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小6むすこ。遊びに行って帰ってくるなり。
「おとうちゃん、目をつぶって手を出して」と言いました。
素直に目をつぶって手を出すと、なんか紙箱が手におかれました。
「目をあけていいよ。」
なんと!ミニ四駆。
「え~、ミニ四駆じゃん!どどどーしたの?」
「ともだち(Yくん)に好きな奴がいて一緒に買って来た。それでマンションのあそこで遊んでた。」とピロティの方を指さします。
「コースは?」
「なにそれ?」
ググ検索してミニ四駆のコースを見せてあげましたが、ミニ四駆のコースがあるなんて全く知らないようです。
コンクリートの上で線を引いて直線で走らせて楽しんだようです。
組み立ては難しいむすこ。ともだちに手伝ってもらう。
「ところでさぁ、組み立てはどうした?自分で出来た?」
「組み立て難しい。わかんないよ。Yに少し手伝ってもらったよ。」
ぼくは、LDのせいで説明書を読んで組み立てるむすこの姿は想像できなかったので、まずそっちが気になりました。
それに、いくら接着剤が要らない仕組みであっても、枠から切り離すニッパやドライブだって持って行ってません。
説明書を見せてもらいました。図解してありますが、文字も小さいし、英語併記なので、ゴチャゴチャ感満載。むすこにはかなり難しそう。。。
最も苦手な部類の説明書です。
好きな子(例えばむすめ)は大体予測も立てられるからスイスイ組み立て出来るんだろうな。
それでも、まぁいいか。
それより、ともだちと一緒にこのようなことにチャレンジしてくるだけエライ!
ある種のリハビリと考えると安い買い物なんじゃないかな??
誘って来たYくんは、ミニ四駆をもう9台持っているそうです。
そんな彼、授業中は小1の頃から今でも急にトイレに立ち上がって行ってしまったり、いつも横を向いておしゃべりをしています。昔の言い方なら落ち着きが無いと言ったら無い子です。
情緒的な特性が間違いなく入っていると思われる子です。
ぼくには目が合うと「おとうさん!こんにちは!!」と言って、いつも挨拶をくれる愛嬌があります。
となりの小学校のサッカーチームに入っていますが、いつもむすこたちチームにこてんぱんにやられて涙しています。
でも、むすこが困っている時はいつも助けてくれて、ことある毎にこうやって誘ってくれる優しい子です。
それはそうと、サッカーも良いけど、こう言った没頭できる趣味を持っていたんだね。
むすこのこの日の説明から、すこしYくんの特性がっ見えてきたそんな気がしました。
良いもの持ってると思うよ。
サッカーガチ勢も一緒にミニ四駆。
「あと、誰が行ったの??」
「うーんと、FとK。」
FとKはむすこと同じサッカーチームでいつも校庭開放で練習している仲間です。
むすこ同様サッカーガチ勢で、悪いけどとてもミニ四駆を嗜むような子たちではありません。
「え?じゃあ、今日はサッカーしないで、あいつらも一緒にミニ四駆買いにいったの?」
ああああ、むすこに引っ張られて来たな。。。。
「FとKも組み立てなの?」
「そうだよ。あいつらもYに手伝ってもらっていた。」
やっぱりね。
初心者なら難しいよね。自分からミニ四駆をやろうとも思わないしぃ。
まとめ
むすこが初めてミニ四駆を楽しんだ事を記述しました。
小学校卒業ぐらいになると、それぞれの特性・個性がはっきり見えてきます。
既に、今まで教室で大騒ぎしていた子が急におとなしくなって話かけづらくなったと言う子もいるそうです。
いつも教室で騒いでいる子が、ミニ四駆に凝って何台も手に入れて遊んでいたり。
体を動かすことばかりで全然興味なかったけど、付き合ってみたり。
そんな、一見正反対の子達がお互いの得意不得意を補って遊んでいて、とても興味深いです。
ぼくも、こんなに遊ばせてもらってたかな????
最後にむすここう言ってました。
「ミニ四駆はさぁ、おもしろいけど完成品で売ってればいいのに!」
やっぱ、君は模型系の遊びは向いていないな。
むすめと反対だ。
おもしろい。
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