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中1むすこと学校の数学ワークの講義を1日に数分程度。
または、むすこが決めたページ数を解説しています。
計算問題は自分でやっているようですので、苦手な文章問題が中心になります。
最初にやった「正の数・負の数」の問題の事です。
例えばこんな問題の時です。
上記のような問題がたくさん数学ワークに並んでいました。
問題をたくさん並べるよりも、解説にページを割いてくれ、これじゃ一人じゃ勉強するのは無理だよ。ブツブツブツ。。。。
ブツブツ言っても仕方ない。
解説はぼくがやろうと言う事で、部屋にあるホワイトボードで説明です。
このような問題は見慣れればと言うより、文章からイメージが想起できれば何てことない問題です。
(1)の答え:「北に8mの地点」
(2)の答え:「南に11mの地点」 と言うようなことを書けば正解です。
計算もありませんので、想起ができれば頭の中で図を描く必要も無いし全然難しくありません。
でもむすこに教えている時に気付いたのは、想起がむずかしく出来ていないのです。
ですので、ホワイトボードに図を描きました。
見て少し考えてます。それで焦点が合ったような顔した途端に。
「ん!おとうちゃんAがそこ!それが基準ね、ゼロ!わかった!それで、わかった!!」と言ってスラスラ答え始めます。
ただし、答えの言い方がうまくいきませんので、ぼくが助け船を出しました。
「おー理解が速いね」
「あたり前だ!おれさまにまかせろ。」
「よーし!次ね」と次の同じような問題に移りました。
これって地図が読めない事に通じるんじゃね?
具体的に図にし想起をして基準に気付き、自分の焦点が定まった時点でスラスラ出て来る。
これって。。。。あ、地図だ!!
地図って説明が要らないので説明も無く図が描いてあります。
むすこは地図が苦手です。
今回の様子を見ていて、ゴチャゴチャしているのが嫌いと言うより、自分の立ち位置が分からなくなるとよくわからなくなるし落ち着かなくなる?
かつてはゴチャゴチャした図を見ると癇癪気味になったのは見ているのが辛いそのせいかもしれません。
多分なのですが、自分の基準が定まれば理解が出来て来るのですが、自分の位置が不安定だとなんとも難しい。
Googleマップを使えば自転車でどこまでも行けるようになったのも自分の位置がはっきりわかるからでしょう。
地図を見る時は、必ず「この辺にぼくがいるでしょ。」って言います。その為なんですね。
サッカーでコートに立って俯瞰できる理由。
他には、サッカーをしている時は常に自分自身がコートの位置がわかります。
そしてチームメイトや相手が自分を中心に動いていることが把握できます。
その事で、他のプレイヤーが「見えている」または「上から見えている」と不思議な事を言うのです。
他のプレイヤーが激しく動いていても、自分の位置は分かっていて、見えて感じているので構いません。
だから、チームの中心となるボランチをやりたがるのですね。
特性の影響で分かりやすく辻褄が合う気がします。
勉強と成長と理解
中学生の勉強は基礎の基礎ですが、小学生の頃にやった学習を組み合わせて、更に自分のイメージを働かせる学習だと考えています。
今まで、何のためにそのつまらない計算ドリル勉強が必要だったのか?
わかってくるのも中学生の学習です。
これまではパーツ、パーツの勉強でつまらなかったかもしれません。
これからは、小学校の勉強を思い出しながら、応用につなげていこうと思います。
全てはむすこが見て感じている世界につながっているのです。
一緒に勉強が高度になってきてそう思いました。
これからはそんな視点も含んでむすこの苦手な部分を理解しながら、何のために勉強をしていくのか教えながら勉強につきあっていこうと思います。
サッカーやフットサルコートを座標軸で考えるのもおもしろいかもしれないな。
それはまたその時に。
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