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出来ないものは出来ないし、反対に出来る事もあるはず。

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中1むすこの定期テストの度に慌てていた、例の「ワーク」課題。

なんで、テスト前になってあんなに慌てて範囲内のものを全部「処理」しないといけないのか?

しかも、うちなんか絶対にやれやしないので、ぼくや妻が「お手伝い」をすることになることもあります。

中1の勉強をするのはある意味ではやり直しとしては良いと思うが、正直言ってあんな計算問題や理科の知識を問う問題をやるのはバカバカしいにも程があるし、貴重な時間を削ることもある。

だからと言って、むすこの信念上ほったらかしにするのも許せない。

2学期になって中学校のテスト勉強を知るために「ワーク」に関わったところ、内容については特に意地悪な問題が山積みと言う訳でもなくて、教科書・授業の予習・復習にはピッタリのものではないかと思うようになりました。

今まで、テストの範囲や課題の発表があってから初めて、手を付けていないで真っ白な「ワーク」ブックに焦る方が悪いのではないかと。

教科書と一緒に教室のロッカーに「置き勉」をしてしまっているので、これまで「ワーク」の存在というのをあまり知らずに、様子を見ていたぼくも悪いものではないかと考えるようになりました。

で、むすこに聞いて見ました。

「課題になってるワークってさ、何にも書いてないけどひょっとして学校では普段使ってないの?」

「ほとんど、使ってない。使ってるものもあるけど、大体使ってない。」

「ワークは家に持って帰って来て、提出日に出せれば良ってこと?」

「そうだよ。」

「なんだ、わかった。そうならそうと教えろ!もう中間テストには間に合わないけどさ、これからワークは家で毎日予習・復習に使おう。そうすれば、もうぼくが問題を考えることもしなくていいし。やろうぜ?」

「やる。」

「毎日少しづつやれば、テスト前に慌てなくて済むし、出来ないところはおとうちゃんが教えるし、算数のワークなんかは余白が少ないじゃん、あれをノート提出でOKか先生にも聞くよ。そうやって、勉強がしやすい環境を飲んでもらうように先生にもお願いするようにするよ。」

「わかった!」

「毎日、毎日、サッカーと勉強はコツコツやっていこう。コツコツやるの好きじゃん。勉強のほうは辛いだろうけど、今の状態ならおとうちゃんだって持たないさ。」

そんな訳で、中間テストの課題のお手伝いとむすこのやり方を見て、なんとなく学校の望むやり方に合わせて行こうと考えたのであります。

本当の事を言うと、勉強の事はむすこに掛かりっきりになっていたので、もう時間的にも精神的にも崩壊寸前になっていたのもあります。

中学校の勉強ぐらい大丈夫と高を括っていたのが間違いでした。

ちょろっと教えるぐらいならいくらでも出来ますが、それ以上に大量の課題を一気に量をこなすことが大変です。

いくら初歩の問題でも、100個並んでいたら誰でも嫌になります。

それが、5教科となるともう絶望的になります。

それと、コツコツ型のむすこにも勉強もそれが効くと言うのを覚えて行って欲しいというのもあります。

ゆくゆくは自分のことです。親のことではありません。

特性があるので出来ないものは出来ないし、反対に出来る事もあるはず。

諦めない発想で取り組んでもらいます。

これで、ぼくの負担も減るかな?

こうご期待です。

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