PR

缶詰と缶切りとディスレクシアの学習

この記事は約2分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

以前に「缶切りが発明されたのは、缶詰が販売されてから約50年後(実際は48年)」と聞いたことがあります。

缶詰はそもそも軍隊用の携帯食で、缶切りが無かった頃は兵隊さんがもっているハンマーや銃剣で缶を開けるようにと指示があって、軍隊だからみんなその指示にならって食べていたそうです。

ところが、缶詰が流行病等のせいで一般でも必要とされる時になって、缶切りが出来たと聞いています。

今のあたり前に利用している技術だって、一般に使われるようになるのに長い年月を要しているものが多いなぁとこの齢になると思うものに気付きます。

その事例を語っていくとキリがないので割愛しますが、自身のご経験を辿って行くと思い浮かぶものがあると思います。

そんな缶切りの話で何が言いたいのかと言うと、新しいアプローチや方法が問題解決に導入されるまでに時間がかかることであって、同様に、ディスレクシアの学習者にとっても、彼らに最適な学習方法や支援が見つかるまでには時間がかかることがあるということだとかんがえているからです。

しかし、一旦適切なサポートや方法が見つかると、彼らも他の人々と同様に素晴らしい「本人なりの」学習成果を達成することができます。

とは言っても、これまでの積み上げで厳しいものがありますので、レベル的にはかなり劣るものかと思いますが、日常暮らして行くためのスキルを学ぶ事や、一番大事な多少学力が劣っていても自信をもって何とかできるスキルを持つことが出来るようにしてあげたいのです。

重要なのは、ディスレクシアの学習者に対して理解と忍耐を持ち、彼らが必要とする適切な支援を提供することです。

そのような支援が提供されることで、彼らも自分の能力を最大限に発揮し、「それなり」学習の障壁を克服することができる。

そう信じて止みません。

たぶん、つづく。。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました