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中1むすこの勉強はほとんど、妻に取られてしまいました。
ぼくは横で見ている形です。
英語はやればやるほど、中学校が迷走しているように感じます。
むすこが得意な会話もやらないといけないけど、昔ながらの単語の暗記、英文を作る、和訳を作ることもやっています。。。
しかも、グラマー的なものは、端っこに追いやられていて、むすこなんかは文法を「知らねー」と言っています。
「グラマーやるなら、英会話をやれ!」って言う天の声が聞こえてきそうです。
今の中学生の英語は、小学生英語を覚えていることが前提。でも、あんな楽しい英語の授業は中学校では無い。
2年程前までに中学初期に習っていたような基礎的な英単語は、小学校でやっていたと言う事の前提で、授業が進められています。
でも、小学校英語であんなに楽しそうだったむすこの顔は全くありません。
それに「これって、高校生レベルの単語じゃね?」と言うものも見られます。
そう見ると小学校英語とのレベルの差を埋める為に、夏休みの課題で英語だけがやたら多かったのも頷けます。
綴りも英語独特のものもあるので、力業で覚えないといけないと言われる。
従って「書いて覚えろ」と言う、アナクロちっくな事を言われます。
12,3歳の少年少女にあれだけのものを習得させるのに必死なのでしょう。
学校の先生の世界がどんな世界なのか、知った事ではありませんが、先生に課されたものが多すぎなんじゃね?と思われるものが透けて見えてくるようです。
その課されたものがこどもたちにも伝わって「理解してくれない」、「覚えてくれない」子が増えてきているはずです。
そして、鼻からもうあきらめてしまう子、これまで勉強は出来ていたのに、急に難しくなって出来なくなってしまう子、それぞれいて先生も悩んでいることでしょう。
そんな事が、定期テスト、ワーク、宿題に表れているようにぼくは感じます。
はっきり言って、中学生の英語教育は迷走段階に入っているのではないかな?
うちのむすこは耳や雰囲気を掴むことだけは得意な子です。
従って、発音や会話(コミュニケーション)だけは、不思議と何となく出来てしまっています。
「海外に行きたい!」と常々言っていますので、きっとどこの国に行っても会話だけは通用してしまうと思います。
しかし、現状、日本の学校の実際のテストは書面で提出です。
まだ定期テストと言う形式自体に慣れていなくて、混乱しているところも見られます。
その混乱を何とかしてあげたいのですが、特性からなかなか難しい。
きっと「駅前留学」みたいなところに行ったら、イキイキと勉強できる特質だと思います。
配慮してくれた。
先生に配慮を出来るところからお願いして、少しづつ改善するしかありません。
今回の、中間テストのフォント(UDにしてもらう)、教科毎に違和感のある問題用紙等のフォーマットを出来るだけ共通化していただくようにしてもらい、統一感を出してもらいました。
他のお母さんにも「そう言えば、見やすくなってたかも。」と少しの事ですが気付いてくれました。
むすこ自身が見やすくなったかはわかりません(笑)
学力向上について
次は本人の学力の向上です。
今回記述している、英語についてはすぐに点数に結び付くのは難しいので、得意なところから責めていっています。
- フォニックス発音
- 英会話
- 日常使いのことば
- 英文やことばの成り立ちの約束
- 触りグリフ
これと教科書をもう一冊購入して、教科書に沿って、たった20分を毎日自学をしてもらっています。
妻も「こんなに英語を勉強することってなかったよ」と言っています。
いまのところの救いは「発音」が良い事。
話すことだけでなく、なぜか聞き取る能力も、ぼくより間違いなくよくなりました。
さすが中学生です。
吸収が可能なものはどんどん吸収できるものもあるなと感じます。
得意なところを活かしながら進めて行って、1年後2年後につながって欲しいと願うところです。
英語何て学力なのか??疑問に思うおとうちゃん。
でも、ほんとは「英語」なんて学力の問題かな?と疑問を感じています。
数学とかと違って、言語なんだから使えてなんぼでしょう。
「英語」の成績が良いからって、学力が高いと言うレッテルは違うと思います。
そもそもの英語教育の考え方を間違っているように感じます。
いっそ中学時代から、「会話コース」「文献読解コース」などなどに分け、比重を置いたコースを作るのがいんじゃないかい?
生徒のそれぞれの特性を活かして。英語に関してはね。
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