PR

中1ディスレクシアむすこが全体を俯瞰して見て思考してしまう、これまでの良い点と悪い点

この記事は約5分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

ディスレクシアは、読み書きや計算などの困難さの一種であります。

中1のむすこがこの状態で全体を俯瞰してしまう特性があり、それを持って思考することは、特定の特徴や影響をもたらす可能性があると考えていました。

そこで以下に、これまでのその良い点と悪い点について記述してみようと思います。

スポンサーリンク

良いと思われる点

独自の視点

見たものをそのまま頭の中で、整理が追いつかないまま、情報を処理するしてアウトプットしてしまうので、従来の方法とは異なる視点や行動を取ってしまう事があります。

そのため、他の人とは異なる独自の発想や観点で物事を考えることができることがしばしばみられます。

それが、躊躇せずに行動を取ってしまう事に現れてしまい、スポーツ(サッカー)で誰も思いつかないパスコースでボールを出したり、とんでもないトラップをやってしまい、逆に周りが驚くような事が出来てしまう事があります。

「動物的な勘」と言われますが、見知った情報を頭で整理していても行動がそれが追いつかないだけで、体力の良さでカバーしているだけなのですが、

それでチャンスを生んでいるのは大したものだとは思います。

全体像の理解

間違いなく、情報処理において細部にこだわらずに、全体像を捉える能力があります。

大局を見極めることが得意であり、複雑な問題の要点を把握しやすい傾向があります。

それが、逆に弱点になっていることは間違いありません。

空間認識能力

戦術

「上から見ているようになるんだよ」としばしば言うように、全体像を捉えた空間認識能力はかなりあると思います。

全体を俯瞰して思考することで、複雑な情報や行動パターンを見つけ出し、理解する能力が高まる可能性があります。

これは、今では、スポーツ分野でしか役に立ってはいませんが、その他数学や科学の分野で役立つこともあると考えていますので、スポーツを勘だけでなく理屈でも研究・理解してくれればより強くなりそうですが、、、、どうでしょうねwww

クリティカルシンキング

語彙力が積み上げられてきてから議論等の話合いを好む傾向があります。

アクティブラーニングが好きなのはこの事から来ています。

積みあがった語彙が多少増えて来たので聞いた情報を読み取る際により多くの努力をしていて、深く考える傾向が出てきました。

更に、全体を俯瞰して思考することで、今後は、問題の本質やパターンを把握し、分析する能力が向上する可能性があります。

これは、批判的思考や論理的思考を発展させることにつながると考えています。

確かに、思春期に入って来て、言いたいことがこれまで以上に増えてきて語彙がつながらないこともありますが、唸りながらも「考えているな~」と思われる場面が増えてきました。

スポンサーリンク

悪い所

学業への影響

ディスレクシアによって学習における困難を引き起こしているのは間違いありません。

むすこが全体を俯瞰して思考することは、時間管理や学習スキルに影響を及ぼしています。

本人は学校での訓練、ともだちとの間合い等人とのつながりや、それと親からの声掛けで、素直にそれを受けそれなりに、自分から努力はしています。

でも、それによって機嫌が悪くなったり、皮膚感覚的に耐えられないものがあるのか、ストレスがかなりあるように見受けられる事が散見されることもあります。

その結果、宿題や試験の準備に時間がかかり、学業成績に悪影響を与えています。

これは例えば試験範囲等、全体を俯瞰しすぎて、果てしない旅に見えてしまい、頭のなかで混乱がはじまり、無理だと思うと絶望感が沸きあがってきます。

これについては、特支教室や担任の先生から試験対策の計画を立てて全体像を細分化できる、PJ管理のような感じで指導をしていただいています。

これは、将来に渡って自己管理計画にも活用でき有効なものだと考えています。

実際にサッカー自主練をするにしても、計画予定を自分で組んでいる事があるので意識的に実行している時も見られます。

がんばれ!

全体像を見過ぎ

頭の中で情報処理において細部にこだわらすぎないところがあって、全体像を捉えてしまいます。

大局を見極めることが得意であり、複雑な問題の要点を把握しやすい傾向があります。

これはまだまだ経験や勉強が足りないと言えるので、せっかく問題の要点を把握しても、頭の中を渦巻くだけで、言語化が出来なかったりするように、残念なところもあります。

自己評価の低下(解決済!かな??)

ディスレクシアは学習上の困難や社会的な障壁に直面していることに明らかにわかりました。

全体がまだ俯瞰して思考することが難しかった低学年の頃は、自己評価が低下し、自信の喪失を引き起こしていた時期もありました。

たまたまサッカーをやっていて、プレイしている限られた範囲であるフィールドの俯瞰をすることができることがわかった頃と個別指導で語彙を積み上げてきたおかげで、自信がついてきました。

学習意欲や個人の成長に悪影響を与えてしまうとディスレクシアがわかった初期の頃から比べると、成長ができました。

たまたま、ひとつ好きな事を持っていて助かりました。

スポンサーリンク

まとめ

うちのむすこには残念ながら芸術的「クリエイティブ」なアプローチは得意ではありませんが、そのようなことが取れる方が多いのもディスレクシアの特長と聞きます。

全体を俯瞰でき、その人の脳で非線形的な思考を促進する可能性があって、創造的な解決策を見つける能力が高まることがあるのでしょう。

それぞれの道があるので、他に得意な事を活かしていくようにしていこうと思います。

以上のように、ディスレクシアである子が全体を俯瞰して思考する際には、独自の視点やクリエイティビティなどの良い点がありますが、読み書きや計算の困難、集中力の欠如、自己評価の低さといった悪い点も考慮する必要があると言えます。

解決が難しいものがほとんどですので、緩和をすすめそれぞれの個人の特徴やサポートの仕方によって、彼らが持つ能力を最大限に引き出していくことが大事だと思っています。

生きづらさを自信で解決してもらう。それを目指しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました