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一昨日、むすこが中学に入ったら「サッカーのクラブチームに入る!」と言い出したことを記述しました。
言われたは良いが、こっちはどんなチームだか?場所も分からないし、どんな方が経営されているのかコーチをされているのかもちっともわからない。
色々調べてると、この間U-12で大会に誘われたチームらしい。
U-12は自分達よりあまり強くなかったらしく、そこへ自分たちも行って強いチームにしようと言うことだそうです。
うん、うん、志はすごいな。
強いチームにもしなれが、注目もされると思うので色々と楽しい事があるかもしれませんね。
夢がふくらむ6年生達です。
取り敢えず体験練習行こう!
入団は来年度になりますが、まずは体験練習から。
でもひとりでは行きたくないむすこ、もう既に申し込み完了したともだちを誘って行く事にしました。
夏休み中とは言え、平日の夕方に行われます。
連れて行けるのは、時間が自由になるのは自営業のぼくだけ。
色々調整してその時間は予定を入れないようにスケジュールしました。
「だれが連れて行ってくれる?」とむすこ
「おとうちゃんが行くよ。自転車で良いっしょ。」
「おとうちゃん、大丈夫?行ける?無理しないでよ」と余計な事を言う妻。やべーよ、むすこが心配するじゃん。
「大丈夫だよ。なんだったら車で連れて行くよ。」
その会話を聴いていてむすこ。。。急に表情が暗くなりました。
「もう、そこ行かなくていい」と出し抜けに言い出しました。
「なに~!!なんでそんな事言うんだ!たかが体験だぞ!!まだ小学生だからこどもだけで行けるってわけじゃねーんだぞ。」
こっちとしては、むすこの希望を叶えるために、スケジュールや体調の管理をその日に合わせてやらないといけないと思って、ぼく自身の中で段取りを付けているところです。
それに、おともだちも申し込んでいるにも関わらずその日に一緒に体験に行ってくれると約束をしてくれています。
あんたのひと言で混乱が始まり、みんなに迷惑がかかります。しかもそのおともだちはむすこが行く気になってとても喜んでいるとお母さんから聞いています。
「なんで?行きたくねーのかよ」
「行きたい。。。」
「じゃあ、なんでそんな事言いやがるんだべよぅ。」
どっかの取調室じゃないんだから、怒りながら言ったって、答える訳はありません。
そこは妻が聞くと、付き添いにあたって、ぼくの体調を気にして心配してくれて不意にそんな事を言ったそうです。
やさしいむすこ
まだまだ怖がりかな?
小さい頃から、心配な事があると過度に心配が増幅してしまうむすこです。
あー見えて、まだ小学生です。怖がりなところもあります。
しかも、軽く済んで良かったとはいえ、親の大病(脳梗塞)を目の当たりにしたばかりです。
入院するぐらいならまだしも、それ以上の事を想像してしまうのでしょう。
遠慮、自分のやりたいことと、我儘
やさしいむすこです。
これだけを聞くと、思いやりがあってやさしい気持ちをもった良い子に育ったなというお話しになるでしょう。
4,5年生の物語ならそれで「よしよし」と言って頭をなでなでして締めくくりです。
しかしもう6年生。来年は中学生でこれからの人間です。
昭和40年代初頭に生まれたぼくとは全く違います。
親や他人の気持ちに先回りして遠慮するばかりではなく、自分のやりたいことは是非とも通して欲しいと思います。
決心してやりたいことを通すのは我儘でもなんでも無いです。
親と意見が合わないからと言ってもそれは我儘ではありません。
むしろ我を通そうとする親の方が我儘なのかもしれません。
親はこどもがやりたいことの道は作るのが仕事です。
後は、自分にしか出来ない事や、やりたいことを努力して精一杯実現できるようにがんばって欲しいものです。
今回のむすこの反応を見て、ぼくはそう言う考えなんだろうなと強く思ってしまいました。
まとめ
サッカークラブチームへの申し込みにあたって、ひと騒動あった時のことを記述しました。
ディスレクシアなむすこですが、WISC検査等では測れないものも努力して励んでいると見ています。
自分で積極姿勢で努力したものは決して将来に無駄にならないと思います。
ぼくも、むすこの気持ちを汲んで出来るだけの事をしてやりたいと思っております。
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