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中1むすこが立ちくらみがしてお風呂から上がった直後にぶっ倒れました。
一緒にお風呂に入っていて立ち上がって「出る」と言った後に、珍しくぼーっとしながらお風呂の扉を開けて出ていきました「なんかおかしいぞ」、、、いつもならバスタオルを足で蹴り上げて自分の体を拭き始めるのですが、バスタオルも取らずに、、、これはやばい!!と思った瞬間でした。
倒れた瞬間「立ちくらみ」と分かったのでとりあえず倒れた時の外傷がないか、無理に起こさず座れるか聞きました。
そしたらのっそり起きあがって、痛いところはなにも無いということでしたので安心しました。
ぼくが見てるところで良かったです。
なんで「立ちくらみ」と分かったかと言うと、その前から立ちくらみのような症状がたまに起こると聞いていて、更にぼくにもそんな経験があったからです。
おとうちゃんも経験あるよ。嫌な思い出付き。
ちょうど、同じ中1の時です。
ぼくはお風呂ではなくリビングのソファです。
それまで立ちくらみで座り込むことは何度も有ったので「あれのひどやつだ!」と瞬時にわかりました、頭の中の血が全部抜ける思いがして体中から力が一瞬でなくなります。
「ぶっ倒れるなら、ダメージが少ない方にしよう」と一瞬で考えて、残った全身の力を込めてフッと向きを変えて倒れ込みました。
あの時、やたら両親から何故か怒られました。だからよく覚えています。
「何をしてるんだ!!」
「しっかりしなさい!」
「お前がしっかりしないでどーする!!」
意識が遠かったのですが、そんな事を強く言われていたことを覚えています。
まるで「気合」が入っていないから倒れるんだと言われんばかりでした。
情報が少なくて大人でも無知で適当な知ったかぶりが通った時代です。
だからと言って、意識が遠くなっている子を𠮟りつけると言うのはどういう事だろうと今でも思います。
そんな無知な教育からアップデートされていないから、未だに「起立性調節障害」等の本当の病気の場合であれ理解してくれない大人が多いのです。
ぼくは、中1の頃はやりたかった部活をやらせてもらえなくて、運動と言ったら体育と自主的に筋トレをしていたぐらいです。
適度に運動をしていないと心臓や血管の成長のサポートがされなく、立ちくらみの緩和に寄与できないとされています。
ただし、急な成長期の立ちくらみが無くなる訳ではなくて緩和されるだけです。
当時、せっかくの成長期に適度な運動ができなかったぼくは身体機能が過去の運動貯金(水泳をずっとやってました)に頼っているだけで、脆弱だったと思いますから仕方無いなと思っていました。
むすこの場合は、運動については「バカ」を付けてもいいぐらい「運動バカ」「体力バカ」です。
そんな子でも、ぼくと同様に立ちくらみでぶっ倒れるのですから油断は出来ませんね。
本人も、ここまで酷いのは初めてだったので、体力だけは自信があっただけにショックを受けていたようです。
体力の問題だけではない
いやいや、これは体力の問題ではないのだ。成長期なら当然あるものだと思った方が良いと思います。
- 血圧:急激な体の成長から血圧の低下を引き起こし、こう言うことは起こるのである。
- 血糖値の変動: 成長期はエネルギーの需要が高まり、食事のタイミングや内容によって血糖値が変動することがある。血糖値が急激に低下する瞬間に立ちくらみが生じることも考えられる。
- 脳への酸素供給: 急激な身体の成長により、心臓や血管の発達が追いつかない場合があり、特に急に立ち上がったりすると、一時的に脳への酸素供給が不足することがある。
お風呂上り等の温度変化も注意なのだ。
お年寄りが脳卒中の原因にお風呂・脱衣所での急激な温度変化をあげますが、これは不安定な成長期の子にも言えるかもしれません。
血液や酸素供給等の問題なので、これから頭痛等も起こってくるはず。
注意していこうと思っている事
これによって以下の事に注意していこうと思います。
- バランスの取れた食事を心掛ける。食べる時間も大事。
- 運動(これは問題なし、体が続く限り絶対やめない。)
- 急激な起き上がりや、風呂上りを注意するようにする。
しかしあれ以来、慎重に慎重に行動しているところがたまに見られるむすこなのであります。
小さい頃から怖い思いをしたり、起こりそうだと思うとやたら注意するところがあるんですよねー
これも特性に由るものなのか・・・・?
たぶん。そんな感じ。
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