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先日、退院後初めて入院先の病院へ外来診療に行きました。
まだ退院して10日程なので、短い距離でも歩くと疲れてしまう状態の頃です。
めんどくせーから自転車で行っちゃうか?と思ったのですが、何かひっくり返るようなことがあったらまた病院に戻りかねないので、途中休みながらゆっくり歩いて行きました。
しかも、GW前からの痛風発作が軽く再度痛み始めたので結構つらい道程になりました。
受付
診察は予約があったので、入口に券売機のような機械に診察券を通しておしまいです。
総合受付は簡単なんですが、そこから内科の窓口で受け付けするのは何の意味があるんだろ?
コロナの事を聞かれて、早目に行ったので大体30分。予約時間ピッタリぐらいに診察室に通されました。
その間、痛風の痛みと腫れを何とかしようと水をがぶ飲みしていたので、3回ぐらいトイレに行きました。
診察
診察室で、主治医の若い先生に再会できました。
体調にも問題は無いし、リハビリ自主トレがんばってるよとの事をお伝えしました。
先生も、顔色も良いので安心したご様子。
ここから、ぼくの聞きたい事を尋ねました。
脳梗塞になった原因と理由
「先生!そもそも、突然「脳梗塞」になった原因と理由が、お分かりになったら教えてください!」
大変難しい問題だと思うんですが、入院中は自分の事で精一杯でしたので、率直に改めて聞いて見ました。
「う~ん、判断的には難しいのですが、脳梗塞には大きく3種類あるんですよ~」
「え?脳梗塞の中でも分類されてるんですか?」
「そうなんです、ご説明しますね。入院初日の午前中MRIでもCTでも出なくて、午後にもう一度(造影剤使った)CTと翌日にMRIと頸動脈と心臓のエコー撮ったじゃないですか、それは脳梗塞の種類を特定しようとした検査だったんですよ。」
「それで、エコーとと造影剤のCTでは出なかった、その代わり翌日に脳幹の橋に脳梗塞がMRIが見つかったのです。」
ラクナ梗塞
「MRIの結果、脳の奥にある、細い血管が詰まったということになって、この脳梗塞を「ラクナ梗塞」っていうんです!だから、〇〇さんの脳梗塞はこれですね。」とMRIの写真を見ながら説明してくれました。
ら・く・な・こうそくね。。。メモメモ。。。。
「恐らく、この日起きた瞬間にここに血栓が出来たのだと考えられます。入院当日症状がMRIでも見れませんでしたから。でも、恐らくここが原因だとチームで判断して、応急処置として点滴して脱水症状が起こらないようにと、血液サラサラの薬である抗血小板薬の投与を始めたのです。」
ちょっと自分で調べたのですがバイアスピリン錠とクロピドグレル錠の投与はこの判断からでした。
でも、バイアスピリン錠には違うところで悩みが出てしまいます、それは後述します。
ぼくに与えられた使命「血圧対策」
先生の説明ですと「ラクナ梗塞」と言うのは、血管になんらかの原因で傷が付き、その患部を血小板ちゃんが修復して血管が細くなって血栓になる症状だそうです。
要するに、血管の中でかさぶたが出来るのを想像すると良いと思います。
脳の橋の細い血管部分に血小板が血管を修復することによって、ただでさえ細い血管が更に細くなって血液が詰まると言うことになっていたそうです。
「ラクナ梗塞」は太い血管よりも、細い繊細な血管で起こりやすいとのことです。
じゃあ、そもそもその血管を傷つけてしまった原因はなんだ?と問うと。
「高血圧」と言うことでした。
細い血管に長い年月強い圧をかけられると、損傷する可能性は十分にあります。
なので、あれこれ言わず「高血圧対策」をしろと言う事が使命として与えられました。
ほんとに恐ろしい。
他の脳梗塞の種類
ちなみにメモしてきた、残りの脳梗塞の種類は以下でした。
- アテローム血栓性脳梗塞
- 油等が主な原因。血管内に付着した油が白血球により動脈硬化をおこし血管が細くなって血栓になったり、その血栓が剥がれて脳にいってしまって恐ろしい結末になる脳梗塞。頸動脈で詰まったらと思うと、生きていけないかもしれない。だから頸動脈のCTやエコーを撮ったってことです。
- 心原性脳塞栓症
- 心臓から凝固した血液(血栓)が脳にパーンと送り込まれてしまう、これも考えただけで恐ろしい脳梗塞。凝固因子は定期的な血液検査が必要だし、常に血液がサラサラになる食べ物を食べている事が必要かも(納豆とか。。)
いずれにしても「血圧コントロール」が必要、それと共に「コレステロール」や「脂肪」の摂取もほどほどにしないといけません。
なるほど、「高血圧」万病の元なんですな。そんな事を肝に銘じ、最後に先生へもう一つ質問しました。
先生、痛風発作が2か月治らないんですけど。。。。
「先生、GW前から痛風発作治らなくて、今水分1日4リットルぐらいがぶ飲みして何とか緩和してるんすけど。。。。痛み止め飲んでも大丈夫ですか?」
「え?!本当ですか!!!知りませんでした。。見せてください」
「ほら、今は水がぶ飲みで痛みは和らいでますが、腫れてるでしょ。」
「本当だ、腫れてる・・・ごめんなさい知りませんでした。」
「入院中、他の先生にもリハビリの先生にも、言ってたんですけどね」
「では、ちょうど、血液サラサラの薬を半分にしようと思っていたので、ちょうどいい。バイアスピリン錠は今回からやめておきますね。尿酸値は低いので気付きませんでした。」
アスピリンは痛風発作の痛みを増幅する可能性がある薬です。
痛風だからと言って、アスピリン(バファリンAとか)が入っている薬を飲んではいけません。
「医者にもらった、ロキソニン飲んでも大丈夫?」
「ロキソニン?大丈夫ですよ。この薬との飲み合わせなら大丈夫!胃が荒れないように胃薬もペアでもらってます?」
と、お薬手帳をみせました。
「あーこれなら大丈夫です。痛い時には飲んでください。まだ腫れが止まっていないので、次回腫れが収まったら、尿酸結晶流す薬出しますね。」
と言う訳で、大病院で痛風治療もお願いすることになりました。
痛風のせいで、リハビリ自主トレもうまく行かない時もあったし。。。
中高年は大変だよ。
運動も定期的にしてたのにね。もうボロボロです。
まとめ
「ラクナ梗塞」と種類の脳梗塞がと病気の特定が出来て、ぼくの次の対策が出来ました。
とにかく、四の五の言わずに「高血圧」対策をしていこうと思います。
あとは、飽和脂肪酸やコレステロールはほどほどにして、食事に心がけていこうと思います。
取り敢えず、塩分コントロール。
今までは、これが充分じゃないんでしょう。塩分1日6g未満をキッチリやってみようと思います。
本をいくつか買いました。
このメニューを回して今食べています。
見た事ない食材が出てくるので、むすめなんかは文句言ってますが、むすこは違和感なくおいしいと言って食べてくれています。
塩分の濃い食事は癖なんでしょうね。
今は調味料も減塩のものが揃っているので助かります。
国も分かってるんだから、塩分規制すればいいのな、そうすれば医療費減るでしょう。
その分を、学習障害や発達障害への支援に向けてくれるとありがたい。
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