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反抗期:2 正解なんか誰もわかりゃしない

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中1むすこのともだちに姉(中3、以下A子とします)がいます。

そのA子ちゃん、ぼくも幼少から知っています。

幼児の頃は、保育園の同クラスの中でも自由に振る舞うのをよくみかける女児でした。

特におしゃべりな訳ではないんのですが、いつもニコニコしながらクラス部屋から脱走していたり、保育園の帰りにはおかあさんが自転車のこども載せに乗せようとすると、ぼくの顔をニコニコみながら逃げ出してしまって、車や自転車が来ては危ないのでおかあさんとぼくが走って追いかけることをしたこともありました。

そんな悪びれもせずに自由に振る舞いたい姿が、後に産まれてくるうちのむすめと重なる部分がある子だなと思った事もありました。

また、おかあさんが好きなアイドルグループのライブを小さいA子ちゃんと一緒に行ってると楽しそうに話していたこともありましたが、中3になった今はアイドルなどには全く興味が無く好きなものは「コナン君」なんだそうです。

そんなところもうちのむすめに近い。

そのほかにも、部屋が汚部屋だとか、マイペースだとか、愚痴愚痴を聞いていると益々むすめと相似形。

逆に、妻がうちのむすめの生態を離すと「うちのA子の話をしてるかと思った~」と言われてしまう始末です。

似た人間なんてどこにでもいるもんです。

そのA子ちゃんとその家族の事を妻が聞いてきた話が興味深い。

ある日、A子ちゃんが朝学校に「いってきまーす」と言って行ったかと思ったら、学校から電話がかかって来て「学校に来てない!」と騒ぎになった事があったそうです。

制服があるので外を歩いていると目立つでしょうが、帰って来たA子ちゃん曰く「今日は行くのやめた」と言っていたそうです。

また、他の日には親に話もせずに電車に乗って「もんじゃを食べに月島にともだちと行ってきたそうです」そうです。

うちだったら、さすがに学校に行ってないと聞くとその時は大騒ぎになるでしょうけど、理由をきちんと言って無事に帰って来てくれればそれで良いと言ってしまうでしょう。

特に、勝手に「もんじゃ」を電車に乗って言ったって、「よしよし、よく行けたな。店は誰かが知ってたのか?〇〇って店あっただろう」等と余計なことを言いながら、逆に感心してしまうと思います。

そのご家庭の場合は、おとうさんが「よし、おれが注意してやる!」とおとうさんがA子ちゃんに注意をしようとしたそうです。

ところが、A子ちゃんは、今までの家庭でのうっ憤が堰を切って出てしまい、逆におとうさんがタジタジになってしまったと言うことでした。

それを聞いた時に、年頃のむすめが何でも言える家庭に育っていて逆に安心してしまいました。

冒頭にも書きましたが、幼少の頃から口数は多い訳ではないのは大きくなっても同じだと思います。

それだけにうちに貯めていることはたくさんあったのかと思います。

そこで、おとうさんも怒鳴ったりしなくてタジタジになってしまったところもウケる。

目に浮かびます。

かわいいかわいいむすめさんだもんね。

怒る気なんか起こらないでしょう。

おかあさんも、そんな愚痴をうちの妻にも赤裸々に話をするのもウケる。

そんな、姉と両親の事をみているのか、むすこのともだちの弟の方は言いたい事も言えない性格っぽい。

逆にそっちが心配だな。

なんて、余所のご家庭のことを心配している場合じゃないんですけどね。

うちはうちで、よかれと思う方向でやっていこうと思います。

正解なんか誰もわかりゃしない。

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