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「やればできる!」の「やり方」を間違ってはいけない。

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中間テストが終わったむすこ。

点数的にはまだまだまだまだ底辺ですが、昨日記述したように少し良かったご様子です。

確かにこどものテスト点数が示す親へのインパクトと言うのは、ダイレクトに伝わる指標でありますので強烈ではあります。

でも、もう慣れました。

いえいえ、それはあきらめと言う意味ではなくて、それ以上下がりようがない程低空飛行していたものを上がって行くようになるんじゃないかと思うと、今はそれでもいいんだろうな。

そう考えると、ちょっと楽しくなってきました。

当のむすこは「おれより点数が悪いのがいた!」と失礼な事を言っていてその人数が1学期よりもちょっぴり増えてきたようで、親としていっしょに喜んで良いのか・・・・と悩むところです。

実際、少し上向きな感じになってきたので、本人の気持ちも上がってきて、それに伴って加点されてきたり、文字に落ち着きが出てきたり、出来る問題に集中していたり、点数に現れない何かを感じるのであります。

「やればできる!」と言うことばをよく聞くのですが、学習においてむすこに対しては通用しないことばだと考えていて、そんなセリフを聞くと最近では耳が痛くなります。

「やれば」と言う事を間違った「やり方」をしてしまうと、心をどん底に陥れてしまい、それとともに学習意欲も急降下させてしまうからです。

ところが、学校というところは一律で同じカリキュラム、同じ進行、同じ教科書、同じドリル、同じテスト、、、等、その学校に所属する子を同じ物差しの上に載せて順位をつけていくことが、学びに関しては歪んだ評価、そして歪んだ評判を呼んでしまうのかと思っております。

むすこには得意な体育実技に関しては、それが気持ちの良いものになりますが、学習に関しては小さくなってしまうので、本人には分かりやすく理解していると思います。

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学校とのお話し

お電話ベースですが、なんどか中学校の方ともお話しをしていると「毎年絶対そう言う子っているよね~」ってわかってきてもらえてきて、全校的にも話をつけているようにしてきているようです。

むすこが入学するちょっと前まで、情緒的なもののケアはかなりしていたようですが、学校でのLD分野は見過ごされていたようで、先生方もお話をしても「いますよね~」レベルでしたが、ここでうちがお願いと言う形で話をしているうちに、特支の先生とも連携して支援の方を取り組むと言う事になりました。

そうであれば、こっちも助かります。

小学校の時もご協力はいただいていましたが、当時は親の負担がかなりウェートが高く、仕事を中断して療育に行ったり、役に立つか分からない教材や書籍を雲を掴むように購入したり、何がむすこに合っているのか?模索してきましたが、現場でもそのような取り組みをしてもらえそうですので、本当にうれしく思います。

また、小学校時代にお世話になった心理士先生やST先生にも今後の対策を話し合いを来週に行ってきますが、ST先生は学校にむすこの特性をお伝えしに行ってくださるともおっしゃってくれています。

こうやって連携ができる体制を取ってくれると、思わぬ対策が実現できたりしてこれまで色々やって苦労した来たものが報われるような期待をしています。

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テスト以外の評価

それよりも、学校としてはむすこのがんばりを見てくれたのかと思います。

得意な体育はもちろん、レポートもきちんと出すし、やれと言われた事もできないなりにこなしているようです。

また、ともだちとの関係も良好なところも評価のひとつです。

ある、女子のおかあさんが「ある女の子で、男子と話せない子がいるけど、うちのむすことは話ができて喜んでいる。」そんな事を言っていたと妻が言っていました。

色んな子と円滑にコミュニケーションが取れていること、これがむすこの一番の宝であるなぁと、どっからこんな子が生まれたのか?不思議に思いながら、嬉しく思うところです。

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