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小6ディスレクシアむすこ。
学校の勉強だけは、自分なりに食らいついてやっているように見れるので、頑張っている範囲内で見守っています。
ノートやプリント。ドリルを見て、出来ない時や、挫けた時は見てあげる程度にしております。
周りのおともだちの何人かが、受験で忙しくなってむすこたちとの遊びから離れていくのを寂しく感じつつ、自分もこれから勉強はどうしていこうか考えているようです。
4年生、5年生の時に比べて、ぼくとの会話の内容も変わってきた様子もあります。
少し大人びた会話をするようになったと言うかそんな感じです。
遊び第一
先週、個別指導に一緒に行く道すがら、
「おとうちゃん、小学生はやっぱり遊ばないとだめだよね。」
「そうだね、ともだちと一緒にいろんなものを見たりしたりすることって大事だと思うんだよね。それは、高校生なっても大学生なっても同じだけど、成長期の今しかできないことってあるからね。体力作りとかそんなこともね。」
「うん、やっぱり、4年生の時の〇〇先生が言ってたけど、小学生は遊びが第一だね。」
「”遊びが第一” ”運動が第二” ”勉強は”、、、その次ぐらいで”三番目”ぐらいでいいんじゃない?」
LDやら境界知能やら色々抱えてしまっているのはむすこです。
そんな事で勉強嫌いは当然なのですが、
年齢的にも周りが勉強も大事と見るようになってきて、勉強の事が気に掛かるようです。
いつから勉強させる?
今だって、「自分なり」に十分に勉強の方はしている方だと思います。
でも、発達的な問題があって他の子よりも遅れてしまっています。
その原因と言うのは、ぼくからもいつも話しているので自分でも分かっています。
その事を「負けず嫌い」なむすこはたいそう気にしているようです。
気にし過ぎで「やっても仕方が無い」と考えてしまっては、せっかくここまで積み上げてきたものを壊しかねません。
今後どうなるか分かりませんが、勉強もやらないとと言う「その時」が来るのを待つように今はしています。
ひょっとしたら、他の子よりもだいぶ遅れてやってくるかもしれません。
無理をさせて、自信を無くすような事があって二次障害等になるより、本人がやる気を出すまで待っていた方が彼の将来にとって良い事が起こるとぼくは思っています。
小学生の勉強は小学生のうちにとついつい考えてしまいますが、ここは、親の方も忍耐です。
進級・進学する毎に気を付けたい事
今、むすこは小6で最高学年になりました。
先生としても、「今、6年生の課題が出来ないのは、低学年・中学年の課題がマスターできていないからだ!」と考えて、通常の6年生の課題と平行して断片的に「はい、あなたはこの課題をやってきて!」と基礎課題を出すようなことがあるかもしれません。
ところが、基礎課題がマスターできていない、又は理解できないと言う力がなければ、いくら課題を与えても、2種類の辛い課題を課してしまうことになります。
これでは、ますます他の子からおいて行かれることになりかねません。
先日今年の授業の方針を聞いた時に、そのような進め方はしないと聞いてホッとしました。
先生には面談の時間をとってもらっていますので、細かいことはその時聞いてみようと思います。
正直言って、今の小学生の課題はそれ程難しいものではありません。
むすこが、生活の中で実践的に、学校で習った事の利用方法を知って、自然と身に付くものも多いかもしれません。
実際、ともだちとコンビニへ買い食いに行っていて、簡単な計算が速くなってきています。
ひょっとしたら、小6の課題をやりながら過去の課題を思い出すきっかけになるかもしれません。
ぼくは、何となくそう思います。
まとめ
個別指導の帰りにむすこがこんな事を言っていました。
「あのさ、この間〇〇(ともだち)が”$A^2$”は何?って聞かれたけど分かる?」
「それは、ちょっと先取りしちゃってるね~、中学生になったら習うから今知らなくてもいいよ。答えは”$A \times A$”だよ。2乗って言うと同じ数を2回掛ける事だよ。例えばAを2にすると”$ 2^2=2 \times 2=4$”だね。」
「そうか、2回掛けるんだ!そんなの難しくてよくわからないよ。」
「だから、今知らなくて良いよ。忘れな。」
そのともだちにはお兄ちゃんが2人もいます。だから色んなことを兄から聞いてくるんだと思います。それで、余計な知識をわからないむすこにひけらかすために言って来るのでしょう。
そんなことに負けるな!
先取りしたって、頭が混乱するだけなんだ。
しかし、よく「2乗」って言うことばを覚えて聞いて来たな。
何となくカッコいいから覚えてきたのかな?
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