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「おとうちゃん、この算数(数学)ドリル。丸付けて。」と中1むすこ。
数学を算数とついつい言ってしまうむすこであります。
まだまだ、小学校の延長っぽい勉強の流れがあるので、あんまり教科名を変更する意識もないのか?無意識なのか??
そのドリルは、この夏に不得意っぽい問題を何度も繰り返しやってもらった思い出のものになってくれればいんなぁと考えているのですが、どうなんだろか?
そして、そのドリルは夏休みの宿題。
大量の問題がビッシリとページに書いてあって、よくもまぁ(解答から写して)記入できたものです。
とにかく、まじめな本人は、宿題は必ずやっていく事と決めているので、わからなくても、見えなくても、読めなくても、答えを写してでも埋めています。
たまに書き写し間違いがテレコになっていて、笑ってしまいます。
それでも、ここまで根気があることに脱帽です。
小4むすめなら、ドリルを見て問題が簡単と思うと「こんな単純なことを何度もやる意味が無い。もう少し複雑な問題を1問出せ」と言って、1問か2問だけやって放っておくでしょう。
ここがうちの兄妹の違うところです。
そう、全部意味も無く埋めるのがまじめなむすこ、同じような大量の問題に意味を感じないのがむすめなのです。
わかる方にはおわかりになるでしょう。
二人とも、それぞれどの辺で自分に折り合いをつけるかその辺がここからの成長で大事なところであります。
得意な問題あるじゃん!
さてさて、いちお定型児(と自分では思っている)として育ったぼくが、中1むすこの夏休み宿題数学ドリルの丸付けを始めました。
ぼくは、たくさん問題がビッシリある場合は嫌ですが、何とか「処理」してしまえる方です。
能力的にはごく普通で、世の中的には使いやすい平均的な人間のひとりだと自認しています。
話を戻して、このドリルですが単純な計算問題は、過去のブログに記述した通りなのです。
でも、この大量の問題の中で珍しく「得意」そうな問題を見つけました。
それは「代入」の問題。
もちろん「代入」してから「式」を立てて、値を求めないといけないのですが、それでもむすこが書いた記号や数字を一見しただけで、むすこの笑顔が見て取れるような数字・記号を書いているように思われます。
(これは答えを写してないな。。。)
そこで、1問、サッカー活動をやって帰って来てから「代入」の問題を出してみました。
「あ!これはわかる、わかる!えーっとね。ジュースが5本で”y”に代入して・・・それで計算して・・・・」
「すげー、こう言うの得意?」
「あたり前じゃん、いいおとうちゃん、説明しながらやろうか。」
「頼むよ。」
うれしそうに説明しながら、式を立て計算します。
「できた! ”y0.5個”だ!!!」
「おいおい、数字を先に書くんだよ。」
「あ~!!!そうだ、知ってるよ。”0.5y個”だ!!」
「正解!」
最後の、文字と数字がひっくり返ってしまったルール無視間違いはご愛敬ですが、この先何度も出くわしてくるので覚えてくれるでしょう。
これからの人生で役立つ事と学べれば絶対大丈夫。
単純な数字と記号の羅列の計算問題は見たくもなくてどうしようもなかったのですが、成長と共に少しでも生活に関係のあるものにひらめきがあるような文章問題の方が、彼の脳に刺さって来たように感じます。
経験から学ぶ姿勢の効果が思わぬところに出ているようです。
昔は、文章問題は嫌いで嫌いでどうしようもなかったのですがね~
経験が糧になって学習に良い影響を与え、これからの人生にどう役立って行くかそのヒントを少しでも伝えられればなと、ぼくはそんな勉強をしていきたいと思います。
また、サッカークラブや学校を通じて、親が教えるのが難しい、これからの人生役立つ考え方や人間関係作りを先生やコーチから学んでもらいたいものです。
なんか、普通人なのに今日は説教臭くてすみません。
終わります。
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