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学年末の定期テストが終わってから、中1むすこの体育実技の授業は「サッカー」をやっているそうです。
そう言えば、中学生になってから、バレーボール、バスケットボール、ソフトボール、あともう一個忘れましたが、メジャーな球技を一巡した感じです。
最後の締めくくりが「サッカー」ということらしいです。
先生だって全ての球技が得意だと言う訳ではないので大変ですね。
それとも中学の体育の先生は一通り、そこそこ出来るようにはしてあるのでしょうか?
むすこの体育の先生はサッカー部の顧問だそうです。
クラスに3人のサッカー部の生徒がいるので細々としたことを手伝わせているそうです。
サッカー部員と言っても、小学生の頃は他チームに入部していて、試合をするとむすこたちにいつもボコボコにされた子ばかり。
そのお母さん方もむすこには一目置いているような事を言われたこともある(但し、サッカーだけです)。
そんなむすこ、得意なところですが敢えて何も言わずに見ているだけだそうです。
1日目は基礎的な練習(つまらなかったそうです)。
2日目はいよいよ試合をしたそうです。
うれしそうにその話をしてくれました。
「今日、体育サッカー試合やった!」
「ゴール決めたの?」
「いいや、おれがボール持つとひとりで行けちゃうから抑えた。」
「そうなの?」
「その代わり中盤に入ってアシストしまくった!、10アシストぐらいしたよ、それでうちのチーム楽勝。だってパスも通りまくりだしね。」
「へー、他の子にゴールを決めてもらったんだ」
「そう足の速いやつとかいるからね。先生がサッカーの顧問なんだけど”司令塔じゃん”って言われたよ。」
「得意なところじゃん。」
「次も楽しみだよ。」
その話を聞いて、むすこらしいなと感じました。
自分得意だからと言って前線に出てプレイしまくるのは簡単だけど、楽しくやりたいから他の子にも良い気持ちにさせてやろうと言う、なんか思いやりがあると言うかなんちゅうかって思ってしまいます。
こんなことを演出してるとむすこと同じチームになりたいと密かに思う子がいるような気がします。
天性の人たらしってのはこんなところからさりげなく来るのでしょう。
ぼくは親なんですけど、こればっかりは見習わないといけないところです。
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