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早いもので、今年度、我が家のむすこは中学2年生へと歩みを進めます。
これまで苦労しながらも挑戦と発見の日々を送る中で、私たち家族が目の当たりにした成長しました。
それは、急速に伸びた身長だけではありません。
むすこ本人が直面する課題、それを抱えながらも乗り越えるための工夫、そして何よりも彼の努力は、私たち全員にとって大きな教訓となりました。
むすこはワーキングメモリの処理や、注意力が必要な記憶、特に図形などの視覚的な情報の処理に苦手意識を持っています。また、「恒常性」を理解するためのメンタルローテーションにも課題を抱えています。
しかし、本人は決して諦めることなく、来年こそは中学1年生の内容をしっかりと復習し、基礎を固めることを目標にしていると言っています。
本人はそれほど努力していないと思っているようですが、先生も含んだ我々から見ると相当苦労しているなと感じそれは、とっても関わる大人にとっても新たな学びの機会となりました。
彼が苦手とする分野に対して、どのようにサポートすれば良いのか、日々試行錯誤の連続です。
特に、むすこが得意とする「聞くこと」を活かす方法を模索しました。
例えば、記憶に関する学習は、耳から入る情報を大切にし、音声とテキストの関係性を深く理解することで、より効果的に情報を定着させることができると我々だけではなく本人もわかってきたようです。
そんなむすこですが、もう一つの強みは、実技運動全般です。
特にサッカーに対する情熱は、家族内でも特筆すべきものがあります。
サッカークラブチームに入団し、レギュラーに当たり前のように起用されていると聞くと、本人は何てことないことのように話しますが、私たち家族にとってはむすこ気づかれないように喜んでいます。
サッカーを通じて、むすこはチームワークの大切さ、努力の重要性、そして自分自身と向き合う勇気を学んでいます。
これらの教訓は、学業だけでなく、人生においても彼の貴重な財産となることでしょう。
これからも、むすこの成長を支えるために、私たちは彼の興味を尊重し、得意分野を伸ばしながら、苦手分野を克服するためのさまざまな手法を提案し続けていこうと考えています。
但し、もう大人になりかけのむすこです。これまでのように、親が言うこと第一というより、自分の思いを大事にして、自主性に任せて口を出さないようにしていこうと思います。
何か困ったことがあったら、彼が直面する課題に対して、一緒になって考え、解決策を見出すことは忘れずにということで。
挑戦することの大切さ、失敗から学ぶことの価値、そして何よりも自分自身に挑戦し続ける勇気。これらはむすこが私たちに教えてくれた大切な教訓です。来年度も、むすこのさらなる成長を支えるために、私たちは彼と共に歩み続けていきます。むすこの未来は自分で勝ち取るための、無限の可能性が広がっています。そんな気がします。
私たちはただ、その輝かしい未来を信じ、一緒に夢を追い続けるだけなのです。
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