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将来にむけて、中学校との面談

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中1むすこの、担任の先生と学年主任の先生と面談をしてきました。

  • これまでのLDについての経緯
  • むすこの特性
  • ワーク対策
  • 家での学習方法
  • テスト対策
  • 卒業後の進路

こんな感じのところをざっくばらんに話をさせていただきました。

これまでの経緯や特性等は、むすこをこれまで見ていただいてきた事や、教育委員会、小学校からの申し送りから、十分にご承知ですごくありがたく思いました。

むすこのおおよその経緯や、LDについての特性の話をしたあとで、

「他にもいらっしゃるでしょ」と言う事をお聞きすると、

「いっぱい、いますよー」とのお返事。

あらら、、、

こうやって面談申し込んでミーティングをするのはうちだけだそうです・・・

「えーっ!!そうなの??」と驚いてしまいました。

みんな、どうしてるんだろ?

ただ単に、勉強しないだけで成績が悪いだけなら、学校の勉強なんていくらでも後で伸びる子はいるでしょうから、そんな子も含んでいるかもとは思います。

特性的に、他人事の事を気にする余裕はありませんが、数%はいると言われているLDの子がそれに混じっているとちょっと心配になってしまいました。

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ワークも、むすこが望むやれる範囲で、むすこの性格を分かってくださっていて安心しました。

さて、前述の通りうちのむすこの事に関しては、学校での態度・ふるまいでも学校でも十分ご理解いただいていて、更に両親がわざわざ学校に出向いたり、お電話で「あーだこーだ」言って、理解を求めているということで、学校としても出来るだけの最大の配慮をしたいとの事だと言う事を言っていただきました。

そして、今一番困っていたのがテスト前の「ワーク」の事。

英単語を淡々と書かせるようなワークや計算問題がずらずら並べてあるものはまともにやるのはやめて行こうということになりました。

あくまで、むすこの理解のペースで両親が見ながら進めると言うやり方にしておこうということになりました。

ただ、むすこはいっちょ前に特別扱いをされるのを嫌います。

ワークも拙い文字でも適当でもまじめに、きちんとやりたがります。

それだけでも、疲れ果てるのでそれで終わってしまいます。

こちらから見ていると覚えられないくせに、課題にあるように英単語を3回も5回も模写して書くのは時間も体力も精神的にも無駄。

みんなと同じように出来ないのだから、違うやり方を受け入れてくれればまた違う結果になるのにと思います。

「耳が良ですので、教科書を聞いたり読んだりして、ワークにチェックをつけるだけでもいいですよ。」と先生。

教科書を見ると読み上げのQRコードも用意されています。

「ボイスレコーダーでも提出しようかと思いますけど・・・」

「そこまで、しなくても結構です。もう、本当に充分にがんばってるのは分かっています。ですので要は、むすこさんのがんばりをみたいのです。」

学校内での生活、係の活動、授業中でも、がんばり、まじめに取りくむ姿勢、素直などなど、恐縮してしまいそうなことを言ってくださります。

人物的にそれだけのものを兼ね備えられれば、学習だってまともに習得できそうですが、そうはいかないのがLD少年故なのです。

がんばりやまじめさが成績に反映されないのは、何らかの理由があるからです。それも理解していてくれています。

学校には、むすこなりのやり方でOKと言うのをいただきました。

後は、むすこがみんなと一緒の課題を処理したいと言う思いと、むすこにとって効果的な方法を取ってそれで提出物とする。

そのギャップを分かってもらうように、妻とむすこと一緒に取り組んでいこうと思います。

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テストに関して

テストに関しては、字体(UDに統一)や紙面の見やすさや大きな紙等、出来る範囲でお願いして実際に中間テストでは現実のものにしていただきました。

しかしながら、内容について差をつけるわけにはいきませんので、自宅学習とむすこの取り組み方でどれぐらいいけるかですが、点数についてはぼくもあまり気にしていません。

今の状態で恐らく、ぼくらが望むような点数(かつて取っていた点数並み)を期待するのは恐らく無理でしょう。

それよりかは、基本的な問題がいつの間にか出来るように、家庭学習で淡々と進めることにしました。

本人は、ともだちと点数を比べているようですので、それを見て凹むことが多いようです。

ぼくは、それについて追い打ちをかけるような言動や態度を絶対しないようにして行きたいと思います。

だって、高評価のものもあるんだもん。

英語であれば、「リスニング」や「スピーキング」。

国語であれば、「作文」。

数学はちょっといまのところ良いものは見つかりませんが・・・・

これだけの事で、向いている特性と言うのはわかります。

ですので、この方向から進める学習が一番の方法です。

インプットの方法が耳からが得意で、感受性や感想の面での脳は高度なものを持っていると信じるしかありません。

学校側の方としては、とにかく「むすこさんが気落ちしたり、自信を削ぐことは絶対に避けたい」とのような話をしていただきました。

そうだ、そうだ、とにかく二次障害だけは避けるんだ。

体育とか得意な科目だってあるのだ。

お先真っ暗と考えるのはやめておこう。

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先生の発言に注意をお願いしました。

最後に、先生方に冗談なら冗談とわかるように、でなければやめて欲しい言動をお願いしておきました。

先日、英単語テストのやり直し再テストをしたそうです。

それも、放課後にやると言われた時です。

「(50問中)30点以上で合格点。取れるまでやるぞ、やれないと帰れないぞ!」と言う事を再テスト対象者に言ったそうです。

内容は、週や月、1学期で習う単語です。

週の単語さえ、厳しいのにむすこには絶対無理です。

再テストで合格するぐらいだったら、再テストの対象者にはならないと思います。

先生曰くまじめなむすこは、そう言う話を真に受けてしまいます。

「サッカーいけなかったらどうしよう・・・やだやだ・・・」

涙目です。

「なんでそんな事言うんだ、腹立つな。」一瞬モンペの顔になるおとうちゃん。

その英語の先生に抗議の電話でもぶちかますか、カチコミ行くべ!

それでも、涙目になりながら英単語を見直すむすこを見て、ちょっとまてと留まりました。

どうせ、みんなにも同じこと言ってるでしょうしね。

結局、その再テストは放課後なんてだめだと言う事で昼休みになったそうです。

とりあえずこの場で、学年主任の先生に「冗談でも家に帰れないなんて、冗談でもおやめいただきたい。泣いてましたよ。」と伝えました。

「あ~すみません、すみません。そうですよね。むすこさんまじめだから~」

「そーそー、先生だって”一生”家に帰れませんよ。」(笑)

そんなこともお伝えしておきました。

ただ、英語の先生もむすこには色々とご配慮いただいているようで、得意なところは認めてくれている良い先生なのであります。

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まとめ

そんな感じで、お互いにざっくばらんにむすこの経緯とこれからの対策等を学校側とお話しをさせていただきました。

むすこの個性を十分にお認めいただいていたようですし、それに加えて特性を理解が広まってくれれば、これからのむすこの中学生生活がより良いものしていきましょうと言う事で今回の話は終わりました。

むすこの中学校生活を大事に考えていただいて安心しました。

卒業後の進路もいちお、希望を伝えました。

今から言っておくと、先生方もやり易いかなというところです。

そんな感じで、コントのような和やか且つ、要点を抑えた、面談でしたが最終的に本人が望むところに進めるように、おとなとして見守って行きたいと思います。

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