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うちでは、小6むすこが道徳少年で小姑のようにうるさい時があります。
ぼくらにもお小言は多く、よく叱られます。
「おとうちゃん!マスク!!」
「おとうちゃん!道の端っこ歩いて!自転車が来る!」
「おとうちゃん、机の上ホコリが溜まってる!」
細かい事によく気付いてくれて助かることもあります。
言っていることは間違っていないので。
「そうだよね。教えてくれてありがとう。」と気持ちよく幕を引くことが多い。
人一番周囲の音・匂い等に敏感なむすこ。感覚過敏を逆手にとってよく気付いてくれます。
そんな家族の中で、一番言われているのが小3のむすめ。
彼女がまた。凸凹自由人であるがために、なおさら言われる。
「おい!風呂からあがったらパンツぐらい履け!」
「なんで、シャツを着ないんだ!」
「おい!ここ片付けろ!」
「ゴミはゴミ箱に入れろ!」
「片づけ」と言う文字は、彼女の頭の辞書で年に数回しか引かれることはありませんので、ひどいものです。家中の共有エリアは全て彼女のアトリエのようになっています。
それを放ってみている、親も親なんですけどね。
むすめのどれを片づけたら良いのか分かりません。
むすめを怒ってしまった、おとうちゃん。
先日、めがねちゃんになったむすめ。
これもまた、夜寝る前にむすこに言われています。
「おい、おまえそんなにiPadばかり見てるから目が悪くなるんだ!」
「そんなに、画面に近づいてみるな!!」とごもっともなことでむすこに怒られています。
むすこは、一時視力検査で悪くなっていて、そこから復活させたのでぼくらはぐうの音も出ません。
来年は「視力5.0」にするそうです(笑)
がんばってくれ。
そんなことを言われて、むすめがうるさがって怒っていました。
そこで、ぼくも言わなきゃいいのについつい口を出してしまいました。
「そうだよー、見ちゃいけないわけじゃないけど、休み休み見て、遠くを見たりしてね。」と優しく言ったつもりでした。
ところが、「わかってるよ!!」とかなんとか色々言いながら、むすめが更に怒り出しました。
そりゃ、同時に2人に注意されたら怒りますな。ましてや、むすめみたいな知識だけは豊富な子にこのタイミングで言ってはいけません、藪をつついて蛇を出すようなものです。
ぼくは本を読んでいた時でしたが、ちょうど季節の変わり目で右半身倦怠感あって少し気持ちが悪く、そばで騒がれるだけで爆発しそうな時だったので、その怒り方が癇に障って強く怒ってしまいました。
「騒ぐなら、この部屋から出ていけ!」
そして、本を読むのをやめ、そのまま寝る事にしました。
むすめの日記形式、振り返り文。
朝起きると、テーブルの上にノートが広げてありました。
「おとうちゃんがおこったことのふりかえり」と題名でページに書かれていました。
中には、「わたしがおこった理由」と「おとうちゃんがおこった理由」、それと「どうすればよかったか」が事実と気持ちを箇条書きで書いてありました。
ぼくに「ごめんね」と見せる手紙形式ではなく、あくまでも日記的な振り返り文でした。
そして、最後には「わたしは、(iPadを)やすみやすみ見てるよ」ときちんと自分の主張をしている。。。そんなところはさすがです。
しかし、自分や相手の悪かった事の気持ちを振り返っていて、小3にしてすごい事だなと思ってしまいました。
なし崩し的に流れに任せるように生きて来たぼくは感心するばかりです。
ちょっと安心したのは、反省文のようになっていなく、事実と自分の気持ちが素直に書かれていたことです。
反省文のように自分の気持ちを押し殺して無理やり謝るような文章を書くことはぼくは嫌いです。
碌な人間(こども)にならないと思っています。
同様に「反省しなさい!」と言う言動も嫌いです。
大事なのは、事実であってそこから原因を探って進歩があるのだと思います。
ちょっと安心しました。
まとめ
むすめに怒ってしまった時の事を記述しました。
むすめのそのノートには、ぼくに怒られたことだけでなく、おにいちゃんに怪我をさせてしまった事等、日記的に「やらかしてしまった事」や自分の「気持ち」が書かれていました。
多分、ノートはむすこにも見せていないと思います。
でもね~、見られたくないノートなら何でテーブルの上に書きっぱなしで広げておいてあるかな~
朝一番で起きるぼくに見てくれと言わんばかりだったわ。
そう言うところが道徳むすこに、また言われてしまう原因になるのでありました。
見られたくないものであるなら、きちんとしまっておこうね。
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