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【個別指導】まだまだ、難しい事はたくさんです。

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小6ディスレクシアむすこ。個別指導に行っていました。

2週間に1回のペースで今のところ通っています。

漢字も継続してやっていただいています。

2年間ちょいやってきて、3年生までの漢字はどの方向からの攻撃でもOKになってきたとの事です。

やった!

2年前ぐらいはもうどうしようもない状態でしたので「取り敢えず読みだけでいいよ。」と日常困らない程度にはしておきたいなと思ってたのですが、最近は3年生ぐらいの漢字は書きの方も調子が良いらしい。

そんな訳で、今は4年生の漢字を着々と積み上げてもらっています。

ST先生の目論見としては、4年生までの漢字が基礎になるのでそれらがマスターできれば日常生活ではほとんど対応できるかもと言うことですので、卒業までにそれを目指したいとの事です。

そんなむすこ、先生がおっしゃるには基礎が積みあがってきたし、本人も努力してきているせいか、6年・5年生の漢字も相当「読み」は出来てきたそうです。

ぼくが、「漢字は読めないと困るから読みと意味だけはやろうね」と3,4年ボロボロだった当時に言ってきた癖が今もついているのしれません。

本人も相当読みと意味は気にしてやってるようです。

いいぞいいぞ、順調だ。

しかし、「苦しい」と「苦い」の見た感じの意味は分かるけど読みの判別、「港」が一字で「こう」と呼んでいいのか?「みなと」と読むのか?ちょっとした簡単な文字で悩むのであります。

この辺りは、「触るグリフ」等で脳への刺激が大事なのかな?

このように教材も使って、本人がスムーズに知識として積みあがるように、自学も必要かと思うのであります。

触るグリフ(サワルグリフ) - ディスレクシア(読み書き障害)の治療プログラム|触るグリフ
触るグリフは「視ながら触れて,音読する」触読学習プログラムです。段階的かつ系統的に文字の形から綴りへと触読学習を行います。教材を利用してご自宅でも実施できます。 近年の生理学研究では「見ながら触れる」学習が
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まだまだ、難しいところ

カタカナも継続してがんばる。

数の数え方

これは、ぼくも悪いのですが、数の数え方が不得意なものが多いです。

前回言った、飛行機を「1機、2機、、、」、船を「一艘、2艘、、、」等、こどもにとって少し悩むような難しいものはがんばって、結構できるようになったみたいです。

でも、日常で使うものは油断しているのかまだまだ、「え?それそう言う風に言うの?」と言ってしまうようです。

例えば、みそ汁を「1個、2個」(1杯、2杯ですよね)。そんな感じです。

ぼくがきちんと家で言っていなかったか聞いていないのか、常識的なものが不得意です。

この日の晩、みそ汁を出したので、夕ご飯時に聞いて見ました。

「これは、どう数える?」

「1杯!」

「おーよく出来たね。がんばったね。」

そして、ごはん茶碗を差して

「これは?」

「ヒトサラ!」

「おー、すごいよく知ってるねそんなことば、でもこれはお茶碗だから、1杯でいいよ、一膳って言う言い方もするけどね。」

「じゃあ、ヒトサラは、これだ!」と平皿に盛ったものを差して言っていました。

よしよし、経験から理解するのだ。

ファミレスなんかは、平皿にライスを盛ってくるので、それも今度教えておきましょう。

あと一膳もね。

これから、ともだち同志だけでファミレスに行く機会が増えると思います。

その時に話が通じない事が無いようにしてあげたいですね。

読解

読解の問題では、相変わらず物語文の読解が難しいようです。

特に「感情の読み取り」がこれが難しいのです。

例えば、「うれしい」と思う表現等がどれに書かれているかわからないのです。

なんとなく雰囲気は分かるようですが、具体的にどれがそうなのかが分からないようです。

これは、題材によって変わって来ます。

物語でも自分に差し迫るような恐い事(例えば、戦争もの)が書かれているものや、自分に身近で理解しやすいもの(スポーツものや、少年もの)ですと分かりやすいようで、意外にテストでも良い点数を取ってきます。

自分が、登場人物に入り込んで心情が分かりやすいのかとぼくは見ています。

逆に、民話等、全く自分からかけ離れた物語は大変苦労をします。

今回、個別指導で読んだ、物語文は自分からは遠い遠いものだったのでしょう。

学校でも、そのような物語を読む訓練が減っているので、多分現時点では読み込むのは難しいと思います。

但し、分からないのは感情の問題だけで、情景等、何について書かれている文であるかは分かってきてくれているようです。

成長しました。

説明文や論説文は、大事な点をあげることが出来るようになってきたようです。

文章を読むことが苦手なむすこですが、それなりに重要なことを拾ってくることが出来るようになってきたみたいなので、進歩を感じました。

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まとめ

先日の個別指導にむすこを連れて行った話を記述しました。

むすこの方も、2年前に通っていた頃の悲壮感は無くなってきて、

「おとうちゃん、最近個別指導は簡単だ!」と言っております。

「あなたががんばったからだよ」と言っていますが、

レベルを2年ぐらい下げてやっていますので、当たり前言えば当たり前です。それは普通の人の話で、むすこにはその2年のギャップの克服が今の境目となっています。

残念ながら、この小学校卒業までにその2年分は埋める事ができないと見通していますが、

これをやっていなければ、この2年分どころか、幼児のままだった可能性もあります。

遅かったのかもしれませんが、3年生終わりで気付いてよかったと思います。

帰りの車で、むすこが車窓から見える看板を無邪気に読み上げる声を聞いて、本当に良かったと思っています。

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