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中1のむすこは、よく食べます。
スポーツマンせいもありますが、ぼくの思春期の頃の倍ぐらい食べてます。
正直言って好き嫌いはありません。
但しそれは、食べるものに関して他人が食べているのを見て安全性が確認できた場合のみです。
「ほら、これ食べてみー」なんてぼくが前に食べたちょっと形や状態が変わった食べ物をいきなり目の前に出しても(例えば、初明太子等)、ジーッとその食べ物を見つめて「いらない」と言います。
「あっそ、じゃあ無理しなくてもいいからね。おとうちゃん食べるから」とまんまとうまいものを独り占めができちゃったりします。
ところが、最近そんな食わず嫌いっぽいとこが薄らいできました。
新奇性恐怖
幼児の頃から「食わず嫌い」が多かった事に関しては、こんな理由です。
- この食べ物は安全か?
- 自分にとって害が無いか?
- 歯ざわりは悪くないか?
- 舌ざわりが悪くないか?
こんなことが言えたようです。
特に、食物アレルギーがあるので食物の安全には敏感で、今でも必ず除去すべき食物に関しては、例えば「これピーナッツ大丈夫?」と聞いてきます。
ものすごく食べる前に慎重に行動します。
そんな、恐怖心からくる警戒心を持つことを「新奇性恐怖」というそうです。
その「新奇性恐怖」は食べ物だけでなく、地理にも出ていて読むことが難しい地図のおかげで新しいところに行くことへの警戒心もこの傾向があると考えています。
ところが、特に中学校に入学してからのむすこはこの傾向が薄れてきたように思われます。
成長で不安が減った、良い面と心配な面
もしかすると、むすこは様々なことに自信を持って新しいことに取り組んでいることや、ある程度むすこに行動を任せていることが影響していると考えています。
学校やサッカーでの宿泊や遠出での会食や、サッカークラブのグラウンドまで行く道程を自分でGoogle mapを見て行くこと等、自分の能力や未知の経験が増えるにつれて、新しい状況に対する不安も減ってきたように思われます。
周囲のサポートや良い経験を積むことは新奇性恐怖を和らげる要素になってきたと考えています。
それでも、新しいことに対して全く不安を感じないわけではないかもしれません。
人によって感じ方は異なるので、むすこがどのように感じているのかを話してみることが大切です。
彼の感情や心理状況に理解を示し、必要なサポートを提供することがまだまだ大切かな?
新しい経験を積むことは成長にとって重要なことなんですが、無理強いは決してしてはいけないことで自分のペースで取り組むことが大切です。
彼の興味や関心に合わせた新たなチャレンジの機会を提供してあげることで、彼の自信と成長を促すことができると思っています。
ただし、現在思春期、中二病男子真っ盛りです、新しい経験に対して無頓着な態度を見せることもみあられます、それは関心やモチベーションの低下や問題の兆候となる可能性があります。
もし子供が無関心な態度を示している場合は、彼の興味や関心を引き出すための方法や、彼が直面している可能性のある困難を理解し、サポートする方法を考える必要があると考えています。
まとめ
むすこの「新奇性恐怖」(食わず嫌い)について記述してみました。
この間むすこに聞いてみました。
「そー言えば最近、初めて見るものでも食べてくれるじゃん!」
「あったりまえじゃん!アレルギーがあるもの以外は食べるんだ。おれ好き嫌い無いからね。それに、おとうちゃんとおかあちゃんが作ってもらったものは、美味しいもん!」
最後に取ってつけたようなうれしい事を言ってくれました。
それなりに、食わず嫌いが無くなってきましたが、それでも気にするところは気にしていて無頓着になっている訳では無いので、使い分けているんだなと思いました。
スポーツをやっていて勘がよかったり、敏感なところはこう言うところからきているんだなと感じるところです。
むすこの世界はどんどん外に向かっています。
ぼくは家にいる間のむすこしか分からなくなってきています。
彼には関わる信頼おける大人がたくさんいます。
彼の具体的な状況や行動をよく観察し、これからも必要に応じて適切なサポートやアドバイスを提供あっていくのも大事かなと思っています。
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