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「おうち性教育はじめます 思春期と家族編」”Starting Home Sex Education: Adolescence and Family Edition”

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「おうち性教育はじめます 思春期と家族編」という本を読みました。

前回の第一弾があるのですが、履歴をみると第一弾を買ってからもう4年経っていました。

前回に引き続き対称年齢層を思春期周辺のお子さんのいる家庭内での性教育に焦点を当てた一冊です。

それだけに、ボリュームいっぱいの本でした。

他に平行して読んでいる本もいくつかありますが、それを投げ出して読んでしまいました。

この本は、性教育についての重要性や、家族内でのコミュニケーションの大切さを訴えています。

読んでみてまず感じたのは、性教育の必要性とその深さです。

ぼく自身、性教育について家庭でも学校でも学んだことはありません。

昭和中期後半の古い時代だったのでしょう、おとなが性について口に出す事も、こどもに知識をつけさせようと言うことはタブーな雰囲気で、どのご家庭でも皆無だと思います。

「そのうちわかるだろう」とうちの親も思っていたと思います。

そんなあやふやな自信から何も知識を付ける機会がなく、好奇心が旺盛な子はポルノと言うファンタジーの世界から歪んだ知識を得て、頭の良い子ほどそっちの知恵も回ってしまい、良からぬ方向に進んでしまい人生を崩壊させてしまうニュースを見るのはそのためだと思います。

現代はメディアを取り入れる方法は、ぼくの時代以上に簡単です。

興味を得たい子たちからそれらを遠ざけるのは不可能だと考えています。

この本を読み、性は単に生理的な側面だけでなく、精神的、感情的な側面も含めた複雑なものであること、そしてそれが人間関係や社会における人権にも大きく関わっていることを改めて認識したところです。

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ただのガイドブックじゃないよ

この本はただの性教育のガイドブックではありません。

家族個人との信頼関係を深め、子どもたちが健全な性の価値観を持って成長できるようにするための本であると感じました。

「包括的性教育」と言う、身体や生殖の仕組みだけでなく、人間関係や性の多様性、自己決定能力、ジェンダー平等、幸福など幅広いテーマから、人権尊重を基本とした性教育を積極的に教育することが不可欠だと考えました。

前回の本はスラスラ読めましたが、マンガとは言え読み込ませる本でした、ご興味のある方は、ぜひこの本をお勧めします。

International technical guidance on sexuality education: an evidence-informed approach (jpn)
book

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