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「成績を上げたいか?」×「テストの点数を上げたいか?」
この二つは、息子の中学校では同じ意味ではないということは以前のブログで記述しました。
そこで、うちの中学2年生の息子。
「成績を上げたい」ということを選択しました。
息子はバトル好きなので「テストの点数」を上げたいのも山々なのですが、理解していても完璧な書面(答案)にするのが難しいことが多いです。
なので、それ以外のところで頑張ろうと本人もようやく理解して、努力しています。
成績を左右すると言われている提出課題のワークをなるべく早めに終わらせて、テスト直前には確実に点数に結びつく基本問題をやることにしました。
参考書や問題集等を別に用意することはせず、学校で配られているものだけをやります。
元々読みやすい字を書くことができるので、文字も適当に殴り書きせず、できるだけ読める文字を書くようにしています。
これまであり得なかったことですが、毎日机に向かってワークを済ませる作業をしています。
「お父ちゃん!俺は決めた。ワーク1ページやったらゲーム10分できることにしたよ。」
自分でルールまで作っています。
ただ、勉強は彼にとって苦痛でしかありませんので、相当疲れます。
1日のうちある程度済ませると、
「お父ちゃん!今から下に行って走ってくる!」と言って出かけていきます。
脳の疲れを取るには運動が一番良いと、精神科医のモタ先生もおっしゃっていました。
少なくとも息子にはそうなのでしょう。
これで成績が大きく伸びれば御の字なのですが、実は私はそんなことはどうでもよくて、嫌な課題をいつまでも残しておくよりも、早く済ませておくことで後で楽になるということを実感してもらえれば、将来の仕事の処理の段取りにもつながると知ってもらいたいのです。
息子は分かればそんな自己管理はできる。
娘はそういう自己管理の仕方は無理。私とは別の空間に生きる子なので。妻も同じ。
そんな、2種類の人間が住む家庭です。
この間、息子が急に謝ってきました。
「お父ちゃんごめん。昨日漢字ワーク3ページしかやらなかったのに、ゲーム1時間もやっちゃった。ごめん。」
別に謝ることはないよ。
自覚しているだけ偉いな。
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