうと言うことと、彼に合わせた学習方法を試行錯誤していくことにより、学習していくことが楽しいと思うようになってきたようになってきたようです。

相変わらず、大量の漢字書き取り練習の宿題が出されるのですが、それは先生と相談して軽減してもらったり配慮をしてもらっていることも、彼には分ってきたみたいです。

大量にやっても覚えられないこともわかってきたので、自分なりの効率の良いやり方をよく見つけているのかもしれません。それとともに自信がついてきたようにも思えます。

その証拠にサッカーでも上級生のチームに助っ人で入った時の堂々としたドリブルやシュート。

2学期以降また波乱が起こるかもしれませんが、毎日試行錯誤でやっていこうと思います。

追記:2020年10月30日

この記事を記述してからの修正点が少しわかってきました。

  • 「不注意が多いのは間違いない」→ADHDにあてはまるようなところは見られない。
  • 「記憶力が悪い」→ 記憶力が特別悪いのではない。記憶が取り出せない、埋もれている。

こんな感じです。

それで、個別指導の先生には、ことばの想起の訓練をしてもらっています。

記憶しているものを、使用する場面で出てくるようにしていく訓練で、それによって日常生活困らないようにしていくものです。

学習に役立てると言うより、生活の為ですね。

その辺りは、私の適当な対策ですと的外れになりそうですので、専門家にお任せです。

いつも、聞いたことと違う、楽しいことばっかり考えてるんだろうなー

だから、すぐ答えが出てこない。

少しは人の言葉にも耳を傾けろってんだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました