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配慮や支援とクラスの意識

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前から記述していますが、LD系で何かしら抱えている子は4~5%はいると言われています。

発達系も含むと6~8%、でも先生にお聞きするともう少しいるとお聞きします。

感覚的には、10%前後かな。

日本の特別支援教育の状況について – 文部科学省(PDF資料です)

「この単元はわかってもこれは無理」とか、「この教科はわかっても、こっちは全然だめ」等、小さいものから、全体に困難があると言う大きなものを含んでです。

10%で30人学級だったら、3人と言った割合です。

実際に、小6むすこのクラスで、特支教室に通っている児童は2人(いずれも発達系・LD系)行っていると教えてもらいました。

むすこも、学校外ですが「個別指導」と言う名の特支教室ですので、それを含むと3人。

クラスの人数は、32人。良い線です。

この3名以外にも行った方が楽になるのにと言う子もいるそうです。

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2年前はこんな感じでした:シャープペン事件

えんぴつシャープ。くまさんは関係ありません。

2年前に、むすこの特別な配慮をお願いした時は、当時は周囲との折り合いの件も話題に出ました。

むすこが特別配慮をした場合の周りの「ずるい」と言う感情です。

その事はむすこもすごく気にしていました。

ところがほとんどそんな事はありませんでした。

ただ、1件だけありました。

4年生の時にとても使いやすいと言っていた「えんぴつシャープ」を先生の許可をもらって持っていきました。

1本だけ筆箱に目立たないような黒色のものを持たせました。

ところが、まだ使用する前でしたが、隣席の厳しい女子に目ざとく見つかり、

「あ、これだめ!」と言われてしまったそうです。

悔しがったむすこは、それ以来シャープペンを持って行くことは無くなりました。

「いいじゃんね~、まだ使った訳じゃないのにね。しかし良く見つけたね、その子。」

次回先生に会う機会の時にその話をすると、

「あ~、あの子か~、ごめんねー。」と先生が謝っていました。

持たせれば何か良い事あるかなと思って持たせたシャープペンで嫌な思いをしたむすこには、悪い事をしてしまいました。

それ以来、自分の持ち物は自分の意志で持って行くものを決めてもらうようにしました。

笑っちゃう話ですが実は「だめ!」と言った女子。前々から、むすこの事が気に入ってたそうです。

あ~そうか、むすこの事が気になってたんだ。そうか、そうか、そうだったんだね。

そうであれば「ずるい」と言う感情以前の問題でしょう。

おとなが考えるような「ずるい」と言う感情は無かったと言う事です。

本当に「ずるい」と主張する子は、その子自身も困っているものです。

配慮を受けている子の方は自分の困りごとはわかっているので、それが当たり前と思っているし。

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2年前と意識が変わった?

むすこ・むすめの学校は穏やかな校風ですので、2年前に話したようなことで周囲との「折り合い」の件で問題おこっていなさそうです。

むしろ、みんなそれぞれの特性をあたり前のように理解しているみたいにも感じます。

現在、特支教室に通っている2人に関しても、特支教室に行って在席していない時も「あ、行ってるみたい」と言う程度と聞いています。

心の中ではどう感じているか知りませんが、表立って何かを言う事も皆無だそうです。

学校は古臭くて、硬直化しているようなところと言う印象があるので、更なるユニバーサルデザイン化は必要だと思います。施設だけではなく、気持ちも含んでです。

ところが、こどもの方は現状を理解し、ともだちを尊重しようと言うことが出来てきているように思えます。

すごいですよね。捨てたものではありません。こどもの方が立派に見えます。

おとなの傲慢なひと言や態度こそ古臭くてこれからの気質に合わないものが多いとぼくは思います。

気を付けないといけませんね。

これからを作って行くのは今のこどもたちです。

こどもひとりひとりの尊厳を犯すような事はあってはならない。

そんな風に感じる今日この頃です。

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