|
やはり、相変わらず音読は苦手なむすこ(小4ディスレクシア)。
毎日必ず宿題で出ていて、先生も「苦手なら無理しないでいいよ」と言ってくれてるのですが、
そこはまじめむすこ。がんばってしまうので、読んでいるうちにキレ気味になってしまう。
ひどい時なんか、過呼吸に陥る。
なんでそうなるのか、ジーっとみていると、
「行飛ばし」、「行繰り返し」、「読めない漢字」を無理やり何度も読もうとする。。。。。
最近は「読めない漢字」を途中で教えてやると「何で言うんだよ!」と言う威圧感を感じる。
自立がはじまったのでしょうね。余計な事言わずに、尊重してやりたいと思います。
「行飛ばし」、「行繰り返し」は、リーディングトラッカーや定規をあててやるとなんとか収まる。
でも、自分からは取り出さない。
学校ではリーディングトラッカー持たせてるけど、それを取り出すの恥ずかしいらしく「指で追ってますよ」と先生に言われたのでなんとかやりくりしているようです。でも、何で家では横着するんだよ!
と言ってやりたいですが、なんとか自分でやってみようと思ってるのかもしれません。
音声教科書のその後
そんなむすこには、音声教科書は欠かせません。
この2つを使っています。
むすこはどちらかと言うと、前者のペンでタッチする「音声付き教科書」が相性が良いようです。
学校で使うのと変わらない紙の教科書を読んで欲しいところをタッチすると音声が出てきますので、お気に入りです。
音声付教科書でしまった!と思ったこと~タッチペンの充電は忘れずに
「ウナギのなぞを追って」を読むとき
先日、国語が新しい単元に進むにあたって、音読の宿題も新しい読んだことが無い文章を読んで来いとありました。(「ウナギのなぞを追って」光村図書4年下巻)
それで、むすこが音読の代わりに「音声付教科書」のタッチペンを取り出してきました、
「あ、充電が切れてる。。。」タッチペンの電源が入らない事に気付いたむすこ。
ぼくもうっかりしていました。電池じゃなくて、充電だったことを忘れていました。
それで、「デイジーじゃだめか?」と言ったのですが、やる気になってタッチペンにこだわってしまったむすこにはここで変更は効きません。
こだわりが強いので無理やり押さえつけるのは危険です。充電も時間がかかります。
「じゃあ、いい!!」と初見の文章を自分で読み始めてしまいました。
初見の長文を読ませることはとても危険です。
案の定、ぼくが充電のセットをしている間に、読みながら椅子から転げ落ちて顔面蒼白になってしまいました。
「ごめん、ごめん、読まなくていいよ。おとうちゃんが読んであげるから、いい?」
「うん」と言うむすこ。
なんとかぼくが指定箇所まで読みましたが、途中むすこはぼくの音読風景をGoProを使って撮影して喜んでいました。
あー、とりあえずGoProで気が紛れてよかったー
(その動画は、恥ずかしいので公開は避けさせていただきます。)
「音声付教科書」(タッチペンの方)のむすこが気に入ってるところ
日常の教科書と同じ状態で読み聞かせをしてもらえると言うのが良いのでしょう。
「音声付教科書」はそこのところの心配が全く無いのでむすこにはピッタリのものです。
「ディジー教科書」について
男の子ですが、ゲーム機等の直感で操作できるものは大丈夫ですが、説明書を読まないといけないとか、書いてある表示を読まないといけないものは、本当に嫌がります。
説明文はゆっくり読めば読めないと言うものばかりでは無いのですが、おそらくレイアウト的な問題とゴチャゴチャ感があると一気に読む気が失せるようです。
IKEAの組立説明書のように文字が無くても、順番を追っていけば完成できるものも苦手です。
そんな感じですので、ある程度のスキルが必要なもの、コンピュータでは階層が深くなるようなものは手を出しません。
好奇心は旺盛な方なので自分としては不本意だと感じてるでしょう。
デイジーの場合は、ぼくがアプリを立ち上げて用意をしてあげると活用してくれます。
でも、自分から立ち上げてまで活用することはありません。
読み上げを自分で止めることもしません。
最初はデイジーが気に入っていたのですが、タッチペンの方ばかり使うようになりました。
そのうち文章を覚えてきます
初見の文章も、2,3日すると不思議な事によどみなく読めるようになります。
(何????)と思って見てみると、
教科書はほとんど見ていません。
そうなんです、今習っている単元の文章を覚えてきてしまうのです。
さすがに、1週間程度では無理なので時々教科書をチラチラと確認をするように見ていますが、2週間ぐらい経つと、もう教科書は要らなくなります。
家での音声教科書やぼくの読み聞かせ、そして学校でともだちが立って音読している時に覚えてしまうみたいです。
記憶力が良いのかよくわかりませんが、とにかく「教科書を覚えてしまえば、文字を読まなくて良い」と処世術が身についてしまったようです。
それと共に、学校のテストの問題傾向等の要領も得てきたので(スタディサプリのおかげ)、国語のテストもあれだけ悪かったのに、ハマればまともな点数を取ってくるようになってきました。穴埋めを書かせる問題なんか楽勝です。逆に選択肢がある方が間違えやすいです。(良いか、全然悪いかのどちらかです。)
まとめ
今回は、「音声教科書」の活用のその後と、国語についてのぼくなりの分析を記述してみました。
相変わらず、苦手教科の筆頭は「国語」です。
漢字もがんばってるし、テストの要領も自分なりに対策しているようですので、このまま見守っていこうと思います。
強制してやらせても却って混乱を招くだけでしょう。
自分で考えて、行動してるだけまともだと思います。
あーしろ、こーしろ、と大人が言ってもコントロールできるレベルではありませんので、この経験を将来に活用できればと願うのであります。(どう転ぶかは、わかりません。)
※今度配られるタブレットは音声付くのかなー期待してるんだけどなー
コメント