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このブログ、実は2019年12月半ばから始めました。
始めたきっかけとして、自分の生活習慣や子育てと、周りにはあまりいないめずらしく在宅ワークをしているおじさんの日常を記録として気の向くままに記述していこうと思いサーバーを立てて始めました。
うちの周りに在宅ワークおじさんは皆無な訳では無くて、自営業者や芸術家やイラストレーターさん等がいる訳ですが、ぼくの仕事の場合、結構な機密事項を扱う事が多いし、みなさんの目を引くような華やかなネタと言うのはありませんので、業務の事は控えさせていただき、所属も氏名も伏せさせていただいております。
始めようとした当初は、ただのおじさんの日常記録なんて、退屈極まりないものだけど、やり続けてみると何かがあるんじゃないかな?と妙な期待を感じていたようなことを覚えています。
サーバーセットが終わって、さて始めようかと思った時に、むすこのLDの話が表面化しはじめて、ぼくの日常+LDむすこや変わり者むすめの観察日記のようなものにしてしまおうとここまで続いています。
そんな、当ブログですが、3年以上続けさせていただいて毎日毎日多くの方の目に触れていただいておりまして、感謝の気持ちでいっぱいです。
いつもありがとうございます。
ブログを書き続けていること
ここまで毎日ブログを続ける意志が続いているかと言う事を記述してみようと思います。
それは、ひとことで個性と特性の強いこども達の「観察」をしていこうと言う意志であります。
別に観察は、他で個人的なノートにでも付ければ?と言われそうですが、実はそれもやっていてメモはいっぱいあります。
そのメモをしているのは良いのですが、それをアウトプットする手段がこのブログと言う訳です。
毎日記述しているので、もちろん、捨てるような話題しかなければ、捨てるような話題しかアウトプットできません。
入ってくるインプット情報源と言うのは、大事だと感じます。
観察とアウトプット
その大切な情報源且つ自分の思考した事を披露したいとは常日頃気にしているところですが、一般的にこのような文章を記述する際に、どうしても邪魔になるのは、自分の「思い込み」「偏った思考」なのです。
例えば、その情報源を自分なりに観察しないといけないのに、権威等をお持ちの方の意見をSNS等でチラ見しちゃった際に「それ、そうだよね。ぞれが正しいんだ!」と丸呑みし、自分の感覚が麻痺して、妙に気持ちよく気持ちが昂ったり。。。。
「おれは、観察したぜ」と情報収集能力がそれ程高くないのに、十分観察した気になっていたり。
人間、インプット出来る器官(目、耳等)が機能していれば、誰でも観察することは可能です。
しかし、その観察眼が何らかの「思い込み」等でバグってしまったとしても、おとなになれば誰も指摘してくれません。
すなわち、「思い込み」や「偏った思考」と言うのが、文章に工夫を加える事を忘れてしまいます。
それで、「もうちょっと良く見ろよ!」や「的外れな事言ってね?」等と、読者の頭に「???」が飛び交ったり、勘違いをさせてしまったりするのであります。
アウトプットすることって結構難しいと思います。
観察の訓練をしていた頃
学生時代、専門課程履修の頃ですが、今でいうミクロマーケティング的なものを専攻しておりました。
その初っ端に、「駅前のファストフードに入って来たお客さんの行動様式を観察しろ」とか、大学の裏にあったルノアールで「どんな社会階層の人がどんなものを注文し、どんな話をしているか観察しろ」等、人間観察的な課題をたくさんさせられました。
80年代後半なので、今みたいにスマホのような文明の利器はありません。
持っているのはペンとノートのみ。
学生にとっては決して安くはない、ルノアールのコーヒーを飲みながら観察を始めます。
聞き耳を立てて集中すると恐ろしいもので、意外に他人の話と言うのが聞こえてくるものなんです。
提出物は、ワードもありません。全部レポートパッドにボールペン。
しかも、与えられた条件として、箇条書きではなく文章にする。
他人が話していて聞き取れたことばは正確に書いて「」で括る。
課題なんで、文章にしたもの先生にフィードバックします。
そんな地味な訓練と言うか、地味な癖がついてきたので、それなりに解像度のある文章をかけるようになってきて、会社員の頃や、今の業務にも役に立っているとそう思います。
今思うと変な課題です。聞かれている他人だっていい気持ちではなかったでしょう。
今でも、ついつい癖でカフェ等に入店してコーヒーを飲みながら、「あの人はどんなものを注文しているの?」と気になってしまいます。
しかしながら、この昔ならではの危ない橋を渡って培った「観察」力と言うのが親として、もしくは社会人として役に立っているのかと思っています。
このブログは、その観察力と言うものを正確に文章に起こす良い機会に使っているものであるのです。
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