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貧困問題に取り組む認定NPO法人「キッズドア」(東京)は26日、困窮世帯にアンケートを行った結果、小中学生のいる世帯の計60%が子供の夏休みを負担に感じ、短縮や廃止を希望していることを明らかにした。理由は「子供が家にいると生活費がかかる」が最多だった。夏休みは学校の給食がなく、自宅で食事を用意する必要があるためで、同法人は長引く物価高騰の影響で家計が厳しくなっていると指摘している。
「生活費かかる」夏休み廃止や短縮を希望する困窮世帯が60% 民間団体アンケートで判明(産経新聞) Yahooニュース
そんな時代ではないかもしれませんが、夏休みと言ったら、それまで何があろうが、夏休みが始まったら自分の「天下じゃ」と思うものでした。
中学生になると親から「勉強!勉強!」と言われ、逆に外に出してもらえなくなりました。四六時中暑い中、親と顔を突き合わせるのは家にいたたまれない気持ちになり、夏休みが嫌いになってきましたが、小学生中学年ぐらいまではあの夏の40日間は本当にうれしいものでした。
大体は外で遊んでいたと記憶していますが、それ以外にも、あの暇で暇で仕方ない経験はあの頃以外になく、貴重だったと考えています。
うちの中2のむすこなんかは旅行とサッカー以外の日は何をするか、大よその予定を組んでいるようです。
「夏休み、楽しみ〜」期末テストも終わって開放感があるのか、もうすでに何回聞いたかわかりません。
暇な時に「さて、何をしようか?」と考えて、自分のやりたいことを見つけるという経験は、ひらめきを鍛える良い機会でもあったと思います。
大体は本を読んだり、一人で自転車でその辺をうろつく程度でしたが。。。
確かに「生活費」や「光熱費」がかかる、「昼食の支度が大変」などというのは理解できますし、夏休みがもう少し短くてもいいのではないかと、私も在宅なのでそう思うことはあります。
でも、その深い理由に「面倒くさい」とか手間の問題でなく、「困窮」があるとは切なく感じます。
今度の選挙では、子供の問題を掲げている候補者が多くいらっしゃいます。
ぜひとも、楽しい夏休みをすべての子供が経験できるように対策を考えて実行してほしいと思います。
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