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最近触れたメディアで『きかんしゃトーマス』の話が出てきてついつい、中学生のむすこが夢中になっていた事を思い出して笑ってしまいました。
その物語で、トーマスたちが出てくる訳ではなくて、「お前はディーゼルみたいなやつだ」とか「ヘンリーと言うのは良いやつだ」みたいな感じで出演者の中でトーマスが好きな人が例え話で持ち出す会話が出てくると言う調子です。
上記の「マリア・ビートル」の実写映画が「ブレット・トレイン」なんですね。
この二つのメディアに触れていたときは全く知りませんでした(笑)
どうも、似ているところがある話だと思いました。
トーマスの社会性育成
話の内容はそれはそれとして、『きかんしゃトーマス』中のそれぞれの機関車キャラの例え話と言うのはぼくが見たり読んだりしていてもとてもわかりやすい。
むすこも幼児の頃は大好きで、テレビもよく見てたし、プラレールも持って言いたし、遊園地でトーマスの乗り物があると飛びついて「乗りたい」と言っていました。
特にでっかくて強くてちょっぴり傲慢な「ゴードン(4番)」が大好きでした。
テレビと言うビジュアルから入る効果というのは、当時2、3歳の幼児だったうちのむすこにとっても良い効果があったと思っています。
特に、トーマスの物語の題材になる社会性の育成や道徳教育と言うのはあの時に身につけていたと思います。
言語スキルに関しても、文字を読むのが苦手なむすこはキャラクターの会話を通じての、リスニングスキルや会話能力の発達は文字は読めなくても口は達者ということに通じていることだと思います。
特に、キャラ同士の会話を誦じていたこともありますので、耳が良いと言うのはこの時に気づきました。
トーマスの数学的効果
『きかんしゃトーマス』のキャラクターに関連する色や機関車番号は、基本的な数学的概念を理解するきっかけになっていると思います。
- 数の認識と数え方の練習:
- 各機関車が固有の番号を持っていることから、数の認識や数え方を練習することができていました。例えば、トーマスは「1」って感じです。
- 色の識別:
- トーマスが青色、パーシーが緑色、ジェームスが赤色といったように、キャラクターごとに異なる色が割り当てられています。これもまたいい。視覚的な認知が進んだことだと思います。
- パターン認識:
- キャラクターの色や番号を通じて、パターン認識のスキルを育成することができます。例えば、機関車の番号を昇順や降順で並べ替える活動は、序列や数のパターンを理解することにつながったと思います。
このように、『きかんしゃトーマス』は色や番号を通じて、数学的概念の初歩的な理解を助けるだけでなく、認識、分類、パターン認識などの基本的な数学スキルの発展を促すことができます。子どもたちにとっては非常にアクセスしやすい方法でこれらの概念を学べるため、教育的にも非常に有効だったと今になって思うところです。
でも文字が読めなかった・・・
ただ、親バカなぼくは「そんなに好きなら、トーマスの絵本を買ってやろう」と思って買ってあげたのですが、本には全く興味を示さず、開きもしなかったので新品のままバザーに出してしまった苦い経験を思い出します。
それは「書いてある文字に興味を示さない。」つまり「文字が読めない」そんな事からだったのです。
文字を読めないなんてぼくらからすると想像もしていないし、幼児の頃は検査でもしなければそんな事わかるわけありません。
それがはっきりわかったのは、3年も4年も経ってからの話です。
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