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いくらこどもに任せて困りごとがあった場合は助ける方針を続けているぼくでも、いちお色んな教育に関するニュースは目を通すようにしています。
特に、自分の時代にはあり得なかった「ICT」、「GIGA」関係は興味もあるのでよく見るようにしています。
こんな感じのまとめサイト的なものから、役所のウェブ、学校、大学の先生のブログ、つぶやき等々、、、、
学校生活で何の問題もなく維持できている子、すなわち世間が言う「普通」の子を育てているのであれば、こんなもんには関心もなくニュースを他人から聞いて「あ、そうなの?」ぐらいで終わってたかもしれません。
LDのニュースを集めてどうする?
でも、むすこがLDやら境界知能やらなんやら診断が出た、2,3年前は様々な情報を集めました。
そこから「さて、むすこに合うのはどれだろか?」とまるで脳内実験みたいなことを考えて実践していました。
- 自分のむすこなのに何でこんな小学生のくそ簡単なことが、わからないんだろう?
- 「学習強度」的なものの負荷をどれぐらいかけると耐えられなくなるだろう?
- いつから学習が分からなくなったのだろう?
- 得意なものは何だろう?
- 不得意なものは何だろう?
- 自分が好きな科目が何でむすこが分からないのだろう?
- 学習以外で、好きなものはなんだろう?
- 学習と言う形態を取らなくても覚えられる方法はあるかな?
などなど、色んな事を考えながらやってきました。
書字は問題が無く、うちの場合は読字です。
しかも、聞いた事を覚えるのが得意ですので、次に読んでもらう時は(暗記で)流暢に読めてしまうこともあります。
そう言った、処世術を身に着けているようですので厄介です。
負けず嫌いで「ま、いいか」で終わらせない性分なので、自分の弱点を封印する術を持っています。
更に、最近ではそこそこ算数の図形の問題や、国語の読解テストでは平均以上の点数を取っていると先生にも言われます。
「すげーな、お前。改善してきたね~」と家では言っています。でも、先生も手放しには喜ばないので、弱点にも気づいていることでしょう。
その弱点とは。。。。なんだろね?
むすこの弱点と思われる事
ぼくは今のところ「記憶」だと考えています。
聞いた事をすぐ覚えられるように「記憶力」が悪い訳ではありません。
記憶力はむしろ良い方だと思います。
でも「記憶」の取り出し方に問題があるのです。
時間が経って「記憶」した事はきちんと右脳にしまってあって、そのしまってあるものが言語化・図形化・具象化(具現化)するのが苦手。そんな感じだと考えています。
「そんなの、反復練習すればいいだろ!」と、どこかのおじさんに言われそうですが、LD入っているのでそれは無理です。
それに、「反復練習」なんて半年経つとすっかり忘れる対処療法でしかなく、辛い辛い修行のようなものです。こんなもんに精神を疲弊されてもおもしろくありません。はっきり言ってむすこには「害」でしかないとぼくは考えています。
かつて色んな「人体実験」をしてむすこには負荷をかけてきましたが、そんな事が分かってきたような感じです。
負けず嫌いで頑張り過ぎる
学校での勉強は「負けず嫌い」で「弱点を封印」する作業で頑張り過ぎて相当疲れています。
これは、5年生時の担任も「頑張り過ぎかもね~」と言っていたことがあるので本当の話でしょう。
家では、疲れているにもかかわらず、何も言わなくても課題・宿題・触るグリフをやっています。
余計な事をやらせると、学校の学習を覚えることで一杯で頭が混乱してくると思います。
塾で補習をする等は、彼の余力には今はありません。
疲れているのに本当にがんばっていると思います。
そんな彼には、家族は彼が心穏やかに、変な圧力を掛けないようにしていくのが一番だと考えています。
放課後について今は、授業から離れ思いっきり外で遊んでくるのが一番かなと思っています。
健康的な体を作って、これから社会に出るに必要な基礎体力と経験を作ってもらうことがまずは大事なのかと思うのです。
まとめ
むすこの今の弱点等を中心に記述しました。
結局、LD単体であれば、分からないのではない、理解ができないのではない、学校の授業のむすこへのアプローチがちょっと違うだけ。とそんな感じがしています。
決して、学校の授業のやり方が悪いと言っているのではありません。
それぞれ個性や特性に合わせたものが必要と言っているだけです。
だって、むすこの学校で、算数の習熟度別クラスを週に何度かやってるみたいです。
これで、得意とする分かりやすい課題は出来てきてくる時もままあります。
むりやり全員小学校6年分の教科書を一斉に進ませる必要は無いと思います。
「SDGs」教育を受けているようですけど、N0.4の「質の高い教育をみんなに」というところは伏せて教えているのかな?
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