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小6ディスレクシアむすこ。
2学期の学芸会明けの日に「漢字50問テスト」が近々行われるそうです。
学芸会で大いに気持ちをあげておきながら、苦手の「漢字50問テスト」のスケジュールを組むなんて。
沸きあがった気持ちをそのまま漢字テストに挑んで欲しいもんですね。
点数にはこだわる
LD入ってると本当に漢字は「苦手」なようですね。
「嫌い」の意識が強いかな?
このブログにも過去に何度も「漢字50問テスト」については、記述してきましたが今も嫌いなのは変わりません。
ただ、点数だけはこだわっています。
バトル好き少年はみんなそうなんでしょうかね。
どのテストでもそうですが、点数について言い及んだことはありません。
小学生なんだから何点でもいいじゃん、とそんな気持ちです。
ところが、本人はかなり点数に執着しているようです。
前回は「86点」(合格点は90点)。
今回はどうなるでしょうか?
むすこの対策に付き合うこととしています。
対策
ネット検索
最初は、ググ検索で「6年生 漢字50問テスト」と検索して答えを引こうとしていました。
ぼくも、このブログに「漢字50問テスト」の答案をネタとして載せていました。
最初はアクセスも大したことのない細々としたブログでしたのでそれ程の影響は無かったのですが、アクセスが増えてきて色々な子や方の目に触れる事が多くなったみたいです。
それで、知らずのうちにこのブログが知る人ぞ知る「漢字50問テスト」対策の虎の巻のようになっていたそうです。
つきましては、出版社さまや教育関係者さま等にご迷惑をおかけいたしました。
大変申し訳ございませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。
実際、ぼくのむすこもこの父親のブログを見て「答えが載ってる!」と喜んでいたのも事実です。
「おいおい、よく見ろ、これは君がやった4年生の時のものだ。これ覚えてるだろ。」
「あ、本当だ。」
それから、他の方のものを見つけると、
「おいおい、よく見ろ、教科書の出版社が違うぞ」
「あ、本当だ!」
またまた、他のものをみつけると
「おいおい、よく見ろ、これは1学期のものだ」
「あ、本当だ!」
「だからさー、教科書も2年前のと全然違うんだよ。これが5年前のテストだったらどうすんの?問題だって変わってるかもしれないし、そんなもので練習したって、テスト対策にはならんでしょ。地道にやるのが一番だぜ。」
「ううううう」
「あんたの場合は、まず「読み」、それと漢字単品じゃだめ「熟語」でやろうよ」
最後には、検索は断念したようで、学校で配られているドリルの復習を始めたむすこです。
合理的思想が強いむすこです。日常の大部分はそれでもありです。
でもね、漢字は知っててなんぼだからね。
それには「勉強」(勉め強いる)と言う、仕方なくする事も必要なのだよ。
サッカーの細かい技の練習といっしょだよ。
勉強っていつやったら頭に入る?
「おとうちゃん、勉強っていつやったら頭に入る?」とむすこが聞いてきました。
「なんだ?受験生みたいだね。おとうちゃんが小学生の頃は漢字だけは朝やったよ。でも、自分に合わせればいいんじゃん。もう6年生だからみんなが寝静まった夜とかでもいいし。」
「夜でもいいの?」
「眠くなければ、夜でも、朝でもいいんじゃん?でも、寝不足はやめようね。」
「うん」
幼児の頃から就寝のサイクルが変わっていないむすこです。
さて、どんな組み立てをするか??
夜はおとうちゃんと、朝は自分でやる
「え?夜も朝も勉強するの?オーバーワークじゃない?」
「いいんだよ。がんばる」
結局夜は、ごはん前に自分で少しやって、その後ぼくが「読み上げテスト」みたいに問題を出すことにしました。
で、朝は朝ごはんを食べ終わった後に、それを覚えているか自分で確認しています。
「おれってすげー、夜1時間も勉強しちゃったよ。」
「あんまりやり過ぎないで、(W杯)サッカーも見なよ。」
根を詰めすぎると毒ですが、勉強も自分のスタイルが見つかるまで見守ることにしました。
日常的にこのような勉強スタイルが続くとは、全く思いません。
来年度からの、中学校の定期テストの準備勉強スタイルがこのように皮膚感覚で身に付いてくれると本人としても楽になるのではと、淡い淡い期待を持って見ています。
難しい漢字書けるじゃん!
さて、学校で配られている漢字ドリル(タマ&フレンズの表紙のもの)に沿って読み上げ問題を出すと、ぼくが思った以上に書けることに驚きです
例えつまづいたとしても、ミチムラ式漢字カード風に部品を言います「ほら!なべぶた、くち、こ、、、」(熟語の熟)、とひとこと言うと「あ、言わないで!わかった」と書き始めます。
書き順はめちゃくちゃなものもありますが、(ひと言教えれば)百点取れそうな雰囲気です。
このように漢字の部品で覚えることを、「ミチムラ式漢字カード」で身に付いたようです、難しい漢字もバラバラの部品を持って来てひとつの漢字に頭の中で組み立てる作業をしているのが、聞いていてわかります。
また、「頭のここまで出て来てるけど。。。。え~っと、、、」と言う場面もまだまだあります。
イメージはあるけど、言語化できない場合です。がんばれ!がんばれ!
過去には、ほとんどそんな感じで、頭を掻きむしったり、バンバン叩いたりしていました。
そんな事もだいぶ少なくなりました。
イメージを言語化するために、右脳から左脳への刺激を促すことに「触るグリフ」が役に立っているそう感じる今日この頃です。
回し者ではありませんが、うちのむすこの場合はこのような教材に助けられています。
まとめ
小6、2学期「漢字50問テスト」勉強を始めたむすこの事を記述しました。
これだけやって、どうでしょうね。
ぼくとしては、現時点での点数なんかどうでもよくて、経験から徐々に覚えてもらえればそれで良いと思っています。
ただねー、出来が思うように行かなかった場合、本人がどう思うかですね。
良い結果でしたらそれでいいですが、残念だった場合、どう慰めるか考えておこう。
自信を無くさせることが一番良くないですからね。
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