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メンタルローテーションと恒常性:息子の特性と支援方法

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中学2年生の息子は週に一度支援教室に通っています。

当初は学習の補講もお願いしたかったのですが、根本的な問題の改善なしには学習の改善も難しいと考え、支援教室の先生にお任せしています。

昨年末、学校の指示で行った検査で、医師から「メンタルローテーションに関係する恒常性」が劣るとの診断を受けました。これは、認知機能を安定させ、外部のストレスや変化に対しても効果的に対処できる能力です。学習をいくら頑張っても理解に繋がらなかったのはこの点が原因とのことでした。

そのため、支援教室ではパズルやクイズを使ってその改善に努めています。ただ、一般的に言われることとして、運動能力が高い子どもはメンタルローテーション能力や恒常性のスキルが発達していることが多いとされています。

これは、視覚的・空間的な課題に対しても強い適応力を示す傾向があるためです。

しかし、息子の場合は運動能力が高いにもかかわらず、メンタルローテーション能力や恒常性が劣るという稀なケースです。

運動能力が高い一方で、メンタルローテーションと恒常性が劣ると診断された場合について、以下のポイントを考慮してみました。

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可能性と考察

異なる能力の発達:
運動スキルと視覚空間スキルは異なる脳の領域やプロセスに依存しているため、両者が必ずしも連動して発達するわけではないと考えられます。そのため、運動能力が高くてもメンタルローテーションや恒常性のスキルが劣る場合もあります(息子の場合😁)。

特定のトレーニング不足:
運動スキルに重点を置いてきたため、視覚空間認識を鍛える機会が少なかった可能性もありますが、息子は空間認識はかなりあるため、この点は当てはまりません。

異なる学習スタイル:
視覚情報よりも身体感覚や運動による学習が得意な場合があります。そのため、視覚空間タスクが苦手でも、実際の運動や身体活動では高いパフォーマンスを示すことがあると考えられます。

診断の精度と方法:
運動能力テストを取り入れていないため、診断方法や評価基準が運動能力の高い子どもの特性を十分に反映していない可能性があります。これによって、多角的な視点から再評価することで、より正確な理解が得られるかもしれません。

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対応策

トレーニングプログラムの導入:
メンタルローテーションと恒常性を鍛えるための具体的なエクササイズやアクティビティを導入する(支援教室で取り組んでいる)。

パズル、積み木、3Dモデルの構築などの視覚空間認識を促す遊びや学習活動を取り入れる(これも同様)。

専門家との連携:
発達心理学者や教育専門家と協力して、個別のサポートプランを作成する(済)。

定期的な評価とフィードバックを行い、進捗を確認する(済)。

運動と視覚空間認識の統合:
スポーツや運動活動に視覚空間認識の要素を取り入れる。

例えば、ボールの軌道を予測する練習や、異なる視点からの状況判断を必要とするゲームを行う。息子はサッカークラブチームに入っているので、これらは自ら行っています。

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まとめ

運動能力とメンタルローテーション、恒常性の発達は必ずしも一致しません。特定のスキルを向上させるためのトレーニングやサポートが有効でしょう。

個別の特性に応じたアプローチを行うことで、バランスの取れた能力発達が期待できます。支援級・学校での友人関係、クラブチームでの活動を通じて、今のところは息子は十分な支援を受けています。しかも、自ら行っていることなので楽しく取り組めています。

成績にはまだ結びつかないのは仕方の無い部分がありますので、全然構いません。

その代わり息子が低成績を取ったとしても自信を失わないようにすることが親の役目だと考えています。

「勉強しなさい」「塾に行け」と無理強いしても、成績が上がるかどうかもわからず、上がったとしても彼にとっての目的がぶれるだけです。

勉強も大事だけど、その基礎になる部分を自ら知っていくことが大事だと思います。それよりも、息子が自分で考え、将来の道を自分なりに組み立てていけるようにサポートすることが大切だと思います。

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